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超短編小説 呪われたおもちゃ

超短編小説 呪われたおもちゃ

 「ねぇ、お母さん。おもちゃ買って! あの怪獣のフィギュアが欲しいんだ」
 いつも通りショウくんはお母さんにおもちゃを買って、とせがんでいました。
 「前買ってあげたおもちゃだって、もう遊ばなくなったじゃない」とお母さんが言うと、「ううん。今度は大切にする」とショウくんは返しました。
 悩んだお母さんは結局、ねだるショウくんのためにその怪獣のフィギュアを買ってあげました。 
 その日、ショウくんは

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