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「便利」に負けない「習慣」を築く

一つ前の記事にも繋がっている話なのだけど、今更ながら「習慣」は大切だと思う。

とある研究によると、66日で習慣(しようとしていること)はストレスなく、思考せずにできるようになるのだとか。

「筋トレしなきゃ」といろんな葛藤をしながら続けると、66日頃に「はい〜。」くらいな自然な感じでいつの間にか筋トレしているのだという。
まあ、その66日がきついんですけど。笑

さらには、一般的な「成功者(夢を叶えた人たち)」ジョブズ・ザッカーバーグ・オバマなどなどの著名な方々の多くが共通して「感謝を文字に起こす」習慣があるのだとか。
夜寝る前に今日感じた感謝を文字に起こしたり、朝起きて今日の自分のありたい姿を書いたりするらしい。

この辺は、ビジネス書的な内容になってしまうのでさておき、最近は、「便利」に「習慣」が奪われていると感じる。

道具が少ない時代。
朝起きて空を眺めて、背伸びをしてお散歩してからご飯を食べたかもしれない。
縁側に座って、ゆっくりお茶を飲む時間が毎日あったかもしれない。

いずれにせよ、時間に余白があった。
その余白に、人は「感謝」や「ありたい自分の姿」を想っていたのだと思う。

今は違う。
便利になったおかげで、朝起きたらまずスマホを見る。通知を確認し、SNSを開く。
1日の始まりにやることは「他の人が何をいっているか」の確認だ。

自分に目が向きにくい。結果、自分のことがわからないから、自分のことを好きになりにくい。
ざっくりだが、こんな感じだろう。
幸福度が下がるのも、当たり前と言えば当たり前かもしれない。

だから成功する人(夢を叶える人)は、習慣を作って意識的に瞑想して自己対話したり、感謝に目を向けたりする。

そういった、本来生きるために「本質的に大切」な言語化しにくい部分が、「便利さ」に奪われている。

もちろん便利が悪いわけではない。
便利な時代だからこそ「意識して習慣を作る」が求められる時代なのだ。

特に、コロナによる世界の混乱はまだまだ続く。
自分の「ありたい姿」を日々意識する習慣があるか。
「感謝」に目を向ける習慣があるか。
そのための「自己対話」を習慣化しているか。

2021年は、周りの人と「習慣」を構築して、その後の人生の土台になる一年にしたい。

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