愛するクラブの広報活動を批判してから私の身に起こった3日間の出来事。そして考えたこと
私は昨年末まで名古屋グランパスのクラブスタッフとして8年4ヶ月お世話になり、そのうち7年3か月(2015.9.1〜2022.10.31)広報として業務に従事していました。
クラブを退職し迎えた今シーズン、サポーター一年生としてグランパスを応援しています。
2024年3月9日に行われた明治安田生命J1リーグ 第3節「アルビレックス新潟 vs 名古屋グランパス」を、私はスマホのDAZNアプリで観戦していました。
ブックカフェという世界一DAZN観戦に向かない場所でサポートしたいと思います📲#さあ行こうぜ名古屋🔴🟡 pic.twitter.com/FHVervDkAZ
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
この呟き以降、選手たちに「敬称略」で行かせていただきます🙇
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
祥と竜司のプレーに二度ほど拍手しそうになりました😅
松原良香さんの解説も両チームへのリスペクトが感じられて素敵✨
今季一ワクワクな前半⚽️
でも後半も静かに闘います🔥
チェックインして後半に臨みます📲 https://t.co/96ThvkE7mO
しかし、結果は悔し過ぎる敗戦…。
観戦場所がブックカフェという特性上なのでしょう、その瞬間に感情の揺れを表した人間はその店内で私のみ。他の方々はもちろんそれまでと何ら変わらずに、静かにお茶を楽しまれ、本を読むことに集中され、仕事や勉強をされておりました。
そしてお店を出ると、いつもと変わらない名古屋の街並みがそこには在りました。
笛が鳴った瞬間、DAZNアプリを閉じて、配信を観ていたお店を出てしまいました
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
店の外は試合前とは何ら変わらず、いつ通りの休日の名古屋の街でした
それでも球春到来までもう1試合あるんだぞ、と自分に言い聞かせています
再来週の29日、プロ野球開幕という球春が到来し、中日ドラゴンズは神宮球場で東京ヤクルトスワローズとの開幕戦へ臨みます。
グランパスの開幕戦の翌日、私は下記のようなポストをしました。
プロ野球の開幕が3/29ということで、グランパスはそれまでの3試合が重要
— Satoshi Endo (@endo3104) February 27, 2024
懐古厨甚だしいですが、報道に手応えがあった2017と2018はドラゴンズが低迷していた(2年連続5位) 側面も少なからずある
やはりグランパスもドラゴンズも強い、がこの街が一番盛り上がるので、そういう意味でも町田戦勝ちたい🔥
表向きは、ドラゴンズとグランパス双方の活躍によって愛知の2024年が盛り上がれればというメッセージです。が、本音としては、プロ野球開幕までにグランパスの盛り上がりが形成されないと、愛知のメディアはすぐにプロ野球の報道一色になってしまう、というサッカー好きとしての危機感でした。
もちろん、この愛知の地でドラゴンズが盛り上がることはとても喜ばしいことです。実際にプロ野球開幕前の先週末も、名駅で、名古屋シティマラソンで、ドラゴンズを感じる機会があり、たくさんの方が笑顔になったことと思います。
ドアラが名駅の金時計に乗ってる pic.twitter.com/dgNE5uep91
— 荒車 (@tw_arasha) March 7, 2024
マラソン🏃スタート🐨#ドアラさん #ドアラ #お見送り pic.twitter.com/jnb7NE6nd8
— やまたか (@710yamataka) March 10, 2024
2月26日に豊田スタジアムで鹿島アントラーズとの開幕戦の敗戦を見届けた後、昨年まで8年半の私自身の力不足は理解していますが、県内の報道姿勢に苦渋を嘗めてきた身としては、プロ野球の開幕前の残り3試合は絶対に勝たなければならない、と強く感じました。
なので、その残り3試合のうちの2試合で連敗を喫して開幕3連敗が決まり、プロ野球開幕まで残り一試合しかなくなった瞬間、私は虚無感に包まれてしまいました。
本noteは、その虚無感に包まれて以降の、その日(3月9日)の私の思考の経過と、その日の夜にクラブの広報活動を批判するSNS投稿をして以降の3日間で私の身に起こった出来事、及びその間に私が考えたことを著した文章となります。
もしよろしければ、最後までお読みくださいますと幸いです。
3/9 16:55 一杯目のビール @ デニーズ某店
カフェを出たあと直ぐに居酒屋に駆け込もうとしましたが、お酒で気分を紛らわせたいというよりは、頭の中のモヤモヤに向き合いたかった私は、休日の16時台で空いていると踏んだファミリーレストランへ向かいました。
到着後、思惑通り店内が空いていたので、前方360°180°に誰も視界が入らない席に座ってビールを注文、一口飲んでポストしたのが下記です。
岐阜とのTRMを観たからこそ内田に熱さを感じたし、倍井謙のプロ初スタメンの勢いやそれと代わって入った司の落ち着かせぶりにも惹かれたし、ケネディを始めとした出場を続ける選手にも積み重ねを感じた
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
時間はかかるかもしれない
でも二段飛ばし三段飛ばしが往々として起こるのがこの世界
次節も🤝
この時は、ポジティブな言葉しか発しない、と決めていました。実際、新潟戦の試合内容は、前の2試合と比べると内容にポジティブなものが感じられ、ネガティヴな言説がどうしても目立ってしまうグランパス関連のタイムラインへ、一石を投じる意味合いも込めました。
