同僚との関係づくり 次の一手
「何を言うか」と、「誰が言うか」
関係性が大事。職員室で同僚と関係づくりをすることはとても大事なことだと思います。自分にとって関係が良好な人とそうでない人、尊敬できる人とそうでない人が同じことを言っても聞こえ方が全然違います。これは教師と保護者の関係と同じですね。子どもたちを共に育てていく仲間として、まずはお互いを知ることが大事だと、最近強く思います。自分のやりたいことをやっていくためにも、まずはとにかく関係づくり。信頼関係を築かないと、自分でやりたいことをやっていけません。多分、公立では特に。
同僚との関係づくり 1学期にしたこと
異動1年目ですが、「同僚との関係づくり」を今年度働く上でのテーマの一つにしていました。1学期、職員室でやっていきたことは以下の3点です。
①職員室だよりを出す
約50号まで出しました。実践報告、教育系ニュース、私が日々書いているblog、時期に合わせた内容のこと、便利小ネタなど、どんどん発信しました。もちろん、これをやる前には管理職に了承を得ました。どんどんやってくださいと言われました。異動して3日目から始めました。
反応もなかなか。
・いつも読んでます!
・私もあの実践真似してみました。
・紹介してくれた資料、印刷したよ。
私の真似して、発信を始めた後輩が二人いました。これが一番嬉しかったです。
②空き時間に授業を見に行く
授業を観に来てもらいたいので、まずは自分から観に行きました。フラッと入って、授業を観る。各クラス数分ですけど、先生方が大切にしていることや、その先生のいいところや課題が見えてきますね。放課後の話題が増えます。
③休憩時間などに積極的に話をする
私はもともと、コミュニケーションが苦手というか、効率をもとめる人間なので、極力会話をしたくない人なのかもしれません。しかし、それではいけないことが分かりました。朝や放課後に、意図的に積極的にコミュニケーションをとるようにしてきました。しかし、根っからの「コミュ力お化けたち」には敵いません。私も、「コミュ力お化け」になりたい!ということで、 一週間の同僚とのコミュニケーションを洗い出してみました。
成果
発信者が増えた!若い男性2名が、校内掲示板に得意分野についての実践をあげてくれたので、続けてもらう。
納め会でかなりフランクに色んな話ができた。
運動会の表現について、ブロックの先生との価値観共有ができた。
Canvaの勉強会を2回開いた。ほとんど全員が参加してくれたものの、明らかに時間があったのに、参加しない若者先生がいた。参加は自由だけど。やってみたい!と思えるベテランもいて、嬉しかった。
課題
時間的余裕と精神的余裕がなく、目の前にある仕事をこなすことを優先してしまう。
とにかく相手に興味をもつこと。これはトレーニングが大事なのかもしれない。
次の一手 2学期
やりたいことはたくさんある。できるか分からないけど、まずは言ってみる。言葉にしないとできないからね!
①レクリエーション
まずは一緒に楽しい時間を過ごすことが大事かもしれない。しかし、時間の捻出が難しい。遊ぶと同時に学べるような設定にしたらいいのかもしれない。
②模擬学級会
特活主任として、私の自治体にあまり浸透していない学級会を広めたい。先生たちに学級会の楽しさを味わってもらうためにも、模擬学級会を校内でやってみたい。
③座談会の場づくり
勉強ではないけど、集まって雑談できる場があるといいかもしれない。
休憩時間にちゃんと休憩することの大切さ。(私は効率人間でとにかく娘たちを早く迎えに行きたいので、休憩時間に仕事をしてしまっている。)
④ミニ研修会
Canvaの使い方勉強会を呼びかけたら、かなり好評でした。こういった需要がありそうなミニ研修会をまずは自ら開くこと。そして、得意分野がある先生に教えてください!ってお願いすること。
⑤コミュニケーションを回数を増やす、時間を長くする
これだ。これ大事なことは分かるんだけど、目の前に仕事があると後回しになってしまう。相手が忙しそうでも話しかけるのが気が引ける。しかし、最初は短く、「今ちょっといいですかー!」という声掛けを習慣にしよう。
⑥空き時間に授業を観に行く目的を変更
今までは「この先生は、どんな授業をしているんだろう?どんなクラスづくりをしているんだろう?」という気持ちで見に行っていた。何かアドバイスができたらいいという上から目線も入ってしまったいたのかもしれない。2学期は、その先生、そのクラスのいいところをさがしにいくことにする。それで、前向きなフィードバックをすることにする。
⑦職員室だよりを続ける・広げる
2学期中に100号まで出すこと。そして、私以外に2名の後輩が発信者になってくれたので、それを発信者を増やすこと。これもコミュニケーションが大事であると思う。それぞれの先生の強み・興味を知り、引き出す。
⑧運動会の取り組み
子ども主体の運動会になるために、表現指導の方法を大きく変える。
⑨自身の授業の発信 勝手に研究授業
そして一番大事な自分自身の実践だ。一斉一律授業からの転換、二学期は子どもたちに渡す部分をどんどん増やしていくこと。その試行錯誤を校内に公開していくこと。
以上、エンチャントでした。