
ぜんぶボルシチのせいだ
ロシアを発つ日がきました。
ホテルの朝食会場でカムチャッカ出身の夫婦と息子たち(3歳と5歳くらい)と折り紙のカエルで遊び、🍏さんと電話をし、フライトは11:30だったけど不安神経症の私は9時前にチェックアウトしました。
ホテルから空港まではシャトルバスが出ているので、焦らなくてもいいはずだったんですけど、そわそわしてしまって。
ターミナルがどこかわからなくてフラフラして、そのへんを歩いていたおじさんに話しかけてやっとわかっても、空港の仕組みがよくわからなくて。
建物に入ってすぐに荷物を機械に通すのです。
なんだろうあの、中身が透けて見えるみたいなやつ。
それが終わって、ターミナルの方へ向かう間にポストカードとかを買いました。
荷物を預けるとかチェックインとかちょっと難しすぎたので空港職員ぽい人に片っ端から声をかけて、なんとか荷物を預けました。
フライトのチケットももらったし、あとは待つだけ!と思って、ロシアでやり残したことNO.1である「ボルシチを食べる」をしました。
搭乗ゲートの外で。
もうおわかりですね。
そう。
I missed the Flight.
あっはーーーーーん!
そろそろ搭乗だからやばいかな?なんて思いつつのんびりお会計する店員(可愛い)にチップあげてる場合じゃなかった〜!
ゲート通って搭乗口についた頃にはちょうど終わり!
「え〜〜もうダメなの?うわ〜ん!」と言ったら職員っぽい人に
「あっちにカウンターがあるからチケット交換してもらって」と言われました。
えっ!私のミスだけど後のフライトにチェンジできる?マジ?最高か?日本の新幹線みたい!
って思ってカウンターに行こうと思ったんですけど、場所がわからなくて。
免税店の並びにあった、仮眠のお店?みたいなお姉さんに
「フライトミスしちゃってね、チケット変えたいんだけど、カウンターってどこだろう?」と聞くと
「あー、あなたのせいで?だったら新しいの買わないと」
やっぱりそうですよねえええええ。
だる。めんど。どうしよう〜〜という顔をしていると
「ちょっとチェックしてみてあげる。空港職員になんて聞いたら高いチケット買わされるだけよ。私は空港の人じゃないから利害ないし。」
と言ってくれ、その日のベルリン行きを調べてくれたんですけど、夕方に1便あるだけで、しかもめちゃめちゃ高い席しか残っていなかったようです。
それから「もう一泊したら?」と提案してくれたんですけど、ロシアのビザが翌日までだったのでなかなかに心許なくて。
うだうだしていたら
「まあとりあえずカウンターで『フライトをミスしたけどベルリンに行きたくて、でもそんなにお金がないの』って言うといいわ」
と。神なのかな?
私、海外で人に優しくされすぎじゃない?と思ったけど私は日本でもみんなに助けてもらってましたね。
世界全体が私のことを甘やかして保護してくれている。ありがたし。
教えてもらった方向にフラフラ進むと、何やら外国人(ロシア人以外)で混んでいるチケットカウンター(のようなところ)に着きました。
今日はここまで!
どうなっちゃうの〜〜〜〜〜?!?!
結論から言うと、ボルシチは罪深いです。
リアルタイムではついにお米を手に入れました!!!
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