漢字カードを作ったワケ-漢字どのくらい理解できた?-スタディチャレンジ
こんにちは。婦人です。
私の運営するサイト、スタディチャレンジには「漢字カード」機能が付いています。
このnoteでは「なぜ漢字カードを作ったのか?」を紹介します。
スタディチャレンジについてはこちらのnoteに書いています。
計算カードの次は漢字カードでしょう
元々は「はじめから算数嫌いになってほしくない」親心で、数の合成と分解が練習できるWebアプリを作ったのが始まりでした。
次に、計算カードの宿題をやるのが親として色々と面倒だった、6つのめんどくさいを解消したくて、計算カードWeb版を作りました。
計算カード、ときたら漢字カードも欲しくなるところです。
スタディチャレンジに国語の機能は全くなかったので、それなら漢字カードを追加しようと作りました。
漢字を読めているのか?…怪しい1年生の終わり
そう思ったとき、ちょうど小学1年生も最後の頃でした。
私の子は教科書に出てくる漢字は読めているけれど、学校で使っていないワークなどの漢字の読み書きができないことが多くありました。
学校でやったものはできるけど、それ以外の応用が効いていない、と言えるでしょうか。
日本の漢字は一つの文字で複数の読み方をします。漢字単体だけでなく、送り仮名をつけてさらに色々な読み方をします。
アルファベットならAは「えー」なのに、「良」という漢字は「りょう」と読みます。
「良い」とすれば「よい(いい)」と読みます。「りょうい」ではありません。
「良し」とすれば「よし」と読みます。「りょうし」ではありません。
普段自然と読んでいる漢字ですが、1文字取っただけで本当に色々な読み方があります。
これが1年生だと80文字。読み方パターンを加えるともっとあります。
漢字を「読む」練習で漢字カード
たくさんある漢字の読み方。読み方だけにしぼれば、知っているか知らないかの二択です。
1年生の常用漢字とひらがなを使った漢字のデータを作成しました。
その漢字データをすでに作っていた計算カードの仕組みにあてはめて…完成です。
漢字データ作成に一苦労
開発作業は文字にすると短いですが、漢字のデータ作成がすごく大変でした…「1年生の常用漢字80文字とひらがな」を使うので、大人が日常的に使う漢字が使えない場合が多いのです。
たとえば「校外」。「外」は1年生では習わないのでひらがな表記になります。
この「習っていないからひらがな表記にする」調整が本当に地味で大変な作業でした。
「この漢字はこういう読み方もするんだね!」
作って早速子どもにやってもらいました。
そうしたら「この漢字はこういう読み方もするんだね!」とのこと。
読み方を知っているか知らないか、という話です。
その後もたまにやって、色々な読み方を見て学んでを繰り返していました。
同時に問題集等で漢字を紙に書く練習も合わせていき、1年生の漢字は完璧になりました(おそらく)。
こちらからお試しいただけます。
フラッシュモードも追加して「フラッシュカード」に進化
その後、「タップすることが面倒」となり、タップを自動化する機能を追加しました。
その名も「フラッシュモード」。これでフラッシュカードとしても使えるようになりました。
フラッシュモードについてはこちらを参照してください。
スタディチャレンジはよくある会員登録なし、無料ですぐ使える
こんな経緯で公開したスタディチャレンジ。公開するなら会員登録なしで、使いたいときに無料ですぐ使えるものが良いなと考えていました。
スマホのアプリを起動してすぐに使えるように、ブラウザでスタディチャレンジのサイトを開いて、やりたいものを選んですぐに使えるようになっています。
やる側としたら、登録などというまどろっこしいことはしないで、とりあえずさっさと起動してやってみたいじゃないですか(自分の本音)。
仮に登録があったとしても、登録しなくてもおおよその機能は使えるものだと助かりますよね。だから会員登録なしでやっています。
(もし会員登録機能をつけるとしたら、学習記録を個別に保存したい要望が出たときかなと思います。当面の間はつける予定はありません。)
まとめ
計算カードとくれば、次は漢字カードでしょう!
また、小学生の漢字は学年があがるごとにどんどん増えていきます。
おろそかになっている漢字が多いと、この先大変になってしまうかも…
漢字は日常的に使うものです。
学校で習う読み方を知らないと、生活していく上で困ることも多くなるかもしれません。
復習や定着の練習に使っていただけると幸いです!