おおげさが苦手
おおげさが苦手
池波正太郎さんのエッセイ集に、「おおげさがきらい」という作品がありますが、
苦労したからといって殊更に吹聴することなく、地道にわが道を進むべき、わが道で密かな楽しみを見出だし、己1人悦にいっているのが良し的なことを作者は言いたいのでしょうが。
最近はおおげささんが多い。とくに書き物、SNSでは、キャッチコピーよろしく、おおげさな文言または、普段使いようもない死語集でも探さない限り、現代用語としては使用されないような言葉をタイトルとしたり、、おおげささんが多いのですね。
個人の自由ですから、その人が良ければそれで良いのですが、これがビジネスとなると、少しばかり、おおげささんは困り 者となります。
「おおげさだから、あの人は、、注意して!」
「言葉、半分、いやいや、
1割程度と受け取っていたら無難!」
「半信半疑だな、、言葉を鵜呑みにしないほうがいい!」
なんて言われているなど本人は知るはずもないのですが、
つまりは、信用出来ないってことじゃないでしょうか。
事前にそのように、おおげささん、おおげささんと聞かされていると、本人を目の前にすると、
悪い人ではない、、、なぁ!
風呂敷が大きいのかな!
極端言葉が癖になってる!
ジェスチャーもおおげさ!
全てにおおげさ!
おおげさは間違いない!
苦手だな、、!
あ、鼻に手をもっていった、、。
話半分としても、おおげさは間違いない。
会社の教育でおおげさな物言いになってるのではなく、
この人は、悪気なく、根がおおげさなんだろうな、、、!
きっと、性格だろう!おおげさは。
仕事話より、私はおおげさの根源探しに夢中になってしまったようで、肝心の仕事話についての返答には、しばらく時間を頂戴することにした。
はっきりしたのは、私はおおげさは苦手ということ。