2000年前から語り継がれる、ストーリーテラーのための1つの真理とは?
その昔、マルタとマリアという姉妹がいた。
これはイエス・キリストが姉妹の家を訪れた日のことだ。
姉のマルタはイエスをもてなそうと、忙しなく働いた。
しかし妹のマリアはイエスの話をずっと聞いていた。
マルタはそんな妹を非難する。
するとイエスは姉のマルタに、こう言ったのだ…。
「マルタ、あなたは多くのことに心を配り、思いわずらっている。しかし、大切なことは1つしかない。そしてマリアは良い方の選択をしたのだ」
…と。
本当に大切なことは、意外と少ない。
これは2000年前から聖書の中で語られている真理の1つです。
僕らも日々を振り返ると、ドキッとすることがあるかもしれません。
つい目の前の雑務に気を取られ、本当にすべきことを忘れてしまうことも…。
誰もがマルタになりうる。
真実を語るストーリーテラーになるには、マリアにならなくてはいけません。
「本当に大切なこと」を選ぶのです。
なぜなら、それがあなたの成長に繋がるから。
「明日やろうは、馬鹿野郎」という言葉があります。
それと同時に「明日できることは、明日やれ」かもしれません。
今日しかできないことを、今日やるのです。
そしてその本当にすべきことは、意外と少ない。
今、あなたの目の前の作業は、本当にすべきことですか?
その作業は、あなたの人生を作るものでしょうか?
その作業の延長線上に、あなたの成長した姿はありますか?
ブランドだって同じ。
目先の利益に溺れてはいけません。
ブランドとして一貫した物語を語るには、活動を選択する必要があります。
スターバックスは、利益のために顧客の回転率を高めようとしてはいけません。
それは短期的な利益に繋がるかもしれないけど、「サードプレイス」というスターバックスの物語は破綻するから。
短期的な利益よりも、大切なことがあるのです。
だからこそ、本当に大切なことを見極める審美眼を持とう。
本当に大切なことを選んできた人が、人々を鼓舞できるのだから。
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