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4人家族でもミニマリストになれる!部屋をシンプルに日常をイージーにする3ステップ!

モデルルームのような素敵なお部屋に憧れるけど、家族がいるからいつも散らかっている…

片付けても片付けても、あっという間に物が散乱してしまうことに、イライラしていませんか?

私は子ども2人と夫の4人家族ですが、リビングの一部にある子どもスペースには、いつもおもちゃが散乱している状態。

目に入る度に「はぁ〜」とため息をついてしまいます。が、

実は、私はミニマリスト。

え?部屋が散らかっているのに、ミニマリストなの??

家族と一緒に暮らしているんですから、散らかっている場所があってもいいんです!


だって、モノを選ぶ基準は「今」のあなたと家族だから。

家族でシンプルな暮らしをするには、あなたと家族に合った形を取り入れて、今のあなたの基準で本当に必要なものを見極めて、暮らしを豊かにしていくことが重要なんです!


ストイックにモノを減らし続けて、散らかる度に「片付けをしなさい!」って家族を怒ってたら、全然ハッピーじゃないし、楽しくないですよね?

ではどうしたら、4人家族でもハッピーにモノを減らしつつ、ミニマリストのようなシンプルな暮らしができるのか?を実例をふまえて3ステップで紹介します!


なぜミニマリトに!?4人家族でミニマルライフのメリットとデメリットとは?

そもそもなぜ、私はミニマリストになろうと思ったのか?

きっかけは6年ほど前、病気で手術をするため、1週間ほど入院し、退院時に家に帰ってきて感じたことでした。

久しぶりに帰ってきた我が家が、散らかっていたわけではないのに、

かなり「どんより」して見えたんです!!

「絶対、悪い何かが、この家に取り憑いている…」と直感しました。(霊感は全くありません。)


当時、「風水で幸運を引き寄せる」という情報を得た私は、さっそく「玄関」を整えました。

風水によると、玄関から悪い気も良い気も入ってくるということだったので、なんとか悪い気を追い払いたかった私は、玄関だけはキレイにしました。

玄関を整えると、今度はリビングが気になったので、自分なりに家族が快適に過ごせるよう整えていきました。

そんな中で知った「ミニマリスト」という存在。

一世を風靡した「断捨離」や近藤麻理恵さんの「こんまりメソッド」など、色々試していくうちに共感したのが「ミニマリズム」という考え方。


現代、選べないほどのモノや大量の情報に、「生きづらさ」を感じている人も多いのではないでしょうか?

・なんとなくやる気が出ない
・なんかモヤモヤする
・日々にただただ疲れている
・ことが思い通りにいかない

怒涛のごとく過ぎ去る毎日に、漠然とした不安や息苦しさを感じているなら、まずは身の回りを「整える」ことで、頭と心をスッキリさせる必要があります。

【ミニマリズムを取り入れることのメリット】

・要らないものを捨てることが
 ストレス解消になる

・身の回りが片付くことによって、
 快適に過ごせる

・ものが少ないから掃除や片付けが簡単

・身の回りがシンプルになると、
 自分の時間ができる

・モノを見極められることで、
 お金の節約になる

・自分にとって必要なモノだけでなく、
 本当にやるべきことや本当にやりたいことも
 見つけることができる

私はミニマリストになったことで、以前は当たり前にやっていた「衣替え」や「大掃除」という概念がなくなり、家事がとっても楽になりました!

それは、モノを厳選し続けた結果、季節ごとに入れ替えなくてもよくなったのと、少ないからすぐ片付くようになったからです。

ミニマリストを知ったおかげで、私は「時間」「お金」「健康」「人間関係」をはじめ、人生のあるゆることが少しずつ良くなっていると実感しています。


一方で、デメリットにはこんなことがあります。

【ミニマリズムを取り入れることのデメリット】

・世間や流行、当たり前と思われていることを取り除くためには工夫が必要

・何のためにモノを減らすのか?を考えないと、断捨離することが目的になってしまう

・費用対効果を考えるあまり、行動や経験の幅が狭まってしまう可能性がある

・自分に合った形でミニマリズムを取り入れないと、ストレスになる

・家族を含め、他人にミニマリズムを強要してしまうとハッピーではない

「当たり前」と思われていることの中には「なくても問題ないもの・こと」があります。例えば、

・普段用と外出用という概念
・家用とお客様用という概念
・シャンプーを使う使わない問題
・柔軟剤や芳香剤は要る要らない問題
・1日3食食べる

これらがあなたにとって本当に必要かどうかは、あなたが決めればいいんですよ。


「ミニマリストだから〇〇でなければならない」というルールはありません


でも、自分にとって本当に必要かどうかを決めるには、自分と向き合う時間が必要です。

その自分を知るための手段が「断捨離」というのがミニマリスト。


たとえミニマリストに関心がない家族がいたとしても、かなりのメリットがあるので、ぜひ、気軽に取り入れて、効果を実感してみてほしいと思うのです。


家族が4人に増えるのに、900Lの冷蔵庫を1/3の320Lに変えた話

今までミニマリストをやっていて、「心」「身体」「お金」「人間関係」に大きな変化を起こしたのが、冷蔵庫を変えた時でした。


私が今住んでいる韓国では、家族で住んでいる場合、だいたい900Lの冷蔵庫を使っている家庭がほどんどです。

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↑の画像はとある韓国のお宅の冷蔵庫。韓国ではこんな感じで冷蔵庫を使ってるのが普通です。左側が冷凍庫、右側が冷蔵庫。

それプラス、キムチや果物を大量に保管するための500L前後の「キムチ冷蔵庫」も置いている家庭が多いです。それが韓国では「普通」のように思われています。

下の画像は3つともキムチ冷蔵庫。日本ではこっちが普通の冷蔵庫サイズですよね?

