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運動会の練習のこと 

1.子どもに渡す!

 まずは、関連している今年度バックナンバーです。
運動会の練習スタート 2024
ダンスがうまくなるのが運動会?

まだ練習途中ですが、今年度、子どもに任せていること

  • 踊りを選ぶこと

  • 二つのうち、どっちを選ぶかを自分で決める

  • 民舞を教え合うこと

  • どうやって教えるか考えること

  • タイトル

  • 曲の一部の隊形と動き

 ダンスリーダーを各クラス8名募り、任せました。教師はサポート中心に動きました。ダンスリーダーは夏休み中に、ダンスをマスターしてきて、友達に教える気マンマンです。4年生のダンスリーダーは、もうかっこいいです。尊敬してしまう。お手本動画をロイロで共有してくれたりしています。

2.教えるところはメリハリをつけて

 民舞(花笠音頭とエイサー)の次の曲の踊りと隊形の大部分は教師が考えて、教師が教えました。ここはなるべく短く!一斉一律指導をしました。効率を求めたので、子どもたちは、つまらなそうでした。そのあとは、やっぱりちょっと落ち込む。なにやってんだ自分!と。理想と現実の間で、もがいています。
 効率をもとめると、子どもたちが後回しになる。時数、子どもたちの健康面、評価、などなど。

3.子ども同士の方がいいこと

 教師が教えるよりも、子どもたち同士マンツーマンで教えると、頑張る子が多いように思います。もちろん教師が教えた方が分かりやすいのかもしれないけれど、4年生が3年生に教えると、3年生は頑張っているんです。いつもは頑張れない子(ぼーっとしている、すぐ休んじゃう)も、前向きにちょっと無理しながら頑張っている。(もちろん無理しすぎは教師がしっかりと見てあげないといけない。)これが子ども同士の教え合いの力かなと思います。もちろん、素晴らしい4年生(上級生)ということが前提。

4.子どもを待たせない、延長しない

 私はとにかく体育では「準備」を大事にしている。運動会の練習とか、日頃の体育もそうだけど、子どもを待たせるのは絶対にNGだと思っています。

 休み時間に集まる系の、応援団・開閉会式練習・リレーなど特にそうで、子どもが来た後に、遅れて準備し始めるのは本当にいただけない。子どものやる気がそがれるし、もっと大切な指導すべきことが後回しになるから。それなら担当できませんと断ってほしい。私の場合は、その前の授業や給食指導・掃除指導は早めに切り上げて、(それができるような学級経営を日頃か心がける。)準備しに行きます。
 結果的に「効率」を求めて動く。教師の中には、そうでない人が結構いるっていうのが今まで働いてきた肌感です。そうでない人には、声はかけるけど、強要はしない。それぞれのペースがあるからね。私は、そういうポリシーがあるってことです。

 運動会の練習や、休み時間にやる系の集まりは絶対に延長しないというポリシーをもってほしい。計画的に動けば、絶対に延長しないでできます。なにしろ授業はとても大事だし、遅れていい、なんてこと絶対にない。(事情によるけど。)ちょっと頑張って延長してもいいことは一つもない。延長してやった練習は、教師の不安を解消するためにやっているだけです。子どもの力を信じて、早めに切り上げる。子どもの本番パワーはすごいんだから。

 以上、エンチャントでした。


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