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ホームとバトルフィールド

平井がお送りします。

最近、新しい方法で、エンゲージメントを表現できるような気がしているので、これを読んでいる人にお伝えしたいなと思います。
それは、ホームとバトルフィールドの違いであると言う説明です。

下の図を見て下さい。


緑色の部分は、 自分のホームであると言う感覚がする場所の広さを表しています。
ホームと言う感覚は、「自分の居場所」「 自分が助けたいと思う仲間がいる環境」「 自分が本来の自分をさらけ出し、強みを生かせる場」「 自分が弱みをさらけ出しても、周りの人が受け入れてくれる場」 と言うイメージです。

バトルフィールドというのは、「 自分にとって、敵のような存在の人がいる場所」「 常に緊張感があり、戦わなければいけない感覚の場」「 損得での勝ち負けが意識され、 どちらかが勝てば、どちらかが負けると言うゼロサムゲームが 行われるような場所」です。

同心円は、 自分個人からの距離の近さを表しています。真ん中に自分がいて、その外側に周囲の数人が入ります。その外側に、自分のチームが広がっています。そして更にその外側には、会社と言う単位があります。

左側の図では、そのホームと言う感覚が会社まで広がっています。
右側の図では、そのホームと言う感覚が自分の周り数名だけでとどまっています。

もちろん、左側がエンゲージメントが高い状態で、右側はエンゲージメントが低い状態です。

ホームと言う感覚がなくなると、常に自分は緊張感にさいなまれます。少しでも気を許せば、自分が損をしてしまったり、孤独になると言う恐怖の中で、文字通り、戦っていかなければいけない状態になる。

本来、会社の外に出て戦っていかなければいけないのです。
会社の中では、しっかりとホームという感覚がして休むことができ、自分の力を再度チャージするような状態が必要なはずなのですが、エンゲージメントが低い人にとっては、周りの人さえもバトルフィールドになっているので、 常に心が休まる事はありません。

そうなると、もちろん、会社の外に対する価値の提供は低くなっていきます。
さあ皆さんは、ホームと言う感覚は、どこまで広げることができているでしょうか。

自分のエンゲージメントを知るための一つの目安として見てください。


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