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「webtoon文化が広がる」について考えていること
はじめまして。
縦スクロールコンテンツの事業に携わっている遠藤と申します。
推し作品のガチ恋粘着獣がドラマ化ということで、とても楽しみです。
最近、会社の期が変わったこともありそこそこ忙しく…それは置いておいて、期が変わったタイミングであらためて私が統括しているwebtoonのチームの動きについて振り返りを行ったり、ミッションの再確認などを行いました。
そこであらためて、自分なりにより多くの人にwebtoon文化が広がるってどんなことだろうな〜と考えてたのでちょこっとここに書いておこうと思います。
一つはやっぱりヒット作品が出てくることなのかなと思います。
特にアニメがヒットすると一気に裾野が広がりますので、俺レベのアニメ化は楽しみだな〜と。(これは前にも書きましたが)
もう一つ考えているのは、webtoonを描く人、描いてみたいと思う人が増える、ということなのかなと。そしてそれにはwebtoonを描く、発表する、というハードルがもっと下がることが必要なのかなと思います。
韓国のwebtoonの文化は、日本の漫画に近いといいますか、スマートフォンもない、PCの時代から個人が創作して発表する、というところから発展した文化でした。一方で、日本におけるwebtoonの文化は韓国からコンテンツが輸入されてきて始まったものだと考えています。(もちろん、4コママンガやpixivとかでいう爪楊枝マンガなんかは日本でもありましたが、所謂webtoon、というやつです)
日本のプラットフォームで展開されている韓国のwebtoonは韓国で結果が出ている作品が展開されているケースが多いようでハイクオリティな作品が多くなります。そういった作品だけが多く目に入ると、描いてみよう、発表してみよう、というハードルがどんどん上がっていってしまうな〜と思っているのです。
このハードルができる限り下がって、たくさんの人がwebtoonを描くようになったらどんどん広がっていくんだろうな〜と考えています。
私は、webtoon表現の良さはこんなことなのかな〜と思っています。(他にもたくさんあると思いますが、大きな部分は、みたいな感じです)
読むための訓練が不要で、スマートフォンでスクロールすれば読めるので読みやすく、グローバルで読まれるようなコンテンツになりやすい
縦の表現ということやカラー表現が多いことによって、キャラクターやシーンが映える
縦画面ならではの表現
このような、よさ、の部分にも目を向けつつ描くことが「楽しい」と思う人を増やしていきたい!みたいなふうに考えています。
ということで
pixivではタテヨミトライという企画を実施中です!
これも一つ、タテで描いたことない!って人が描いてみるきっかけの一つになったら嬉しいなと思っています。
最近、いくつかの賞なんかも見ることも増えて、コルクスタジオさんがやっている縦スクマンガ賞は全作品講評、という取り組みをしていてすごいなと思いました。
こういった、描いてみる機会や発表する機会は今年増やしていきたいな〜と心の中では考えています。
採用情報
ピクシブで一緒に働いてくれる方を募集しています。特に、今熱気があるwebtoonの業界で制作とはちょっと違った、クリエイターの方々にアプローチをするような仕事になります。エンタメ業界、IT業界、マンガ好き、クリエイターの方などどなたでも大歓迎です!少しでも気になったらSNSのDMなどでもお気軽にお声がけください。