大石明弘 プロフィール
はじめまして。大石明弘と申します。
このNoteでは、マガジン
「武蔵野シェアハウス発、辺境の山旅」
の連載を綴っていきます。
十代の頃、アルピニスト野口健さんと共に東京・武蔵野の木造一軒家で暮らし、辺境の山々を目指していまいした。
野口さんと出会って3か月後には、エベレスト登山隊の一員としてヒマラヤへ。
そしてその3年後には、平出和也君とヒマラヤ8000m峰に登頂。
20年が経った今振り返るとかなり異様な日々・・。
それを綴った私小説風のエッセイです。
ぜひ「マガジン」のページでそれを読んで頂きたいのですが、こちら↓のページでは自分のプロフィールを掲載したいと思います↓。
大石燃料三代目
私は日本アルプスからヒマラヤの8000m峰まで様々な山々に行った経験をもとに、静岡市清水区で地域に根差したプロパンガス屋・大石燃料を三代目社長として経営しています。
数々の過酷な登山経験とそこから実感した「炎の大切さ」を胸に、環境負荷を最小限に抑えたエネルギーのベストミックスな暮らし方を地域密着型で提案しています。
山男チーム
この数年は、エネキコリ®の久米歩さんと「山男チーム」を組み、ソーラーとハイブリッド給湯器で、エネルギー使用のより少ない生活をお客様にご提案してきました。
山岳ライター
副業で山岳ライターとしても仕事をしており、山岳雑誌の『山と溪谷』や『ROCK&SNOW』に記事を掲載して頂いております。
登山の多くのことは、谷口けいさんから教えて頂きました。
ご友人だった方々へのインタビューも繰り返し、彼女のライフストーリーを綴った
『太陽のかけら ピオレドール・クライマー 谷口けいの青春の輝き』
を2019年に上梓。
この『太陽のかけら』は、「本の雑誌」が選ぶ2019年度ベスト10に入りました。
そして韓国版も発売。
アメリカの『ALPINIST』誌にもダイジェストを掲載して頂きました。
共著には
『日本人とエベレスト―植村直己から栗城史多まで』
があります。
この本で「梅棹忠夫・山と探検文学賞」を受賞させて頂きました。
休日は山へ
休日には、登山を行っています。
「時間がなくて大きな山には行けない」
そんな社会人の常識を覆すべく、週末で行ける最大限の登山を行っています。
たとえば、
南アルプス3000m×7座 34時間
北アルプス3000m×8座+ジャンダルム 12時間
冬の富士山、海抜0mからの日帰り登山
などなど↓↓↓。
2022年、アラスカ・ハンター北壁を登攀
2022年には、少し長いお休みを頂き、アラスカ・マウントハンターへ。
その北壁から登頂しました。
しかし、そこでは悲しい別れがありました。
同行してくれたカメラマンの平賀淳さんが、遭難してしまったのです。
平賀さんと僕は、20代前半からの仲で、彼の映し出す映像からはいつも強い刺激を受けていました。
厳しい中にも美しい世界に魅了され、地球が放つ光や見たことのない風景に出会えることに感動し、自然と自然を舞台に挑む人に魅せられ、それを映像と写真で表現してきた平賀さん。
彼の分まで生きようと心に誓い、私はさらなる山を目指しています。
2024年には平賀さんが撮影に来てくれるはずだったパンドラという山に挑戦したいと思っています。
2023年に刊行された『太陽のかけら』の文庫版では、「文庫本版あとがき」にその気持ちを書かせて頂きました。
こちらもぜひご一読頂ければ幸いです。
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