その後、某掲示板は、もちろんキラリと光るコメントも見受けられましたが、やはり見るには堪えられず、自分自身のXのタイムラインを眺めていました。
私はフォローくださったグラサポの方々はフォロー返しさせていただいており、逆に私がフォローされていなくても、信頼を感じているグラサポの方は無言フォローさせていただいております。
※フォローしていないから…、のような批判はお止めください。ただ、私の認知力に限界がある、それだけです。
「フォロー中」のタイムラインは、ポジティブな言葉が多く、それでも手厳しい言葉も目に入る、そんなポストが連続して流れて行きました。
一方、「オススメ」のタイムラインには、クラブスタッフ時代の感情を呼び起こさせられるようなドキッとする言葉がいくつか飛び込んできて、動揺してしまった私は、公式の試合結果ポストを開いてしまいました。
FT:アルビレックス新潟 1 - 0 名古屋グランパス
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) March 9, 2024
⚽️88' 長谷川元希(新潟)
🗒試合詳細
▶https://t.co/yeTSabX8Ve
今日もそれぞれの場所から最後まで熱い後押しをありがとうございました。
支えてくださる皆さまの想いを胸に、次戦も一丸となって闘います。#grampus#グランパス#Jリーグ pic.twitter.com/7QtwQF1AXd
リプ欄と引用ポストに目を通し、掲示板を見てしまった時と同じ感情になったので、そっと閉じました。
しかし、「降格」の二文字だけは私の脳裏から消えることなく、2杯目のビールを注文しました。
3/9 17:15 ニ杯目のビール @ デニーズ某店
2016シーズンの最終節、以前のnoteに書きました通り、その日の記憶が私にはありません。
試合結果のTweetも、試合が終了してから約1時間後にしています。
FT:名古屋グランパス 1 - 3 湘南ベルマーレ
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) November 3, 2016
ファン・サポーターの皆様、頂いたご声援に応えることができず、申し訳ございませんでした。敗戦の結果、来季はJ2でリーグを闘うことになりました。
最短でJ1に戻るべく全身全霊で闘います。来季もご支援頂けますようお願いいたします。
そして前述のnoteを書いている時に入れ込もうか最後まで迷った写真が下記となります。

暗くてお分かりいただくのが難しいかもしれませんが、現在の「ミツコシマエ ヒロバス希望の泉」(噴水)付近から撮影した「テレビ塔」、現在の「中部電力 MIRAI TOWER」となります。
撮影時間を見ると「2016年11月4日 1:56」。試合後の残務はどう長く見積もっても4時間でして、パロマ瑞穂スタジアムを20時には後にしていたはずです。
しかし、翌朝にこの写真を見た瞬間、「俺は今感じている悔しさを忘れることがないように、その悔しさを感じているこの場で写真を収める」という訳のわからない心意気が全身を包んでいたことだけ思い出したのでした。
3/9 17:17 ニ杯目のビールを引き続き @ デニーズ某店
あの降格だけは、二度と誰にも経験して欲しくない
その想いへと久しぶりに囚われてしまった私は、下記のポストをしました。
降格がどれだけ辛いかと言うと、事業スタッフはコピー機でのプリントアウト禁止。DXが進んだ現代ではなく8年前の話です
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
そして、楢さんは穴の空いたスパッツを一年使い続けました
それくらい予算を削らなければならない世界
軽々しく降格なんて言葉は使わず、そうならないよう力を合わせませんか?
このポストに書いた文章以上の事柄やエピソードも書きたいのですが、流石にまずいので控えさせていただきます。しかし、結びの一文に込めた想いは、今現在も一ミリたりとも変わりはありません。
3/9 18:31 三杯目のビール @ デニーズ某店
先のポストに頂くリアクションを眺めながら、どうしてもテンションは下がってきてしまいました。
持参していた本の選択も酷いもので(本自体は素晴らしい本です。その時のメンタルに相応しくない本だった、というだけです)、ページを捲る気にもなれず、通知が来るたびにXのアプリを開いて閉じてをしているうちに、1時間ほどが経過しました。
どうしても後ろ向きな感情に支配され、公式の試合結果ポストに届いていた言葉の数々が頭から消えず、下記3つのポストを連投してしまいました。
吐き出してしまいます🙏
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
クラブスタッフ時代、届く全ての言葉に目を通してましたが、暴言は何の役に立ちませんでした。仕事でなければ見たくもありませんでした
意見をくれた方へ、そのままお戻ししたかったです。あなたもその道のプロなのだから、暴言が許されるような世界では大丈夫なんでしょ、と
選手もクラブスタッフも、私たちと何ら変わらない人間です
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
そして、それぞれ愛する人も、家族もいます
愛する人や家族が傷付く姿を見たいですか?そんな姿を見たら、あなたはどうしますか?
サポーターにどんな権利があるのでしょうか?
