物語の法則から読み解く人生を変える唯一の方法とは?
誰もが人生をもっと良いものにしたいと思う。
環境が変われば…
人間関係が変われば…
お金があれば…
そういう変化を望んでいる。
でも現実を見ると、ほとんどの人は人生を変えることができない。
なぜなのか?
それは「自分の周りの環境(人生)を変えるためには、自分が変わるしかない」という法則を理解していないから。
物語は主人公が問題を解決するためのプロセスだ。
物語のはじめでは、主人公は問題を解決するために、外部的なものを求める。
「コレさえあれば問題は解決するはず」
「コレさえ達成すれば問題は解決するはず」
そう思っている。
ただ、主人公は気づかなければいけない。
本当の問題は自分の中にあることを。
そしてその解決策も、自分の内にあることを。
あなたの好きな映画を思い出してほしい。
物語の後半で主人公が大きな行動をするとき、必ず主人公が自分の意思で決断しているはずだ。
もし、脇役に指示されて主人公が行動していたら、その脚本家の映画は今後は観ないことをお勧めする。
なぜならその脚本家は、人生の真実が見えていないから。
人生は自分が変わり、決断し、行動することによってのみ変えることができるのだ。
「でもそれって映画の話でしょ?現実は違うんじゃない?」
…と、思っただろうか?
それは違う。
物語が人生の真実を映し出しているのは、必然だ。
なぜなら真実味のない物語は、時の淘汰に屈して消えてしまったから。
数千年(あるいは数万年)もの間、物語は語られ続け、その過程で真実が受け継がれてきた。
だからこそ僕らは、受け継がれ、生き残った物語に心が動かされるのだ。
脚本講師の世界的権威であるロバート・マッキーが「ストーリーは人生の隠喩」と言ったのは、そういう意味である。
さて、あなたは今日この瞬間から自分を変えることができる。
あなたが変われば、あなたの周りの環境は変わる。
あなたの人生の脚本は、あなたが書き換えられるのだ。
さあ、あなたの物語を生きよう。