99%の人が勘違いしている物語の本質とは?
物語と言えば、映画や小説が思い浮かびますよね?
そのせいで僕らは、ある思い込みをしてしまうのです。
物語の本質は言語であると。
しかし、これは間違いです。
言語は物語を伝える媒体のひとつでしかない。
空気が音を伝える媒体であるのと同じです。
実は物語には、言葉よりも大事な本質があります。
それが「理想と現実の隔たり」です。
なぜなら僕らは、理想と現実の隔たりを感じるからこそ、理想へ向けて旅を始めることができるから。
ただ、理想と現実の隔たりを埋めるのは、そう簡単にはいきません。
簡単にダイエットに成功するなら、誰も苦労しませんよね?
だからパーソナルトレーナーが存在するわけです。
このように、ブランドは顧客の理想と現実の隔たりを埋める手伝いをします。
ブランドは、ルーク・スカイウォーカーにとってのヨーダです。
おるいはハリーポッターにとってのダンブルドア校長とも言えます。
忘れてはいけないのが、顧客の理想には信念が関わっていること。
美しさに価値を見出す信念があれば、ダイエットを成功させたいはずです。
逆に美しさに興味のない人もいる。
だからブランドは、どんな信念に基づく理想と現実の隔たりを埋められるかを、明確に伝えなければいけないのです。
理想と現実の隔たりを感じると、そこに物語性が生まれるから。
物語を伝えるとき、言葉の表現も大切ですが、理想と現実の隔たりが表現されていなければ意味がないのです。
言葉は、理想と現実の隔たりを伝える媒体のひとつに過ぎないのだから。
さらに言えば、物語は表現方法としても言語に縛られません。
では、言語以外の表現方法とは、何なのか?
その話は、次の記事に譲りましょう…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?