国などの制度を使い倒すこと (教育資金に大切な4つのこと③)
今回は、
教育資金に大切な4つのこと:
1.無駄遣いせずに上手に使うこと
2.上手に貯め、運用すること
3.国などの制度を使い倒すこと
4.あなたの人生を最優先すること
このうち3回目として、
「3.国などの制度を使い倒すこと 」
について、どうしてこれが必要なのかについての基本的な考え方や理由などを細かくご紹介したいと思います。
ここは、教育資金としてほとんど注目されていないところだと思います。行政や民間が、お子様の教育資金についてサポートしてくれること結構あるのですが、何となくその恩恵を受けている方が多く、その情報を調べ倒すと、思わぬ裏技が隠れているものです。
それは、幼児教育無償化などが代表的なもので、高校無償化や奨学金制度なども、上手に使うことで、お子さまの教育資金を一気に圧縮や効率化が可能になったりまします。
最近では「幼児教育無償化」などが注目を集めていますが、マスメディアなどを見ても、本質的なテクニックに関しては報道などはされていません。
当然、国とのパワーバランスを考えれば、そんなものをマスメディアが安易に出せるわけがないですからね。だからこそ、お子さまのために、あなたがしっかりと自ら学ぶことが必要になるのだと思います。
この様に注目されていないということは、気付いたもの勝ちの世界でもありますから、我が子の未来をより輝かせたいと思われるのであれば、目を通していただくと、教育資金って、こうやって考えていけば良いんだ!というヒントというか、明るい光が遠くに見てくると思います。
目次:
・より若い世代にお金をかけるのが良い理由
・あなたのお子さまが使わないで、誰が使うの?
・まとめ
では、始めます。
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<より若い世代にお金をかけるのが良い理由>
ノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大学の教育研究の親玉的存在になっているヘックマンの教授が、恐ろしい研究結果を出しています。
このヘックマン教授は、世界中の教育研究者に絶大なる影響を与えています。
文部科学省が出している資料にもちょくちょく登場していますし、近年の幼児教育における「非認知能力」の分野にフォーカスを当てなければいけないと提唱を世界にするなど、日本の幼児、学校教育にも大きな影響を既に与えている人物です。
これヘックマン教授が考えたグラフをご紹介します。
この表は、教育投資などを若い世代にした方が、効果が大きいよ。ということを表しています。詳しくは、別の機械にご紹介をするとして、簡単に説明をさせていただくと、
彼の論理から考えれば、幼児教育期間に「投資したものの回収率※」複利で約年率7~10%くらいになると言っています。この数字は半端なく高いです。
一回投資をすれば、毎年、10%ずつ雪だるま式に効果がアップしていくのですから、時間が長くなる分、小さいお子様に投資をした方が良いに決まっています。
毎年、10%も増える預金がないように、10%もずっと効果がアップする教育の投資(教育資金を使うこと)って凄まじい効果を実は発揮していたのです。
更に、大阪大学の経済学者で、NHKなどに良く登場される大竹文雄教授は、それを大きく上回る15~17%にもなると、「幼児教育の経済学」という書籍で紹介しています。
このことから、税金の使い道として子どもを優先することは理にかなっていることになります。
※正確には、「人的投資による社会収益率」と言いますが、難しいのでここではこのように表現をしています。
しかし、現状の政策は、高齢者の票が政治を動かしてしまうため、将来に対して回収率が相当低い高齢者に使われる傾向があります。
このことは、政治家の立場になって考えてみればわかりますが、投票率が高く、人口の多い高齢者は大切なお客様ですから、その方に不利益なことを言うこと自体、ナンセンスと言えるでしょう。
子育て世代や若者に税金の再分配が行きにくいのはこのことでお分かりいただけると思います。
そんな中で、子育て世代にとって必要な考えは、税金の再分配の割合的に可能性の低くなっている環境下でも、その環境の最高額に近いモノを我が子にゲットしてもらうために、知識を蓄えて、行動に移してもらうことに外なりません。
個人としての取り組みでは、自らの環境を変えることはとても大切ですが、国の政策や行政の仕組みに対しては、
環境を変えようとする ✖
環境に合わせること 〇
これに徹底することが大切です。我が子のために、このことに対して時間と労力を使ってください。
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<あなたのお子さまが使わないで、誰が使うの?>
もちろん政治などが、子育て世帯に優しい国の政策や行政の仕組みに大幅にシフトしてくれることが望ましいわけですが、そんなものを待っていたら、先ほど見ていただいたヘックマン教授のグラフにあるように、お子さまはその頃には、とっくに大人になってしまうので、回収率の高いゴールデンタイムを逃してしまいます。
だから、現在ある制度上で、受け取れる最大の恩恵をお子様のためにゲットしてもらいたいと思っています。
そしてその再分配で受け取った税金を上手に使って、お子さまの可能性を急上昇してもらうことで、我が子が将来的に納税力の高い大人になってもらうことが、お子さまの将来をより輝くものにすると同時に、その使った税金に報いることになるのではないでしょうか?
