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さよなら青春
どうも山ぱんだくんです。
もうすぐハロウィンが終わって11月1日から始まるクリスマス商戦。その変わり身の速さが僕は結構好きです。お祭り大国ニッポン、万歳やで。
さてさて「山ぱんだくんと月曜の理屈」
第八十回は「さよなら青春」
君とよく言った坂下食堂はどうやら僕らと一緒に卒業しちゃうらしい。
第八十回 さよなら青春
ヤフーブログで彫刻家のお姉さんとか山奥の読書おじさんとか東北の陽気な美容師のおじさんとかと友達になれた時代に戻りたい。みんな元気かな。
当時僕は中学生で本とか映画とか手芸とか肉まん研究とか、とにかく他愛のないことばかり書いていた。今もそうか。これ面白かったんですよ。私も読みました。いいですよね。うふふ。時代。
今の子供たちは信じないかもしれませんが、インターネットを使うと家の固定電話がつながらなくなる時代があったんですよ。僕が小学生の頃はまだ家のパソコンをインターネットにつなぐのに固定電話の回線を使っていました。パスワードシリーズの第一巻を読むといい。
そんなネット黎明期に、僕がせっせと書いていたヤフーブログが今年の12月でサービスを終了する(ちーーん)。
懐古厨は変化できなかった化石、とはよく言ったものだけどじゃあ僕はどう変化すればよかったんだろう。あの不思議で優しい世界は今どこに?
今のネットの世界では面白いかどうか、有益かどうか、でしか繋がれない気がする。情報が多すぎるから?顔も知らないおじさんの息子が運動会でした。頑張ったね〜ぐらいのコミュニケーションが好きだった。あれは今のSNSに比べれば一対一のコミュニケーションにだいぶ近かったように思う。
今、言葉は全て大多数に向けられていて、みんなが何者かになりたがっている。あるいはめちゃくちゃ狭く閉じられている。
嗚呼、懐古懐古。
移行はしないよ。全部消えるだろう。
好きなものもバックグラウンドも違うおじさんの無責任な頑張れとか、彫刻家のお姉さんが褒めてくれた手芸品とか。
さよなら青春。