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いよいよフランスの女になるので、やりたいことをつらつら書いてみた

「フランス良〜〜〜!すき!!」と思い続けて十数年。とりあえずワーホリで一年間だけではあるけど、12月1日から彼の地で暮らすことになりました。

以前このnoteにも書いた通り、わたしはフランスのミッション・ビジョン・バリュー的なものがめちゃくちゃ好きで、「自分の価値観と国の価値観がマッチしている!」「フランスがスタートアップなら絶対入社したい!」とか思っています。(しかもこのnote書いた後にタレントプレナーで、自分の欲求やコアバリューと紐づいてることまでわかってしまった)

ということで今回のワーホリは、その「自分とフランス、めっちゃマッチしてない??」という感覚的な仮説が本当に間違っていないのかを検証する実験です。1年じゃ完全には検証しきれないだろうけど、まったく的外れかそうじゃないかくらいはわかるのではないかなと。

だから語学学校も申し込んだしホームステイもするからとりあえず4ヶ月は絶対いますが、「この仮説100%間違ってるわ!」と思ったらすぐに帰ってくるかもしれません(笑)

住む場所も最初の4ヶ月しか決めてない、行きあたりばったり渡仏。そんな感じなので、ここに書くやりたいことは厳密なTo doリストでもなんでもなく、書いてたのに気が変わったりとか諸般の事情とかでやらないこともあるかと思いますが、備忘録として書いておきます〜〜


まずNoëlを満喫する


行くのが12月なので、行ってすぐにNoël(クリスマス)がやってきます。最高。

ホストマザーからもらった情報によると、わたしが行く街にもクリスマス・マーケットがあるとのこと。送られてきたサイトに載ってた写真がもうキラッキラで美しかったのでとても楽しみ〜〜〜〜

ヨーロッパ在住の友人から、「クリスマスはみんなでプレゼント交換!」という話は聞いていたので、一応クリスマスプレゼントも今わかってる人数分は用意しました。

でも過去にカナダワーホリしてた友人は「ホストマザーの友達とか、ホストマザーの娘さんの恋人のお婆さんからももらった」とか言っていたので、もはや未知数すぎる。このどうなるか全然予想できない感じがすでに面白い。2週間後くらいには、クリスマスプレゼントを求めてお店を巡ってるかもしれない。

あとはやっぱり七面鳥とかブッシュ・ド・ノエルとか、クリスマスの食事が楽しみ。というか、そもそもフランスの家庭料理を食べるのもめちゃくちゃ楽しみです。日本にいる間は料理とか全然しなかったけど、あちらに行ったら死のトランペットとかフランスの食材使っていろいろ作りたい。

そして地方巡りと14 Juillet


先述の通り、最初の4ヶ月はパリから1時間くらいの街に住むのですが、それが終わったら地方を転々としたい気がしている今日この頃。

というのも、「Paris n'est pas la France.(パリはフランスではない)」という言葉があるように、フランスは地方の豊かさが特徴的な国だと感じるから。

街づくりのモデルケースとして有名なストラスブール、ワインといえばのブルゴーニュとボルドー、チーズがおいしいし歴史的な場所も多いノルマンディなどなど。あと友人のいるモンペリエにも行きたいし、トゥールーズも気になる。(あと全然フランスじゃないけど、どうせならポーランドとかウィーンにも行ってみたかったりする)

こうして行きたいところはたくさんあれど、パリもやっぱり外せない。特に14 Juilletはとてもパリで過ごしたい。14 Juilletは、フランスの建国記念日。1789年7月14日にバスティーユ牢獄を民衆が奪取し、革命が始まったことに由来するこの日は、軍事パレードや花火などが行われる、文字通り国民の祝日だ。

革命のおたくとして、この日は革命の中心地・パリにいたい。そしてパリには革命家たちが使ったカフェもあるし、コンシェルジュリーとかアンヴァリッドとか革命にまつわる場所もたくさんあるので、その日近辺で革命めぐりをしたいなあと思っている。あとついでにベルサイユとルーブルにも行きたい。そしてサンドニでマリーのお墓参りもしたいし、革命家たちも眠るパリの地下墓地、カタコンブ・ド・パリにも行きたい。

とか言いつつ、結局普通に生活したい


という感じで行きたいところを書いてみたけど、正直別にどこにも行かなくてもよくて、そんなことよりフランス人の生活を味わいたい。ホームステイもそのためだし、なんなら四季を味わうために1年間ホームステイしたいくらいだった。

フランス人がどんな環境下で、どういうものを浴びて、それに対してどう反応して、どんなふうに生きてるのかをみれるのが楽しみすぎる。そしてできる限りフランス人のやり方を全部真似したい。なぜならこのワーホリはそれを自分がやれるかも含めて、フランスに染まりに染まるという実験なので。

その意味では、美容院に行くとかマルシェで買い物するとか、スーパーを巡るとかそういう小さなことこそめちゃくちゃやりたい。ストにもデモにも遭遇したい。あと病院にもめちゃくちゃ行きたいから、一回くらいは深刻じゃない体調不良に絶対になってほしい。なれよわたし。

流行ってるサービスも試したいし現地のマッチングアプリもやってみたいし、人気のテレビ番組とかドラマも見たい。あと忘れてはいけない映画館。ちょうど鬼滅を見たかったしやるはずなので、その隙にポップコーンの有無と種類も確認してきます。

本屋さんも行きたいし、フランス人に人気の趣味DIYもやってみたいし、日本にいたらわたしは絶対やらないハイキングとかもやってみたい。

あと絶対にやりたいのは大学の公開講座みたいなやつで、サルトルか革命の講義を受けること。多分全然ついていけないと思うけど、聞くという体験をしたい。でも教育系でいうと、本当に行きたいのは小学校だったりする。

小学校ってやっぱ教育の基盤だと思うし、そこでフランス的な歴史教育とか国語教育とかめちゃくちゃ受けたい。自分をフランスに染めるには一番よさそう。あとフランスって、算数でも「半径3cmの円の面積を求めよ」に対して「28.26㎠」って答えるだけではだめで、なぜそうなるのかの説明が必ず求められるらしい。思考力すごく鍛えられそう。授業受けたすぎる。そしてわたしをフランスに染めてください!

でも当たり前に通えないと思うので、あっちに行ったらフランス人の小学生が使うドリルでも買って解きまくりたい。絶対楽しい。いけそうなら中学高校とレベルアップしたい。

忘れてたけど、フランスの職場を体験するという意味で、時間に余裕があっていい職場があれば労働もしたい。でもやっぱり一番は小学校に通って初等教育から叩き込まれたい……

まあともかくできる限りフランスを叩き込み、自分を染め上げ、実験を楽しめればと思います。とか言ってすぐ帰ってきたら笑ってください!


ちなみにこの実験過程を伝えるPodcastを始めました。次回からは現地でフランス話をするので、よかったらフォローお願いします〜〜!


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えなりかんな|本とフランスを愛するライター
ユーロが高くてやばいので、応援いただけるとうれしいです🙏🏻フランスで面白いことしてまたnote書きます!