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韓国で開催されたAGF(ANIME GAME FESTIVAL)2022を視察してきました
はじめまして。
縦スクロールコンテンツの事業に携わっている遠藤と申します。
今回は先日、韓国で開催されたAGF(ANIME GAME FESTIVAL)2022を視察してきましたので所感を書いておこうと思います。
今回参加してきたAGF2022は主にアニメとゲームを扱うイベントなのでwebtoonとは関係ないと思いきや、D&C WEBTOON bizさんが参加されていたり、俺レベゲームの先行体験会があったり、その他少しずつwebtoon関連の会社さんが出展しているのを見かけた為、視察に向かうことになりました。
所感
まず、AGF2022は「アニメ・ゲーム」を主体としたイベントで2019年依頼3年ぶりの開催で、大盛況も大盛況で非常に盛り上がっていたイベントでした。大体、日本のコミックマーケットの企業ブースの半分くらいのキャパシティの会場に対して、とんでもなく長い列を形成して入場するという状態で、10:00開幕、10:30頃着、入れたのが12:00過ぎているような列でした。
15:00前頃に会場を出た時は、まだ入場列が形成されており、キャパシティに対してくる人が非常に多いイベントだったんだなと思います。
前回伺ったPOPCON2022はいわゆるコミコンの派生の為、コンテンツとして「アニメやゲーム」「アメコミ」「webtoon」が混ざっているようなイベントになっていました。会場の中はとても視察しやすい状態で、裏を返せばあまり盛況とは言えないような状況でした。人はたくさんいるのですが、通路が通れない、というほどではありません。
AGF2022が盛況だった理由を考えるとやはり「コロナ禍でアニメやゲームの重要が増大した」結果だと思います。
今回は、SPY×FAMILYや鬼滅の刃、ウマ娘、ブルーアーカイブなどのコンテンツや声優さんが来訪してのイベントも開催しており、日本のアニメやソーシャルゲームのブースが非常に人気でした。
これはコロナ禍でNetflixなどの影響でアニメやゲームを楽しむ人が増えた結果、会場キャパを大幅に超えるほどの来場者になったんだなと思います。
特に盛り上がっていたブースが観測範囲内では「ブルーアーカイブ」や「あんさんぶるスターズ」「エヴァンゲリオングッズ」を取り扱うアニメイトなど。他には「ノベルピア」のブースや「KAKAO GAMES」はウマ娘のパブリッシャーとしてイベント(?)を開催しており非常に人気でした。
あとは声優さんのイベントですね…本当に大盛り上がりでした。
SPY×FAMILYのイベント
#AGF2022 からの『SPY×FAMILY』ステージ!!!
— 小野賢章 (@ono_kensho) December 3, 2022
こちらも熱気が凄かった…!!!!!
姉さん愛を存分に語ってきました。
ありがとうございましたー!! pic.twitter.com/RqMsRq5HVY
ラブライブのイベント
【🌈虹ヶ咲🌈】
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) December 3, 2022
本日はAGF KOREA 2022のステージにニジガクより上原歩夢役大西亜玖璃、朝香果林役久保田未夢、ミア・テイラー役内田 秀の3名が出演しました🎉
ニジガク初の韓国でのイベントとなりました✨
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました!🌈#lovelive #虹ヶ咲 #AGF_KOREA_2022 pic.twitter.com/2HT1fR5xen
この他、「アイナナ」や「バンドリ」「鬼滅の刃」「ホロライブ」などのイベントも開催されていたそうです。
webtoonの本場、韓国のイベントとしてどう見るか
「俺レベ」のゲーム試遊台やD&C WEBTOON bizのグッズ販売は盛り上がってはいました。が、入場した時間帯やユーザー層が違うといえばそうなのですがその他のアニメやゲーム性のIPと比較すると熱狂度はそこまで感じなかった、というのが個人の肌感です。
回った限り「ブルーアーカイブ」は列が少なくとも2〜3時間途切れることはなく、「あんさんぶるスターズ」は大画面で流れているライブ映像を撮影している人が大勢いるというような状況で大盛況した。
私は、この熱狂の差はなんなんだろう、とずっと考えています。例えば、世界観の深さ、キャラクターへの愛着、登場キャラクターの数や設定の深さ、露出メディアの種類など差分はあるんだろうなと思っています。
また、やはりアニメ化作品はやはり強いです。鬼滅の刃やSPY×FAMILYなどはアニメがなければここまで多くのファンはいなかったんじゃないかと思います。
webtoonの今後を見据えて
今後、webtoonがこれ以上の市場になるには、メディアミックス化などによって強いIPが生まれる必要があると考えています。その意味で、「俺だけレベルアップな件」のアニメ化はPVのクオリティも高く、期待できるなと思っています。また、ゲームのクオリティも高そうでした。大行列だった為、試遊はできなかったのですが、ゲームとしてのクオリティも高いように見えたのでこちらも期待が高まります。
「俺だけレベルアップな件」を皮切りに、強いIPがwebtoon業界でどんどん生まれてくれ〜〜〜と思っています!(もちろん、生まれるために今自分や自分の会社ができることについてもめちゃめちゃ考えています)
引き続きメンバー募集してます!
ピクシブで一緒に働いてくれる方を募集しています。特に、今熱気があるwebtoonの業界で制作とはちょっと違った、クリエイターの方々にアプローチをするような仕事になります。エンタメ業界、IT業界、マンガ好き、クリエイターの方などどなたでも大歓迎です!少しでも気になったらSNSのDMなどでもお気軽にお声がけください。