禅問答のような講座―片桐ユズルさんのティーチングのひみつ
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片桐ユズルさんはアレクサンダー・テクニークをしている人なら知らない人はいない、日本にアレクサンダー・テクニークを紹介した方。時々お会いしたことはありますが、じっくりクラスに参加したことはありません。
「片桐ユズルのアレクサンダー・テクニーク ティーチングのひみつ」に途中からですが出席しています。アレクサンダー・テクニークの日本のオリジナルである方、少し緊張しましたがユズルさんは穏やかな柔らかい雰囲気でお話をすすめていきます。「わすれた」「覚えてないな」とにこやかに返事をしながら、講義の大切なところは必ずレクチャーが入ります。
毎回テーマは決まっていますが、内容は始まってからじゃないとわかりません。出席している人の名前や出身地などを聞きながら、講義が始まります。
新海みどりさんから「ユズルさんが話すのではなくて、出席した人たちが話すこと」と聞いていたので、ただそこにいるだけでは何も起こりません。
テーマに沿ったこと、それ以外でも自分が聞きたいことをユズルさんに質問しなければ、何も起こりません。
もちろんただ質問するのでは、ユズルさんは答えてくれません。答えを求めてはいけないのです。ある程度自分で考えないと、質問もできません。
「はい・いいえ」「正解・不正解」はなく、出席者が話題を提示して話をしていく講義。時には禅問答のように、意味がわからないこともあります。「ティーチングのひみつ」は、本当に自分の頭で考えて話して意見交換しないとわからないようです。
この写真は読書翻訳会の様子です。
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