私はクラブを愛する権利以外は無いのではないかと思います
私は傷付く人を見たくないし、それでも辛い人には声を掛けたい
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
なのでSNSの場ではミュートいただければと思いますし、ブロックしていただければと思う
でも公式へのリプはどうしても目に入ってしまう
暴言や罵詈雑言はご自身のタイムラインに留めて欲しいと思う
あなたに人を傷付ける権利は無い
公式の試合結果を伝えるポストに書き込まれたような言葉を、選手たちが、クラブスタッフがどのような気持ちで眺めているのだろう、そう思った瞬間に、吐き出すようにポストしてしまいました。
私は2016シーズンから2022シーズンまで、毎年春にアカデミーの選手たちに「SNS講習」を行なっておりました。
その場で、
-食事の席ではポストしない
-試合後直ぐにはポストしない
-寝る前もポストしない
と壇上で話し、終いには、
-最後の「投稿する」ボタンをタップする前に一呼吸
と、偉そうに選手たちへ講釈を垂れておりました。
そんなSNS講師然を構えていた人間が、仕事を辞めてから「決してしないように」と伝えていた行動を、自らのアカウントでしでかしてしまう。可笑しいやら情けないやらで、再び虚無感に私は包まれました。
思考は環境に影響されます。
照明が少し落ちたファミリーレストランを出て、近くのコメダへと移動することにしました。
3/9 19:07 シロノワール @ コメダ珈琲某店
明るい店内。飛び交う楽しげな会話。
幾分か気が紛れた私は、何のご褒美もないのに「シロノワール」を注文しました。
タイムラインをお目汚ししてしまい申し訳ございません🙇
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
シロノワールで頭を冷やします😓 pic.twitter.com/Pv449xF6wX
シロノワールを食された方はご存知かと思いますが、その印象から想像できないほど真ん中のアイスが冷たく、私はヒヤッとしてしまい、頭を冷やすのにうってつけだなと、などくだらないことが頭に浮かび、少し心の緊張が緩みました。
それがいけなかったのかな、と今この文章を書いていて感じています。
そのシロノワールを食べている最中にタイムラインを眺めていると、一つのポストが目に入りました。
鳥山明先生の急逝を受け、スペイン、イタリア、南米を中心に世界中のプロサッカーの現場からドラゴンボール愛に溢れた追悼のメッセージが続々と寄せられてます。
— Balompié (@u_love_football) March 8, 2024
日本人のフットボールファンとしての感謝と、1人でも多くの人に目に留まってほしい気持ちからポストを以下にまとめます。
スレッド🐉🔽 pic.twitter.com/kDNX8CWZif
今は閲覧が制限されていますが、FIFAを始めとした世界中のサッカーアカウントが3/8に訃報が伝えられた鳥山明さんに哀悼の意を表したメッセージをまとめたポストでした。
閑話休題① 3/8 マクドナルド某店
3月8日の12:00に少年ジャンプ編集部のXアカウントによって発信された鳥山明さんの訃報を、私は昼食を摂っていたマクドナルドで目にしました。
【訃報】
— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) March 8, 2024
鳥山明先生が逝去されましたhttps://t.co/saXGJzdHpk
私の鳥山明さんへの想いは取るに足らないものですが、その訃報に触れた時の心境を表したポストを挿入させていただきます。
鳥山明さん、名古屋へ越して来てから地元の皆さんに如何に愛されているか感じることが多かったです
— Satoshi Endo (@endo3104) March 8, 2024
大須でよく飲まれているという風の噂を聞き、亡き先輩と鉢合わせしたら仕事頼んでみようと、休みのたびに商店街へ繰り出したことを思い出しました
お安らかに…
守秘義務があるので詳細は控えますが、クラブとして鳥山明さんへのコンタクトを何回か試みたことがあると聞いています。
※この文が守秘義務違反に当たるのであれば、直ぐに削除します。
ポストの通り、私は鳥山明さんとグランパスのコラボを夢見ていました。グランパスがこの地域に誇るイベント「鯱の大祭典」でご一緒できれば、この地域にどれほどの笑顔とチカラを生み出せるか、そんなことを考えながら、コロナ前は仕事でお世話になっていた方と上述のポストの通り、大須の街へ繰り出していました。
そんなことを考えていると、ある考えが頭に浮かびました。
そうだ 東山動物園、行こう。
閑話休題② 3/8 東山動物園
私はクラブスタッフとして広報を担っていた7年3ヶ月、週における休日がほぼ月曜日の一日でした。
こう書くとこれまた守秘義務違反と言われてしまうかもしれませんが、その期間のSNSの投稿の日時を見ていただければ、ファクトとして炙り出されてしまうかと思います。
なので、月曜休みのお店はなかなか利用できず、今年になって月曜休みのカフェに行けた時は嬉しかった!
ランニング中いつも気になっていた丸の内の「Q.O.L. COFFEE」に☕️
— Satoshi Endo (@endo3104) February 4, 2024
月曜定休の17:30まで営業ということで、昨年まで月曜休みだった私はなかなか来ることができず、念願叶っての訪問✨
お店の雰囲気も、音楽も、定員さんも、お客さんも、コーヒーもケーキも素敵過ぎて、とても良き一日になったとさ🍀😌 pic.twitter.com/9DePqtHbHk
ですので、同じく月曜休みの公共施設である図書館や東山動物園にも、行くことができていませんでした。
2015年に東京から名古屋へ引っ越してきた私は、その年に“イケメンゴリラ”として話題になっていたシャバーニに直ぐにでも会いに行きたかったですし、私が一番好きな動物であるレッサーパンダ舎がコロナ禍に出来たというニュースがあってからは、ますます行きたくて仕方がありませんでした。
レッサーパンダ
— Satoshi Endo (@endo3104) March 8, 2024
私が一番好きな動物です🐼#東山動物園#名古屋来て9年目で初めて知ったこと
⚠️少しタイムライン騒がします🙇 pic.twitter.com/1Yt9nolt3Y
