つらつらと
暑い夏がやっと終わった感じがする。
今年の夏は、何処へ行っても暑くて建物の外に出るには勇気が必要だった。
合言葉は暑いですね。挨拶も暑いですね。
眼の調子がよくなってきたので、いざ読書と考えていたが、予定していた読書はままならず。
サガンを読みたいと考えていたのが、
向田邦子にはまってしまい、向田邦子ばかりを読んでいた。
屋根裏部屋に設えた書庫に、階段を掛けて上る気力がなかった。
向田邦子の作品は姉がはまっていて、
リビングに数冊あったので。失敬して読んでいた。
昭和の匂い満載の向田邦子の作品は、
家族愛、そして、娘の父親への憧憬を強く感じた。
亭主関白、家の柱。強い父。
令和の現代では、あまりいないタイプの父親。
それにしても、向田邦子さんのさっぱりした文章は素敵過ぎる。
北海道に戻ったら、暑いといっても涼しだろう!という予測は完全に外れて、エアコン、クーラーが全室に設えてある家は、20%にも満たないはずで。
暑さ負けだった。土曜も日曜も祝日も出社する人が多く、エアコンの効いた環境でパソコンをいじっていたほうが快適らしく。
どちらが正しいのでしょうか、お二人のおっしゃることが、全然違うのです。
私は、何と答えたのか。??
そうそう、
「お二人とも正しい、
それぞれ方法は違いますが、到達点は同じです。
それぞれに付いてみて、教わって、同じようにやってみて、自分が納得出来る方でやったらいい!」
そんな答え方をしたはず。
その質問してきた彼女は、夏が終わり、一回りも成長して、確かな自信にあふれている。
方法は1つではないのだから。
模索して試して、自身で身につけたい。
車の中から、子供が作った標語だろうか
「僕の宝物は、
お母さんが生んでくれた、僕の命です!」
言葉は正確ではないでしょうが、おおよそそのような意味合いの言葉だった。
交差点で、
左右をよく見て、
大切な命だから、注意して、青信号だからと、簡単に渡らないように!
交差点のそばに貼り付けてあった看板。
大切な命。宝物は命。
こんな言葉を発することが出来る子供は心配ない。
どんなことがあろうとも、強く生き抜くはず。
2023年9月も、そろそろ終わる。
秋風が気持ちよく、食べものも美味しい季節。
私は、過度に焼けた皮膚が、元に戻るのは、いつ頃かな、、、と。最近はそればかりが気になっている。