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「終わるはずの無いものでも、勝手に終わりを想像して一人で落ち込む癖」
例えば、ゲームなどで友情や愛情、幸せごとが起こったとする。
その時こそは素直に感動覚えたり、幸せな気分になるものだが、少しすると「それらは有限である」という思いがアタマをよぎる。
ネガティブな思考に陥る前に、ある事を思い出して気を紛らす。
全ての物事には終わりが存在する。
終わりがないことは本当に良い事なのか?
答えは違う。
終わりという期限がなければその物事は永遠と「当然のこと」という普遍的で低刺激なものになるが故、本人の視野や観察力、感受性などが鈍くなってしまう。
終わりがある場合は逆で、有限であると感じたその時から「今しかない」という特別感を抱き、物事は真新しく高刺激な物へと変化し、本人の視野や観察力、感受性が活発に活動し始める。
そう、その突として感じる「終わりの存在」というのは至って正常であり、むしろ一緒の黄金体験になるチャンスであることを示している。
その時が最高潮だ、その時を大事にしていこう。
以上。