今年になってからもいつか行こうと思っていましたが、鳥山明さんの訃報に触れ、今日こそ行こうと踏ん切りがついたのでした。
本日いちばんの目的
— Satoshi Endo (@endo3104) March 8, 2024
鳥山明さんデザインによるサイン🐨
どうかお安らかに#東山動物園#名古屋来て9年目で初めて知ったこと pic.twitter.com/qvlCJRDFbf
ようやく会えた鳥山明さんのデザインによるコアラ舎のレリーフ。私なりに哀悼の意を伝え、東山動物園を後にしました。
閑話休題③ 3/8 炭火やきとりレアル 星ヶ丘店
鳥山明さんのレリーフに触れて少し感傷的になってしまった私は、東山動物園から星ヶ丘駅へ歩ける距離だと知り、自宅からは遠ざかりますが、最寄駅とは反対方向へ歩を進めました。
私がクラブへ入社して直ぐの、当時の久米一正ジェネラルマネジャーとの忘れられないエピソードにつきましては、最初のnoteで書かせていただいた通りです。
その久米さんのグランパス時代のご自宅は星ヶ丘にありました。
久米さんがGMを務められていた当時、何度かお邪魔させていただいたことがあり、「このテーブルで(和泉)竜司が契約サインしたんだよ」と、そのとき私のグラスが置いてあったテーブルを指しながら、色々なお話をしてくれたのでした。
久米さんのお家へお邪魔する際は、お土産として「炭火やきとりレアル 星ヶ丘店」の唐揚げを持参していたので、久しぶりにそのお店に訪問してみることにしました。
炭火やきとりレアル @ 星ヶ丘
— Satoshi Endo (@endo3104) March 8, 2024
東山動物園から歩ける距離だったので、2016年以来8年ぶりの訪問
久米さんのお家が星ヶ丘で、お邪魔する時はここで唐揚げを買ってお土産にしてました
少し感傷的な夜になってしまいましたが、明日はあのシーズンからのアウェイ新潟3連勝を飾ってくれると思っています😌 pic.twitter.com/bRGAvkAS1B
私の記憶では、最後にこのお店を訪れたのは、2016年の年末。当時の同僚と翌シーズンのJ1復帰を願っての忘年会ならぬ「今年のことは絶対に忘れないぞ会」であったと思います。
その時も頼んだ、通称「勝点3」と呼ばれるジャンボビールで、久米さんと鳥山明さんを偲びました。
3/9 19:58 アイスオーレ @ コメダ珈琲某店
鳥山明さんへ届いた世界中のサッカー関係者からメッセージを見ていて、鳥山明さんが生まれた地で活動するサッカークラブがメッセージを発しないことの疑問が沸々と私の頭を支配してきました。
そして前日、グランパスくんのXアカウントで発信されたメッセージと、
#鳥山明 先生、ワクワクを世界に届けてくれて本当にありがとさんでした。
— グランパスくん (@grampuskun_No1) March 8, 2024
ぼくたちも勇気づけられたんだわ。先生のように少しでもワクワクを届けられるようぼくたちも頑張るんよ🐉 https://t.co/uwqO8TubPF
同日発信された横浜F・マリノスのメッセージを見返し、
ゴールパフォーマンスとして日産スタジアムを沸かせた #ドラゴンボール の生みの親、#鳥山明 さんのご冥福をお祈りいたします。#fmarinos pic.twitter.com/FyGhq5215V
— 横浜F・マリノス【公式𝕏】 (@prompt_fmarinos) March 8, 2024
下記のポストをしたのでした。
クラブへも一言
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
愛知が生んだ世界のヒーローが亡くなった時に哀悼の言葉 一つ発することのできないクラブってどうなんでしょうか
“町いちばんのクラブ” になりたいんですよね
その町の皆が悲しみに暮れている時に寄り添ってくれるクラブであって欲しかった
現状は“唯のサッカークラブ”でしかない
アルコールの影響も多分にあったと思います。しかし、上記のポストの言葉は、その時の私の偽りのない想いを込めたものでした。
しかし、このクラブの広報活動を批判したポストへたくさんのリアクションを頂く中で、傷付けてしまった方が多く出てしまったことに関して、そのあと複数回に渡って謝罪させていただきましたが、改めてこの場でもその意を表明させていただきます。
3/9 19:58に発した私のポストによって傷付いてしまった方々へ、お詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
その中で、頂いた反論は大きく3つに分類されると考えています。
① 発信するタイミングが悪い
② クラブと関係性が無いのだから発信する必要がない
③ 元クラブスタッフとして発言が不適切
次章から、それぞれに対する私の見解を展開させていただければと思います。
私のクラブ広報批判への反論①「発信するタイミングが悪い」への私の意見
私が当該ポストをしたのは「2024年3月9日 19:58」、新潟戦の敗戦から約4時間後のことでした。
「敗戦直後に発信する内容か」
「試合内容と関係ないことを持ち出すな」
というような意見を頂きました。
確かに敗戦の傷が未だ癒えない時間帯。しかしそれでも私が、そのタイミングで発信したのは以下の理由です。
-グランパス公式が試合関連の最後の発信(試合後選手コメント)をしたのが「18:25」
-過去2試合の敗戦後の投稿を見ると、試合当日中に試合後に発信されたポストは、町田戦後の夜の「758(19:58)発信」のみ
ホーム2連戦、多くの後押しをいただき、誠にありがとうございました。
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) March 2, 2024
どんなときも変わらず力強い声援で後押しをしてくれる #グランパス ファミリーの皆さんの想いを胸に刻み、強い気持ちでアウェイを闘い、ホームに帰ってきます。#grampus#グランパス pic.twitter.com/9bSsS59NlQ
-何か発信されるのであれば「19:58」だろうと
-しかし「19:58」に何も発信されなかった
-前日にグランパスくんによるメッセージがあったので、それをクラブからの声明として、それ以上のクラブからのメッセージはこの後も無いのだろう
この日に残された時間は4時間。そしてその4時間が経てば、鳥山明さんの訃報から3日目を迎えることになります。
そう思った私は、このタイミングで当該ポストを発信すべきと思い、そのように行動しました。
