ルービックキューブで、心と向き合い始めた②
ルービックキューブを回して、
自分の感情が全く出ないことに怖さを感じた。
①のお話の続き!
翌朝、目覚めると頭の中に浮かぶのは、
ルービックキューブを回す、私の手。
あぁ、早く回したい。。。!!
そんな気持ちになっていた。
すぐに1階に降りて、
一人でルービックキューブを回し始めると、
昨日教わったポイントが
頭の中で復唱される。
あ、そうか、これはこっちか。
3回失敗したけど、なんと、
一人で元通りにできた!!!
おお〜私、すごい!!!
あ、、、感情出てる!!!!
すぐに教えてくれた人に伝えた。
「私、失敗3回くらいしたんだけどさ、
なんとかできて嬉しかった。」
あ、また癖だ…。
失敗したというのを強調していて、
「嬉しかった」という言葉は、どこか棒読み…。
でも、この時、
「あ、また私の癖が出てたよね。」と言えた。
そこに気づけてるのがまずは第一歩だよ、
と言ってもらえた。
よく友人から言われてた言葉が頭に浮かんだ。
「本当に嬉しいん?」
「あんまり嬉しくなさそうw」
なんで私の気持ちって伝わらないの、
と半ば諦めていた。
でもルービックキューブを始めてから、
思っている以上に
自分の感情を出していないことに気づいた。
たしかに、私って感情が出てくると、
頭の中でその感情を感じて、
自分の気持ちを言葉にする前に、
他の人の感情に目を向けている。
「こう言ったら〇〇さん、
もっと笑顔になりそう!」とか
「今、私がこの気持ちを伝えるのは、
場違いだよね。」とか、
すぐに他の人のことに気持ちをすり替えている。
達人の域だ、、、、、、。
だからこそ気づけなかったんだ、、、、、。
「そもそも、ルービックキューブを
一人で回せたのが凄いんだよ」
と言ってもらい、
「ああ、そっか、これって凄いことなのか。」
ともう一度、自分の感情に向き合う。
「あ。確かに私、凄いよね、、、!」
あぁ、自分の心ともっと向き合いたいな・・・。
また、ルービックキューブを回した。
続く