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運動会の指導で気を付けたいこと

運動会の指導について、気を付けたいことを
指導要領や個人的な私見をもとに、
書いてみました。職員室にも発信しました。

今年の運動会の個人的なテーマは、
「運動会をできる限り子どもに渡す(少しずつ、様子を見ながら)」です。
以下、その取り組みです。
主体的な運動会表現指導をめざす|エンチャント先生@小学校 (note.com)
それとは別に、大事にしたいことを書きました。

1.表現

①「決まった動きの習得」になりすぎないようにする。

つい「見栄え」を気に過ぎてしまい、繰り返しの単調な練習になってしまいがちですが、表現が苦手な子も取り組みやすいように、細部までこだわりすぎない。大事なことはそれぞれの児童が、楽しく表現すること。厳しく怒鳴って指導すると、のびのび表現できません。

②「互いの良さを生かし合って仲間と交流して踊る」ことを大切にする。


「仲間と動きをそろえる」
「相手の動きと連動するような動きを取り言えれる」
「お互いの顔が見えるような隊形の工夫」
などで達成できるのではないでしょうか。

③「踊る楽しさや喜びにふれ、味わう。」ことを大切にする。


踊ることが楽しくならないと目標を達成できないので、踊る楽しさが味わえるような指導をする。踊る喜びは、そこに動きの意味がないと味わえない。ただ教師から教えられるだけでは、踊る喜びにつながらない。

④子どものエイジェンシー(主体性)を大切にする。


子どもたちはどんな表現をしたいのか、できるかぎり、表現を子どもたちに渡すことができるか挑戦したいですね。




2.徒競走・団体競技


「1位をとること」「勝つこと」を目標にすると、ほとんどの児童が目標を達成できない。

運動会の徒競走や団体競技の目標を子どもたちと考える際に、以下の点を大事にすべきじゃないでしょうか?

目標設定

①緊張場面で全力を出すこと

②負けそうでも最後までやり切ること

③(徒競走は)自分のコースを守って走るなどルールを守り、正々堂々走ること

④(団体競技は)ルールを守って仲間と協力・工夫をすること

⑤勝ち負けに関わらず、競った後、互いに労うこと


この5点は、指導する教師側が常に意識するのと、
児童にも事前に伝えることが大切だと思います。

運動会の指導で気を付けることが
他にもあったら、教えてください。

以上、エンチャントでした!

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