私のクラブ広報批判への反論②「クラブと関係性が無いのだから発信する必要がない」への私の意見
2017年12月3日「J1昇格プレーオフ 決勝」の日と、その後の数日間を、私は決して忘れることはないと思います。
グランパス公式からメッセージを発信する毎にたくさんのリアクションがあり、その中には対戦相手のアビスパ福岡のサポーターの方々からのメッセージもありました。
それまでの約2年間の担当業務において、勝利後の発信に対戦相手関係者から罵詈雑言が届くことはあっても、祝福や私たちを讃えてくださるメッセージが届くことは稀でした。
悔しい敗戦直後にも関わらず、勝者を讃える言葉を発信できるサポーター。そして、ピッチで表彰式の様子から目を離さなかった福岡の選手たち、同じくスタンドで見守る現地サポーター。そういった方々が居れば、福岡と闘う機会は直ぐにやって来るだろう、と感じたことを覚えています。
そのようなリアクションの他に、普段関係の無い団体や会社、著名人や市井の方々から、それこそたくさんのメッセージが届きました。
また、昇格シャーレを持参してお世話になった関係各所へ行脚すれば、同じビルの別企業の方々も、J1復帰を祝福してくれました。
あの数日間、私はこの愛知の地でのグランパスの存在理由が改めて誕生したのではないか、そう感じました。
鳥山明さんに関するグランパスのメッセージは、訃報当日の深夜24:12に投稿されたグランパスくんから発信されたポストのみ。
今年の元旦に発信されたドラゴンボールに絡めた投稿を引用してのものでしたので、確かに関係性があります。
みんなー、明けましておめでとうなんだわ‼️😆
— グランパスくん (@grampuskun_No1) January 1, 2024
えぇ年にしよまい✨今年もよろしくなも🫡⚽️#grampus#グランパス#ハッピーリューイヤー#不思議球 pic.twitter.com/YkVYjeMHUc
そうであるならば、公式からもメッセージがあっても然るべき、と私は考えました。(←過去形であることに留意をお願いします。恐らくここで読むのを止める方もいらっしゃるかなと思い)
2017年にあれだけ無償の愛を受けたクラブです。その受けた愛を忘れるわけはないと、今も思っています。(←こちらは現在形です。考えは変わりません)
ポストの直接の引用は避けますが、以下のようなご意見も頂きました。
直接お世話になっていたらまだしも、愛知県にゆかりのある人の情報を全て網羅していくのか。その基準は誰が決めるのか?「私たちは力を頂いてきた」とあるが、その範囲は誰がどのように客観的に判断できるのか?
その方にはお返しませんでしたが(やり取りが紛糾しそうな恐怖を感じてしまったためです。こちらでの追記、ご容赦いただけますと幸いです)、私の考えは下記です。
仰る通りです。但し、都度都度の判断で良いのではないでしょうか。
厳密に線引きした瞬間、クラブとしての対外的発信の範囲(話題にするジャンル)を限定してしまうことになってしまいます。
クラブのそういった範囲の線引きが難しいことは、過去の担当者として身に染みて感じていましたし、今年に入ってからの、公式アカウントのOB選手の引退へのメッセージ投稿に抜け漏れがあることにも、その難しさが表れているのではと思います。
それくらい、困難を伴う線引き。それでも私は発信すべきだった、と今も思っております。(←最終結論ではありません。最後までお読みいただけますと幸いです)
直接関係のないことにはリアクションしない。そういった思考に凝り固まってしまっては、下記のようなことは起こらないと思います。
エルサルバドル政府が鳥山明の死を悼んで一日喪に服すと宣言。自国の才能の偉大さを海外に教えもらうという、いつものパターンになっている。 https://t.co/ojKRSehyqu
— 橋口幸生 (@yukio8494) March 11, 2024
なお、テクニカルなことに言及しますと、「クラブに関係することだけを広報する」と限定してしまうと、「天変地異の際はどうする?」などとその都度思考停止してしまい、自らの首を絞めてしまうことに繋がりかねません。
日頃から関係ないアカウントに絡み、くだらないことも発信していると、連敗中のようになかなか発信することが難しい期間においても、色々発信できるのではないかと、他のクラブや企業のアカウントを見て感じています。
私のクラブ広報批判への反論③「元クラブスタッフとして発言が不適切」への私の意見
このnote、及びXのアカウントを実名で再開したばかりに、実名で運用することのプロコンに私は日々悩んでおり、本日も下記ポストをしたばかりです。
夜明け前の独り言
— Satoshi Endo (@endo3104) March 10, 2024
実名でXを運営して分かったことが一つ
直接言葉を頂いて返信すると、3/4はレスが返ってくることは無く言われっぱなし、1/4はやり取りが続く
この割合を「やるせない」と受け取るか、1/4は分かり合えるのだという「救済」と受け取るか
これによってXの存在意義は変わるのだと思う
そして、「承認欲求がウザい」というご意見も頂きました。
それに関しては、明確に「No」と答えたいです。なぜなれば、この3日間に限らず、Xにおける私のブランディングは既に失敗しているからです。
ええ格好しくなりたければ、数ある関係者による「匿名アカウント」のように、サッカー界のギリギリを攻めているように見えながらも、その実は関係者にとって耳あたりの良い言葉やエピソードのようなものだけを発信すれば良いわけです。(そういったアカウントを否定しているのではありません。少しだけ批評しているだけです)
私が出自を明確にしながら実名でアカウント運用しているのは、シンプルにグランパスがより魅力的なクラブになって欲しい、という想いが大部分を占めるからです。そうでなければ、顔の知らない方から言われっぱなし、引用ポストに意見を返しても無視される、そのような辛さに耐えられるわけはありません。
なお、大部分と書きましたのは、日々グランパス関連以外のくだらないことを呟いているからであり、このことからも前章の「普段から関係ないことを発信することによるセーフティネット」の重要性の証左になるかと思います。
そういった状況において、承認欲求としての「元クラブスタッフ」ではなく、「元クラブスタッフ」だからこそ、クラブのために出来ることがあると信じて行動し、言葉を紡いでいます。