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私の義母宅は、韓国の田舎にあるのですが、田舎の場合、家の庭や外に業務用のドデカイ冷蔵庫も置いている家が多いのでびっくりです。

普通の冷蔵庫とキムチ冷蔵庫2台が、キッチンにあったらどうなるのでしょう?

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上の画像はとある韓国のお宅のキッチン。おしゃれですが冷蔵庫2台あると…

かなりの圧迫感!

私が新婚当時住んでいた狭い部屋には、900Lの冷蔵庫1台ですら、どこに置いても収まりませんでした。

冷蔵庫がまるで家の主のように場所を陣取っていて、とってもストレスでした。

【韓国の冷蔵庫がデカイ理由】
・スーパーの商品が、どれも日本より大きく大容量

・韓国では大量に作り置きし、毎回同じようなおかずを食べるスタイル

・大量に作り置きしたもの&そのための大量食材を保管する必要がある

実を言うと、900Lの冷蔵庫は「結婚のお祝いに」と義母がプレゼントしてくれたものでした。

義母はそれをいいことに、大量に作ったおかずとキムチたちを定期的に送ってきました。

ありがたかったのですが、食べる量が追いつかず、あっという間に冷蔵庫が、義母の作ったおかずのタッパーで埋まり、もはや義母の冷蔵庫化していました。

食べ切れなさそうなものは、とりあえず冷凍へ回すものの、結局ゴミになっていきました。

腐ったおかずの処理もなかなか大変。生ゴミを捨てるのために、お金も、時間も、労力もかかるからです。

そのことを義母に伝えても、理解してもらえず。

容赦なく定期的に送られてくるおかずや食材たち。日々の小さな精神的苦痛が積み重なっていたのでしょう。


2人目を妊娠した時、私は、ついにキレました。

「もう、こんな冷蔵庫は嫌だっ!捨ててやる!」と。

明らかに部屋のサイズに合わない冷蔵庫、お金も労力も奪っている大きな箱に嫌気が差したのです。


私はこの冷蔵庫が要らないあらゆる理由を、義母に伝え、ようやく納得してもらいました。そこで、義母宅の古い冷蔵庫を捨て、我が家の冷蔵庫を義母が使うということで決着がつきました。


そして新しく我が家に迎い入れたのが、約1/3のサイズの320Lの冷蔵庫。

最初は小さすぎてヤバいんじゃないか?と感じましたが、今ではこの冷蔵庫でも60%くらいしか食材が入っていません。

なぜなら、必要な分だけ入れて残さないから。

冷蔵庫を小さくしたことにより、次のような効果がありました!

【冷蔵庫をミニマムにした効果】
・毎回必要な食材を厳選して買うようになった

・義母が大量におかずを送らなくなった(送れなくなった)

・残り物や期限切れで捨てる食材がなくなった

・冷蔵庫の食材管理が簡単だから綺麗になった

・生ゴミが減り、その出費が減った

・電気代も安くなった

・駄食いをすることも減った

・調理がシンプルになり健康になった

これを機に、

「冷蔵庫は大きくなければならない。」

という義母の思い込みが変わり、義母の当たり前を押し付けられることもなくなり、いい関係を築けるようになっていきました。


我が家の場合は、自分たちのライフスタイルに合わないのに、世間の当たり前に合わせていたことで、豊かではない暮らしをしていたのです。


そんなことに気づいたのも、日々自分にとって本当に合うものは何か?、これは本当に必要なものか?を問い、選び続けてきたからこそだと思います。


4人家族でもシンプルな暮らしにするための3ステップ

次の3ステップで、モノやあなたのやっていることをシンプルにしていきましょう。

◆基準◆
「今」のあなたと家族にとって、必要でハッピーにするものかどうか?

1.問う
「これは本当に必要か?」
「これをする必要はあるか?」

2.決める

捨てる or 捨てない
する or しない

3.配置する

居場所を決めてあげる
モノがたまらない、片付く仕組みにする

家族で暮らしているので、おすすめは共有スペースから。

・リビング
・玄関
・キッチン
・バスルーム
・トイレ
・クローゼット

一気にやるのは禁物!!「今日はこの引き出し1つ」「今日は靴箱」というように、できる範囲で少しずつやるのがコツです。

モノをたくさん減らしたい、と思っているなら、棚や収納スペース自体を小さくするか、減らすと効果的です。


本当のあなたに出会う。今すぐ捨てられるものベスト5!

「どうしても捨てられない…」というあなたへ。「今すぐ」捨てられるものには次のようなものがあります。

【今すぐ捨てられるものBEST5】

1.使ってないもの
2.使えないもの
3.期限切れのも
4.目的が明確でないもの
5.しまい込んでいるもの

基準は「今」のあなたと家族にとってどうか?ということ。

✕いつか必要になる
✕いずれ必要になるだろう
✕もしかしたら使うかも
✕他のミニマリストは〇〇だから

今使わない、必要ないのなら手放してOK!他人と比べることは、選択を惑わしてしまう原因の一つ。しっかり自分と向き合いましょう。

今後どうしても必要になったら、その時手に入れればいいんです。

モノがなくなることに不安を感じるのではなく、余白を空けて、そこにあなたと家族の「好きなものだけ」を置いていきませんか?

少ないものでも、あるもの全部がお気に入りだったら、絶対にハッピーな気分で過ごせるし、人生が豊かになるはずです。

私たちは「今」にしか生きていません。

ミニマリストになることは、「今」を生きる自分に集中し、人生を楽しむためのシンプルな方法の1つ。

ぜひ、ミニマリズムを使って、あなたのお部屋をシンプルに、そして日常をもっとイージーに楽しんでみてください!

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