その再分配の原資になっている税金を一番世の中にために有効利用が出来る可能性の高い存在は、この世の中に保護者さまの「あなただけ」であるということに早く気づいてもらいたいのです。
ゴールデンタイムに制度を使い倒す
⇒世の中のために一番いいこと!
例えば、幼児教育無償化の影響で、幼稚園の選択次第で、一気に教育格差が開く状況が起こり始めています。たった、この選択だけでお子様の人生が大きく変わってしまうかも知れません。
知らないだけで大損する方が出るという恐ろしいことが起こっています。
また、幼稚園の使い方次第で、保育園にはない素晴らしい受けられる時代が来ると思います。
2020年度からの幼稚園は圧倒的な差!
公立と私立はどっちがおトク?
この情報を知っていただいて「国などの制度を使い倒すこと」のスタートからズッコケない様にしてもらえれば嬉しいです。
この年代だけでなく、その先の(小学生~社会人)年代の情報もnoteや勉強会などで今後も増やしていきたいと考えています。
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<まとめ>
・お子様のゴールデンタイムを意識すること
・制度を変える努力よりも合わせる努力を
・あなたのお子さまが使って未来を明るくする
・恩恵を最大化できるのはあなただけ
これを調べたり、実行をするに当たって、ご自身で調べ上げてみてもらっても良いとは思いますが、そんな時間を掛けるくらいなら、聞いた方がご自身の時給とするであろう勉強時間(調べる時間)を掛ければ、どれだけそれがどれだけ勿体ない時間だということに気が付くと思います。
要は、多くの保護者さまが機会費用の使い方を意識してもらいたいのです。機会費用を無駄にしないためには、分かる人にいち早く聞いて、そのまま実行することとが一番の近道になるでしょう。
もちろん、その情報を聞いた上で、ご自身やお子様、ご家族の環境に全く合わなければ、それを参考にする程度に留めて、新しいもっと良い選択を模索しても良いと思います。
ただ、一歩踏み出さないことによって、お子さまが本来ゲットできたはずの恩恵のタイミングを絶対に逃さないようにしてくださいね。
それははじめに示したヘックマン教授のグラフを見れば明らかでしょう。
そのお手伝いをするのが、この私の役割であると今は考えております。私の情報を格安でゲットしてもらって、使い倒して、お子さまの未来をより輝くものにしてもらいたいです。
この様な存在になれるように、今後も役立つ情報をお伝えしていきますね。
あなたのお子様がしっかり恩恵を受けてもらって、恩返しとして日本の未来をけん引してもらえればと思います。
言い過ぎかも知れませんが、私は本気で「子ども達が夢を持てる社会を作るために」今後も頑張ってまいります。
このことを達成するためにも、ご協力をお願いいたします。
教育資金に大切な4つのこと:
1.無駄遣いせずに上手に使うこと
2.上手に貯め、運用すること
3.国などの制度を使い倒すこと
4.あなたの人生を最優先すること
1.無駄遣いせずに上手に使うこと
2.上手に貯め、運用すること
でしたね。こちらもまだご覧いただけていないようであれば、お読みいただくと、教育資金を上手使うヒントをゲットできると思います。
最後に総まとめとして
4.あなたの人生を最優先すること
今後も教育資金に関係する情報も含めて色々なところで出していきますので、またご覧いただけたら嬉しいです。
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1.無駄遣いせずに上手に使うこと
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③学習塾の違いについて
④そもそも学習塾って必要なの?
⑤学習塾にするタイミング(小学生)
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⑦自分よりもお子さまが勉強できない理由は?
⑧普通の学習塾ってどうなの?
⑨低学年から英会話って必要?
⑩自習室って必要?
⑪塾に行きたがらない姿は普通なのか?
⑫お子さまから「行きたい」という塾って?
⑬昔と今の違いを知っておこう
⑭学習塾選びにネットランキングはどうなのか?
⑮個別指導塾でやってはいけないこと
⑯環境作りを気にしているか?
⑰塾に通っている保護者様から聞きだすことは?
⑱塾選びの際に聞くべきことはただ一つ
⑲塾の立場になって塾を選ぶと
⑳入塾時にやっていることをみれば塾の良し悪しが直ぐにわかる
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奥脇紳五@連続合格🌸を続ける教育資金と成績UPの専門家🖋️
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<プロフィール>
🌈実績 第一志望校連続全員合格9年間継続合格率💯%関東甲信越唯一
🌟職歴 🐟屋→♨️屋→保険屋→塾経営 🚀コンセプト 無理のない教育資金で、ハイレベルな教育を全国の子供たちに! 📢教育資金について生の教育現場から中立公正なFPとして情報を提供中 👨👩👦👦 二児の父で投資歴20年の教育費専門FP