そして、私のそのような言動へ背を向けられるのであれば、その方とはそれまでかなと思っています。
また、私が「元クラブスタッフ」というだけで、目の敵にし、言うこと成すことにネガティヴな言説を振り撒かれる方もいらっしゃいます。
そういった方へ、本章のこれ以降は「ファクト」のみで、現在のクラブの広報への批評を展開させていただければと思います。
2023/12/3 最終節終了後のセレモニー
昨シーズンの最終節の試合終了後の恒例のセレモニーにおいて、小西工己社長の言葉はありませんでした。
※私はこの件について「スタジアムに来られたグランパスのファン・サポーターの皆さんを早く帰宅させるため」と思っており(この日は、通常と異なる県外開催であり、キックオフ時間が異例の後ろ倒しされたことによる影響があった)、この考えは以前のnoteで書かせていただいているので、本章でこのように再掲させていただきました。
なお、DAZN中継には、その後ゴール裏で行われた記念撮影において、選手やスタッフの皆さんと一緒に撮影に臨む小西社長の姿が映っていました。
このシーズンにおける小西社長の対外発信は、
-新年の挨拶(書面)
-新体制発表会
-必勝祈願 ※取材があったのか把握できておりません
-沖縄キャンプでのパートナーイベント
-豊田章一郎氏ご逝去にあたっての哀悼の意(書面)
-シャレン!アウォーズの一連の活動
-ファン感謝デー
-一連のSOCIOミーティング
-みよし市SDGs推進パートナー授与式
-ホームゲーム総入場者数に関するコメント(書面)
-プラチナ限定選手ふれあいイベント
-新エンブレム発表会
です。
※抜け漏れございましたら、ご指摘いただけますと幸いです。
一点、2023年のファクトとは関係のない2018シーズンの中断前に小西社長が発せられたスピーチへの私の想いを、またしても以前のnoteから引用させていただきたいと思います。
2018年5月のホーム柏戦でのスピーチ、本当に胸が震えましたし、私はその後何度も同録を観返し、その都度チカラを頂いていました。
https://inside.nagoya-grampus.jp/inside/detail/?sid=226&cid=99
そしてそのシーズンにおける夏以降の反転攻勢、及び最終節での奇跡のJ1 残留。私が唯一、スタジアムで涙してしまった試合です。
最後に、もう一度ファクトに立ち返らせていただきます。
昨シーズンの最終節柏戦が行われた12月3日は、J1昇格プレーオフ後に、豊田スタジアムのホームゴール裏で美声を発せられた小西社長のあの歌声があった2017年12月3日から、丁度丸6年でした。
2024/3/11 公式サイトのインフォメーション
「批評を展開させていただければと思います」なんて啖呵を切らせていただきましたが、決してこんなことをしたいわけは決してなく、できればクラブの素晴らしさだけを発信できればどんな良いだろうか、と今感じています。身体も心も、エネルギーの消費が激しいので、本章は次に記す事象で終了とさせていただきます。
本日(3/11)、グランパスの公式サイトにおいて「ブラジル人スタジアム観戦 無料ご招待」のインフォメーションが掲載されました。
そして、下記が掲載後のキャプチャです。

今シーズンのグランパスのブラジル人選手は、パトリック選手とターレス選手の2選手ですが、2行目には「名古屋グランパスが誇るブラジル人3選手」との記載があります。
昨年にも同じ内容のインフォメーションが掲載されております。
その時の原稿をそのまま使用し、修正を忘れ、そのまま掲載に至ったのではないかと推測されます。
既にテキストは修正されておりますので、「わざわざ晒しやがって」と思われるかもしれませんが、あくまでファクトとして掲載させていただき、次の章で別のファクトと共に、私の意見を展開させていただければと思います。
閑話休題④ - クラブ名誤記問題
2021年4月21日、グランパスの公式サイトに「キッズワンダーランド事前募集イベント申込み受付開始のお知らせ」というインフォメーションが掲載されました。
その際、「川崎フロンターレ」の名前を誤記してしまい(余りにも失礼なので、この場での再掲は控えさせていただきます)、その誤記を川崎フロンターレのサポーターの方が見つけられ、Twitterで指摘してくださいました。
愛するクラブ名を誤った形で表現されることの辛さは、某静岡のスタジアムで同じようにクラブ名を間違えてアナウンスされた経験のある名古屋グランパスに関わる人間でしたら、身に染みて感じている方も多いかと思います。
当時SNS担当を拝命していた私は、誤記を修正後、下記のTweetを行いました。
#川崎フロンターレ に関わる皆さまへ
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) April 20, 2021
本日、名古屋グランパス公式サイトに掲載しました「4/29(木・祝)川崎フロンターレ戦」に関するスタジアムイベント情報内におきまして、掲載クラブ名に失礼がございました。
修正の上、お詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。#frontale#grampus
公式サイトにおいて対戦相手のクラブ名を誤記する。あってはならないことであると考え、恥ずかしさに打ちひしがれながらのTweetであったことを覚えています。
しかし、コロナ禍という事情もあったのでしょうか。愛するクラブ名をこれから対戦を控える首位争いしている相手クラブに誤記される、という由々しき事態にも関わらず、川崎フロンターレのサポーターの皆さんのリアクションは温かいものばかりでした。
私はその言葉の数々に触れ一人涙したことを、昨日のことのように覚えています。
あの頃は、「フロンターレとグランパスの試合を新たなナショナルダービーに」といったような機運がありました。今では信じられないかもしれませんが、そんな時代もあったのです。
この件以降、公式サイトに情報を掲載するためのフローが見直されたことは容易に想像いただけるかと思います。守秘義務に当たる可能性があるので、「想像」とだけの記載に留めております。
※3/12 6:30 追記
追記するのも野暮かと思いましたが、私はこの「クラブ名誤記問題」の最終責任者であり、当事者でありますので、この問題は私のミスです。あってはならないことで、繰り返してはならないと当時決意した次第です。それでも、そのあともミスだけでなく、色々起こってしまったのが事実です。完全なる私の実力不足でした。
