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今日出会った言葉
今日は、市内の先生たちみんなで、人を呼んで話を聞く会でした。いわゆる教育講演会。今日は、午前中忙しかったので、前半眠くなってしまったが、後半は結構楽しく話を聞きました。
ビビッときた言葉をまとめます。ちょっと、ちゃんと聞けていなかった部分もあるので、聞いて耳に残った言葉から自分が考えたことを書く形でまとめます。(全然ちがうかも。)
一芸に秀でる者は多芸に通ず
アメリカの学生の自己肯定感が高いのは、スペシャリストを育てる教育課程が組まれていること。また、垂直比較で褒めること。好きで得意なことを極めれば、一芸に秀でる者は多芸に通じる。嫌いで不得意なものは諦める。しかし、読み書きそろばんは身につけよう。得意で好きなことは誰にも負けないレベルに極める。
垂直比較でほめるということは、個人内評価ということかな?
一芸を極めるっていうのは、日本の公立の小学校ではなかなか難しいと思いました。まんべんなくできるようにできることを大事にしている文化があると思う。勉強=苦行になっているのは、苦手なものも自分なりに頑張りなさいと指導するからかもしれない。「嫌いで苦手なものはあきらめる」っていうのがいいなと思いました。最近の私は結構そうしていて、どうしても字を書くとイライラしてどんどん音を鳴らしてしまう子がいるんですが、その子は、今できそうなことを一緒にえらぶようにしています。昔の自分なら無理やりやらせていたかもしれません。
「やり方」から考える
方法論を自分で生み出すように育てる。
日本は、大学入試があるから、パターンで教えてしまう。
いわゆる「学び方を教える」ってことですね。
「漢字練習はこうやってやりましょう。」と指定するのではなく、複数の練習方法を紹介した上で、自分に合った、自分が効果的に漢字を覚えることができる練習方法を自分で選ぶ・考えることが大事だと思っています。出口の入試がネックになっているのは、しょうがないことなんですかね。
試行錯誤をさせる
間違いない選択をするにはチャンレンジをすること。
自己評価と他者評価が同じだと生きやすい。
これはとても共感します。教師の成長はとにかく「もがく」ことだと思っています。とにかくチャレンジして失敗して、改善してチャレンジする。それを繰り返していくことで、「間違いない選択」になっていくのだろう。これを教師がしていないと、子どもにチャレンジなんてさせられない。教師の在り方が、そっくりそのままクラスの子どもに伝わると思います。
二つ目の、自己評価の話も共感。自己評価と他者評価がずれている人や子どもっている。自分を低く見積もってネガティブになったり、高く見積もって傲慢になったり、これは両方よくないと思う。まずは自分がそうならないようにしたいし、子どもたちも自分を客観視できるようにさせたい。
同調圧力
規則を守ろう→作ろうへ
人は皆ちがう。
気を配ってみんなに合わせることは不可能。
自分基準で考える。
自分がされたら嫌なことはしない。されたら嬉しいことは人にしてあげる。
これは日本の学校の課題だ。決定は、「自分でしないようにする」のが文化だ。上に確認をとり、足並みそろえる。学校のことは学校で決めるべきだし、クラスのことはクラスで決めるべきなのは当たり前なのに。
質問しました
Q
揃えようとする文化がある。職員室でもそうなので、それがクラスにも伝わる。クラスでも、職員室でもそう。学校現場を規則を守ろう→作ろうとする組織にするには、だれが、どのようにしたらいいのか?
A
自分自身が変わること。自分自身を明確に示す。
他の人ができることではなく、自分にしかできないことをする。
自分が声をあげる。自分が考えていることを発信する。
そういうメンタリティーをもてば、子どもに伝わる。
この質問、紙に書いて提出するパターンだったので、匿名だったのですが、「あの質問、エンチャントさんが書いたでしょ?」と3人に言われました。そして、「自分自身が行動すること」っていうのが、エンチャントさんにぴったりですね!と言ってもらえてうれしかったです。人に期待して待つのではなく、自分がどんどん変わり、行動し、発信しようと改めて思いました。
以上、エンチャントでした。