見出し画像

みんなで勉強する意味

 嬉しい一言を言われたので、さらにそっから考える。

とにかく歩く 

 今日、放課後の職員室で、理科専科として私のクラスに入ってもらっている先生に、「あのクラスで毎日授業しているエンチャント先生、どうやっているんですか?」と聞かれましたた。そう、うちのクラスは、一声かけたり、横について問題を読んであげたりいないとお勉強が進まない子が結構たくさんいる。理科の先生には申し訳ないけど、そういう子どもたちなので、ありのままを受け入れて指導をしていかなくてはいけないので、まぁしょうがない。「たくさん歩いています!」と言いました。限られた時間で授業をするので、限界はあるけど、それぞれの子の学習状況をどれくらい把握して一声かけられるかは教師の腕の見せ所だ。

失敗する前に一声かける

 また、失敗する前に一声かけるのも大事。
「なんで教科書開いてないの!」
「ノートに何も書いていないね!」
ということがうちのクラスでは普通に起きます。そうなった場合は、まず第一に教師(自分)の失敗だと思っています。「失敗する前に一声かけなかったのは自分」だ。もう7カ月くらい一緒にいるのだから、そうなることくらい予見しておかないと!と反省します。

教える子が増えた

「(大変だけど)教えてくれる子が増えてきましたね!」
そう。これは私も最近実感している。教師が言わなくても、苦戦している子たちに寄り添って教えている子が明らかに増えてきた。これこそ、「みんなで勉強している意味」だと思います。その子たちは多分教師(私)の真似をしているんだと思います。横で一緒に考える姿を見ていたから真似してくれているんだと。そういう子が出現すると、いちいち褒めることも効いていると思います。

「先生、(課題が)終わりました」

 「じゃあどうする?」だ。この次の行動を指示する場合もあれば、指示しない場合もある。自分は終わったけど、まだ終わっていない人がいることに気づき、自然に教え始められる子になってほしい。それが友だちでしょう!そんなことを子どもたちにも話しています。
「終わったら、読書して待ちましょう」なんて寂しい。

 以上、エンチャントでした。

いいなと思ったら応援しよう!