3/9 24:16 深夜のランニング @ 名古屋市内
先の「19:58」の投稿後、それより前に発信した投稿と合わせ、私のスマホは通知が鳴り続けました。
中には、なかなか心が痛むリアクションもあり、辛くなった私は、コメダ珈琲から帰宅することにしました。
家に到着して、落ち着いた頃にポストしたのが下記です。
色々なご意見ありがとうございます
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
気付きやより多様な考えを得ることができています
少し頭を整理するために走ってきます🫡
そして、7kmほどランニングした後にポストしたのが下記です。
Run 8ヶ月目 #2
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
いつもと何ら変わらない街並みでした pic.twitter.com/XfVWy2wScK
全く、頭も心もスッキリすることはありませんでした。
それでも鳴り続ける通知…。
直接リプライや引用ポストやDMを下さった方々には全て返信をしました。しかし、その後に返信が届いたものは僅か…。深夜という時間帯も影響し、私のメンタルとエネルギーはどんどん削られていきました。
3/9 深夜 ウイスキー「知多」のロック @ 自宅
ランニングから帰宅後、軽くシャワーを浴びた後に少し落ち着きを取り戻した私は、ランニング中に更新することができたと思った考えをポストしようと言葉を打ち込みました。
BBCもNew York Timesも、鳥山明さんの訃報の中で「Nagoya」という地名を記載しました
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
2017J1復帰時、その「Nagoya」の至る所から、クラブへ祝福の言葉が届きました。普段お付き合いのない団体や著名人の方からも
そんな愛溢れる行動を知っているクラブなら、と期待した私が間違いなのかもしれません https://t.co/Dn6gZrSzGQ
しかし上述の通り、考えは新たな考えへと到達できぬまま、堂々巡りの域を脱することはできませんでした。
そして当然のように鳴り響く通知。開くと、下記の言葉が目に飛び込んで来ました。
こんなやつがクラブの内側で仕事してたんだね 認識が甘いとかそういう次元じゃなくて怒りを通り越してくる ふざけるなと言いたい サポーターを侮辱するこういう発言だけは許せない
引用に留めますが、北の方から届いた言葉です。
鈍器で頭を殴られたような衝撃があったのが正直なところです。しかし、自分のできる限りの抑制を働かせ、そのポストへリプライを送りました。しかし、想像はしていましたが、その後その方からの通知が届くことはありませんでした。
閑話休題⑤ - 眠れなかった夜
先週の3月7日、水戸ホーリーホック 小島耕社長のポストを目にし、
おはようございます。
— 小島 耕/ 水戸ホーリーホック (@KojimaKoh) March 6, 2024
昨日の三ツ沢。
最後まで熱いご声援ありがとうございました。またそれに応える結果が出せず、悔しい思いをさせてしまった事、本当に申し訳ありませんでした。
皆さんに良い朝を迎えていただけず、 自身の力不足を痛感しています。…
居た堪れなくなり、引用で下記のポストをしました。
今朝、引用元の水戸ホーリーホック小島社長のポストを目にしてから、ずっと頭の中で考えがぐるぐるしてしまっていました。
— Satoshi Endo (@endo3104) March 7, 2024
そして何度も迷いましたが、私自身もモヤをスッキリさせたいので、感じたことをこのようにポストさせていただければと思います。
このポストによって賛否が表出し「議論」が https://t.co/qdCqFbpJAV
上記ポストはいくつもツリーが連なる長めの文章となりますが、最後までお読みいただけると幸いです。
クラブスタッフ時代、敗戦後に「気づけば朝だった」ということはざらでした。
そのクラブを辞めてからも、クラブスタッフの時と同じように「気付けば朝だった」というような夜明けを迎えるとは全く想像もしていませんでした。
3/9 夜明け前 @ 自宅
時計の針が27時を回り、幾分通知が少なくなった頃、下記2つのポストをしました。
深夜にも関わらず、意見のやり取りをしてくださった皆さんありがとうございました。
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
私の意見が拙いものでも、その旨を問いかけてくださる方には感謝しかないです。
それに比べ、メディアに携わる方が、気に入らない考えを安全圏から冷笑して一蹴して終わり、とはがっかりです。
なお、私の思い違い
この後、リプライや引用いただいた方は、明朝ご返信させていただきます
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
よろしくお願いいたします
しかし、一向に眠りに就くことはできませんでした。
そして「今の私の苦しさを少しでも分かって欲しい」そう願って下記ポストをしましたが、
仕事でのTwitterはどのポストも切り取られていいように一つひとつ完結させていたのに、本アカウントではいつの間にか前後文脈を想定/強要するようになっていた
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
昨日のポストは単独で読まれてしまうことや言葉足らずがあったので、意見を頂きましたらなるべく補足回答させていただきたいと考えています
殆どインプレッションされることは無く、読まれることも殆どありませんでした。
3/10 7:53 改訂版「19:58」投稿 @ 自宅
それからも堂々巡りは続きましたが、深夜のやり取りや届く言葉を読み続け、前日のクラブ批判のポストによって多くの方を傷付けてしまった事実に打ちひしがれておりました。
「先ずはその方々に謝らなければならない」
そう思い、前日の「19:58」投稿の改訂版をポストしました。
引用元のポストについて、言葉足らずがありました。申し訳ございません。
— Satoshi Endo (@endo3104) March 9, 2024
また発信タイミングについて、何名かの方に直接ご意見を頂きました。
その中で、補足させていただきたく思い、改めてポストをさせていただきます。
