『この音が届くのは、キミだけでいい』設定集
■登場人物
主人公 城戸 正輝 24歳 男
幼少期から容姿と中身が一致していないとよく言われている。音菜とは幼稚園からの幼馴染だったが、高校卒業と同時にある目標のために大阪の大学に進学。
大学卒業後、大阪にある大手出版社に就職。
グルメ雑誌の編集者を目指していたが高校からの女友達、明坂結実からの連絡で急遽東京に戻る決意をする。
ヒロイン 朝芽 音菜 24歳 女
気づくと一途に正輝を想い続けていて、周りからは純粋とか重いとかいろいろ言われている。だけど音菜本人は気にしていない様子。
大学1年の時期にあることがきっかけで情緒が不安定になり、家で過ごす時間が多くなる。その時に美少女ゲームにハマってしまい、いまでも気になる新作はプレイしている。
高校卒業から連絡を取っていなかった正輝が突然目の前に現れて想いがさらに大きくなる。
友達 明坂 結実 24歳 女
音菜とは中学時代からの親友。音菜と正輝の恋を応援している。
父親の経営する酒販店に音菜を誘い、事務の仕事一緒にしている。
日に日に差す影が濃くなっていく音菜のことが心配で大阪にいる正輝に連絡した張本人。その本人も誰かに恋しているようだが……?
■あらすじ
―――これが普通の幼馴染からの誘いだったらよかった。
『週末空いてる? よかったら遊びに行かない?』
高校卒業から6年、別々の進路を進んだ【城戸正輝】と幼稚園からの幼馴染【朝芽音菜】は二人の友達である明坂結実の恋のサポート-策略-によって再会する。
大阪の出版社で夢を追っていた正輝は明坂からの連絡で東京に戻り、明坂の父親が経営している酒販店の事務として働いていた音菜のもとに正輝は転職。
お互いの知らない時間にできた秘密の趣味や夢が明らかになっていくごとに正輝は音菜の抱えている不安と向けられた愛を知ることになっていく……。