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「共同体感覚」と「主体性」の関係
2022年8月から Engagement Run! に参加している、草野球が大好きな、駆け出し人材戦略メンバーです。
今回は、「【エンゲージメントナレーター初級】エンゲージメントと主体性の関係(毎月)」のクラスで感じたことを共有します。
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※リンク先はAcademyメンバーのみが参照できます
共同体感覚とは「遠くを感じる」こと
共同体感覚とは、アドラー心理学において「自分は共同体の一部である」という感覚や他人への関心を向けることを意味しています。
例えば、職場という環境で他者との繋がりを意識するとき、目に見えるチームメンバーや顧客の窓口だけではなく、自社内のサポート部門であったり、顧客企業やその先の社会全体を意識することができるか、あるいは、時間を超えて過去や未来の人々との繋がりを感じることができるか、というのは、自分の現在地から「遠くを感じる力」がどれだけ鍛えられているかが影響すると考えます。
遠くの繋がりを意識できるようになるほど、家庭や地域など様々な共同体の中で人と繋がっている感覚が磨かれます。
主体性を発揮することとの共通点
エンゲージメントを学ぶとき、主体性と共同体感覚にしばしば注目が集まりますが、個人的には、「遠くを意識できるか」という部分に共通点があるように感じます。
主体性がいかに発揮できるかということは自分の選択について、自分の人生の責任を引き受けることができるか、ということですが、こちらも今の状態から「遠くにいる自分」を感じることができ、その自分と対話することができるか、という解釈もできると思うからです。
自分に意識が向くような組織では難しい
共同体感覚における、自分から遠くを感じるような視点を持ちやすいかどうかは、周囲の環境からも影響を受けます。
自分を中心に考える必要があるような、心理的に安全ではない環境では、自分の外部やさらに遠くに想いを馳せることは難しいでしょう。
共同体感覚を養うためには、環境づくりから取り組むと良いかと思います。また、「遠くを意識できるか」は、その時の心理状態にもよると思いますので、チームの状態や心の状態の変化についても、注意深く観察すると良いかもしれま