なお、本文は3/9 7:30現在の私の考えであり、その考えが更新される可能性が https://t.co/Dn6gZrS1Ri
幾分か心のつかえが取れた私は、少し眠りに落ちました。しかし、再び通知によって目が覚めます。
3/10 10:53 - 24:00 @ 自宅
通知によって目が覚めた後、私はその内容を読み再び打ちひしがれ、堕ちるところまで堕ちた私は、下記ポストをし、何とか踏み止まりました。
昨日の私の言葉が「暴言」という指摘を頂きました
— Satoshi Endo (@endo3104) March 10, 2024
自分なりに
“言葉の海から、自らの心に沿った一しずくを見つけることを重ねて、心の深いところまで降りて”『言葉は選ぶためにある』
見つけた言葉を発したのですが、人を傷付けてしまうとは思いも寄りませんでした
お詫びと共に気付きへ感謝します
しかし、このポストの後に外出する気が一切湧いて来ず、この日はずっと自宅におりました。
その間にポストしたのが、下記の一つのポストと一つのリポストとなります。
企業アカウント運営者として一度に受けた何百という心が痛む言葉と、私自身へと向けられた十数件の心が痛む言葉
— Satoshi Endo (@endo3104) March 10, 2024
痛みに変わりはありませんが、後者はより冷静に受け止めることができたように思います
逃げることはしたくないし、向き合わなければ何も変わらないので、これからも考え続けていきます
"父親に良く言われていたのですが、雨の後は必ず晴れます。今は雨が続いていますけど、そのうち晴れは来ます。負け続けている中で学ばなくてはいけないことはたくさんあります" #ホーシャ #grampus https://t.co/DpnqLNzeZm#GX10 #櫛引一紀 pic.twitter.com/RoZzOp5BJL
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) April 28, 2018
フォロワーの方が上述の2018シーズンのとある試合後の選手コメントをリポストされていたので、私もそれに倣いました。
当時このTweetしたのは私でしたので、その時の心境を思い出し「あの時の方がよっぽど辛かったではないか」と自分に言い聞かせました。
そして24:00を過ぎた頃、前日十分な睡眠を取れていなかった私は、自然と眠りに落ちました。
3/10 夜明け前 @ 自宅
目覚ましはかけていませんでしたが、28:30頃(朝4:30頃)に目が覚めてしまいました。
夢でも見ていたのかもしれません。頭を占めるのはXのポストについてのみ。幾分か頭を整理し、下記ポストを行いました。
夜明け前の独り言
— Satoshi Endo (@endo3104) March 10, 2024
実名でXを運営して分かったことが一つ
直接言葉を頂いて返信すると、3/4はレスが返ってくることは無く言われっぱなし、1/4はやり取りが続く
この割合を「やるせない」と受け取るか、1/4は分かり合えるのだという「救済」と受け取るか
これによってXの存在意義は変わるのだと思う
そのあと頭が醒めてしまい、もう一度眠りに就くことはしませんでした。
3/11 午前〜午後 @ 自宅 → マクドナルド某店
朝食を少し摂った後、米アカデミー賞の速報をポストしてくれる方のXアカウントを横目に仕事していました。
そして、ずっと思考を続けてきた中で、グランパスの鳥山明さんへのメッセージ(グランパスくんアカウントでのみ発信、という広報活動の姿勢)を受け入れることに決め、下記ポストをしました。
関係が無いからメッセージは必要無い
— Satoshi Endo (@endo3104) March 11, 2024
というご意見へ
愛知に縁のあった鳥山明さんの作品・功績に
私たちはチカラを頂いてきた
それで理由として十分では
その愛知をホームタウンにしている
その愛知で“町いちばんのクラブ”を目指す
喪に服し、結果で語ると決めたクラブを
これからも支えて行きます https://t.co/vkF2cxGdB4 pic.twitter.com/S4uaIqge7h
しかし、私の文章力の無さと、Xの「140字」という制約の中で、私の真意がなかなか伝わらずにフォロワーの方から引用でご意見を頂き、その方と少しやり取りをさせて頂いてから、下記をツリーの形で追加しました。
私の筆力の無さと140字に纏めようとしたエゴに後悔しています
— Satoshi Endo (@endo3104) March 11, 2024
結びの一文のように、最終的に現姿勢を評価して支持するというメッセージを、最後の言葉としてポストしました
きちんと読まれること無く「また言っている」と思われることも引き受ける覚悟でしたが、日和ったので追記させていただきます
それでも、前々日の私のポストによって傷付いてしまった方々には、このポストが届くことは殆ど無いという現実…。
そのことに気付いてしまった私は、仕事を切り上げ、このように最後の足掻きとしてnoteを書いている、という次第です。
最後に - 傷付けてしまった方々に届くことを願って
このnoteも終わりが近づいてきました。
改めて、3月9日に私がXにおいてポストしたクラブの広報活動批判によって傷付かれてしまった方々へ、お詫びをお伝えいたしたく思います。
大変申し訳ございませんでした。
そして今の私は 、鳥山明さんへ「マスコットアカウントでメッセージを送る」とした名古屋グランパスの判断を支持しておりますこと、改めて表明させていただきます。
恐らく私がこの拙文を書いている今も、クラブに関わる選手やスタッフの皆さんは、色んな意見を目にし、色んな感情に苛まれているのではないかと想像します。
もし、私のこの3日間のポストだけでなく、これまでのポストや発信内容によって、選手やスタッフの皆さんを傷付けてしまったのでしたら、大変申し訳なく思います。
しかし、昨年末までクラブスタッフであった私は、こうも考えてしまうのです。
言われるうちが華
私が発する言葉の一つひとつが、拙いものばかりであることは甚だ反省するだけですし、これからも精進あるのみですが、これからも愛するクラブを「今シーズン最後の1秒まで」支えて行くことを宣言し、このnoteを終わらせていただければと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。