『ギリギリ』×『グルグル』

ひとつ前の記事に続いて、箱根旅行２日目に体験していたことを・・・。

２日目は、ホテルを早々にチェックアウトして、先日シェアしたとおり、『山薬（やまぐすり）』へ向かった。

そして、この道中で・・・ひとつ目の『グルグル』が起こった。

ナビの目的地を設定するのに、住所登録ではなく、名前登録でセットして、表示されたのを信じて、ゴール地点へと向かったのだけれど、

ゴール地点に着いたら、目当てのお店（外観）が無い。

小さな小屋のような、あらかじめ見ていた情報とはどうみても違う、『自然薯』『山粋』と書かれた別の店だった。

（かつて『山薬』の旧店舗であったことは間違いなかったらしい）

夫と２人、「これさー。紛らわしいよね。ぜったい『山薬』と間違うように似た名前にしてるよね」と、ブーブーいいながら、

予約時間まであと10分という中、焦りながら、再度、目的地を設定した。

住所で設定しなおしたら、ちゃんと正しいところに設定されて。

「最初から、今のサイト見て、住所で入れればよかった」と、内心、グルグル浄化のための自動操縦であったことを分かっていながらも、悔いた。

で、表示されたルートが、これまた「どう見ても・・・」な感じ（笑）

目的地は”左方向”にあるのに、なぜか”右方向”に向かって、途中でターンするように迂回してきて同じ道に合流するルートが表示されてる（笑）

そう、”柄杓のカタチ”のように、進むルート。

夫と、「これ、直に左に向かっちゃいけないの？？？」「一通なのかな？」と、とりあえずナビ通りに進んだら・・・

ものすごい急勾配の、車一台通るか通らないかの幅の、古い温泉宿が集まってるものすごい狭い道を通させられた（笑）

「ここ、車通っていいの？」「っていうか、通れるの？？？」

内心、「ああ、グルグル浄化間違いなし」と思ったものの、その、車1台通るか通らないかの急勾配を安全に抜けるのに必死で、

細心の注意を払いながら、「予約時間に遅れるのでは？」「せっかく予約してるのに・・・」と時間のことばかりが氣になった。

で、昨日話してた『公式』を思い出す💡

今までの傾向からも、時間が決まってる時には、さほど、大きなロスは起こらない。
ギリギリになることはあっても、わたしが損をするようなことは起こされない。

「だから、予約が取り消されるほどの、遅れにはならないはず！」

で・・・その通りで（笑）

そこから、目的地まで急ぎ、予約時間を1分すぎたくらいで、店内に入った（笑）
（ほぼ、予約時刻どおり。笑）

席について夫が言う。

「さっきの道路、あり得ないって（笑）」
「俺一人の時、こんなこと、一度もないよ（笑）」

夫も、２日間の体験を通して「りかこを連れてるから」だということは、確信したようだった（笑）

「わたしを乗っけてるからねー。一緒に浄化、お疲れ様ねー。ありがとねー。」

と笑うと、「いや、１人の時にやって（笑）」と、これまた皆がいうのと同じことを言うのだった（笑）

で・・・

箱根を出て、東京に向かってる道中でも、また起こった。

帰りは、渋滞回避で途中から下道を使ったのだけれど・・・

まっすぐ進めば間違いなく自宅周辺という道路を走っていて、なぜか、定期的に、横に曲がるルートで誘導された（笑）

最初は「渋滞回避かな？」と素直に従い、曲がってしばらくすると元の道路に合流し・・・という、謎な案内通りに進んでいたのだけれど、

それが、５～６回続いたあたりで「おかしい」と氣づく（笑）

「あと10分で自宅周辺」と表示されているのに、

何度も、迂回させられて、その時間が一向に縮まらない（笑）

到着時間が次々と後ろにずれて、走っても走っても、「あと10分で到着」な距離に居続けた（笑）

それも・・・これまた、知らない住宅地の中を・・・

さすがに、夫も、

「これ、前に進んでなくて、ずっと横にスライドし続けてるよね？」

と、氣づき始めた。

そうして、とうとう、ナビの案内は無視して、自分の知ってる道路を、自分の感覚で進みだした。

そうしたら・・・案の定、あっという間に自宅周辺に到着（笑）

夫が言う。

「もう、わかった、この原理。ナビが横道案内しても、無視すればいいんだ！！」

あと数分で家に着くところで、学習した夫（笑）

内心、《そうなの。でもね。脳内で錯覚させられるときには、氣づけないんだけどね》と、次回、この学習が生きることを願う（笑）

そして・・・これだけ帰り時間が遅れて、焦っていた夫。

わたしを自宅に降ろしてから車を返却に行って、「返却時間ギリギリだった」と安堵して帰ってきた。

（じゃ、なければ、わたしを乗せたまま返却に行って、わたしは自宅まで電車で帰るところまで覚悟していた。夫はバイクで。）

ほんと、『公式』どおり。

一応、損は被らないことになっている（笑）
（延長料金は取られなくて済んだ）

めちゃくちゃハラハラするのだけれど、これもまた、スリルを楽しむ エモちゃんとわたしの好みなのかも？しれない（笑）