ビジネスにもっと物語の力を活用する方法とは?
ビジネスの成功にストーリーが必須であることは、誰もが知っています。
しかし、実際にストーリーを使えるかは別問題です。
実は、ストーリーを表面的にしか捉えられず、うまく活用できていない人がほとんど。
では、どのように考えればいいのか?
それは「物語の構造を使う」ということ。
物語には目に見えるキャラクターや、出来事といった形式のほかに、構造的な原理があります。
それは以下の3つの要素です。
■状況
■問題、複雑化
■問い→主張
スーパーマリオで考えてみましょう。
■状況:マリオはピーチ姫と仲良く暮らしていました。
■問題、複雑化:ところがクッパがピーチ姫を攫って行ってしまいました。
■問い→主張:マリオはピーチ姫を助け出せるのか?→正義は勝つ。
このように、物語を構造的な原理として理解するのが肝です。
そうすれば、日常のあらゆるシーンで物語の求心力を活用できます。
もちろんビジネスでもです。
例えばメール1つとっても、読まれなくては意味がありません。
ストーリーの構造を使えば、あなたのメールを読んでもらう確率は高まります。
メールの冒頭を上記の物語構造に当てはめてみてください。
ビジネスの現状
↓
問題の発生により状況が複雑化
↓
どうすれば解決できるか?
↓
あなたの主張
この構造は、人間が自然と読み進めてしまう物語の普遍的な原則なのです。
もっと例が欲しいですか?
じゃあ、この記事を最初から読み返してみてください。
なぜ、あなたがこの文章をここまで読んでしまったのか、その謎が解けるはずですから。