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割れた心は金色に紡がれる


まだ薄暗い時の狭間で
懐かしい歌を聴く
幼い頃のわたし
ただのわたし

克服できたと思っていたことも
出会わないようにうまくすり抜けていただけだった

何の前触れもなくもらったティーカップは
なんでもないわたしに贈られたもの

涙が溢れて止まらない

このまま、少しずつ、本当に
愛し愛されることを
知っていける気がした

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