瀬戸内国際芸術祭・小豆島(イントロダクション)
瀬戸内国際芸術祭をめぐる旅行、宇野から直島、直島から豊島、豊島から小豆島に渡り、小豆島から新岡山に戻って帰路についたのだが、直島や豊島と規模感が全然違って、小豆島は不完全燃焼だった(最初から覚悟はしていたが)。
瀬戸内海で2番目に大きい島(って一番目は淡路島だよ)で、小豆島一周の100㎞ウルトラマラソンが開催できる位の大きさ。人口だって、直島が3000人ちょっと、豊島は1000人切ってしまっているのに対し、25000人位いる。小豆島の各地点にある芸術祭参加作品を見て回るにはチャリやバスでは効率悪すぎるだろう、ということでレンタカーを借りて回ったが、それでも全然回り切れず。道路は渋滞することはなく、信号機も要所要所に少しあるだけで、ストレスのない運転環境ではあったが、9時前から屋外作品の鑑賞を始めて、17時のフェリーで島を去る(16時半には土庄港に戻りたい)というスケジュールだと、島の北東部の福田地域や北岸の大部地域は立ち寄る余裕なし。『二十四の瞳』の話を書いた時に既に書いたように(ここ)、南岸内海地域から見て対岸にあたる岬(田浦地区)だって行けなかった。
泊まっていたのが三都半島のたもと辺りで、三都半島の芸術祭参加作品を見るだけでかなり時間がかかり、その後、道の駅小豆島オリーブ公園で一休みし、醤の里地域で芸術祭参加作品を見て回り、内海地区の讃岐うどんの店で昼食、その後島の中心部、寒霞渓(標高600m以上ある)までがーっと上がり、青木野枝「空の玉」に感銘を受ける。もう時間切れで福田や大部を諦め、土庄方面へ山を下っていくが、すごい急勾配で、ブレーキ効かなくなった車のための退避ゾーンが3か所も設けられているおそろしさ。沿道に猿多発。
土庄で世界一狭い海峡としてギネスブックにも出ている土渕海峡を見て、迷路のまちで芸術祭参加作品を幾つか見る。時間切れぎりぎりだったが、エンジェルロード(引き潮の時だけ向かいの小島まで道が出てくるモンサンミッシェル的な観光地)を一瞬だけ見て、土庄港に戻る。最後は息切れ状態。
芸術祭参加作品はあらためて投稿予定。それ以外の写真を何枚か。
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