アメリカに行ってきました。
約10ヶ月のアメリカ生活を終え、学んだ事を何かに活かしたい。と思い始めた最近、インターンをしていた会社の先輩から、発表会を開催させていただくお話を頂いたものの、NOTEに投稿したほうが、お忙しい中お時間をいただくよりも、お仕事の合間などスキマ時間にちょろっと読むことが出来ると考え、今回はマガジン投稿にチャレンジし、アメリカ生活の発信を通して気づきや学びをシェアしてみたいなと思い立ちました。
また、尊敬し憧れるある方が、NOTEを通して同じような発信をしていて、形からでも真似てみようと思ったのも、今回の投稿の一つです。
投稿内容の質や、学びの言語化等、未熟さ溢れる内容になると思われますが、「スキマ時間に読める!私のアメリカンライフシェア」をテーマに、発信させていただきます。
題して。今回は、
アメリカサッカー留学、基本情報~準備編~の巻
です。
私が去年、
・どんな場所に行って
・どんなチームでサッカーをして
いたのか、という事についての簡単な概要です。
1.プロフィール
東京都出身。
私は、去年(2020年)3月に、大学を卒業しました。
9歳から始めたサッカーを、大学の体育会女子サッカー部まで続けておりましたが、サッカーは下手で、試合に出られる選手ではありませんでした。大学4年生で海外サッカーに興味を持ち、アメリカ留学をしようと思い立ちます。そして、約10ヶ月のサッカー留学を経て、帰国、現在に至ります。(今は、目先で小さくはありますが次の目標に向けてアルバイトや勉強、ときどきサッカー!の日々を送っています!)
基本的な留学概要についてはこちら。
・期間:2020年8月~2021年6月
・地域:アメリカ合衆国 オハイオ州 ライマ
英表記 U.S, Ohio, Lima
・留学先:UNOH (University of Northwestern Ohio)
・所属チーム:UNOH women’s soccer
2.サッカーチームの選択理由
UNOH women’s soccer
NAIAと呼ばれる、大学スポーツ連盟に所属しています。
補足(規模感比較のため):アメリカには大学数が4000校ほどあると言われています。※日本比較:788校(http://eic.obunsha.co.jp/resource/viewpoint-pdf/202104.pdf より引用)のうち、大学女子サッカー連盟に加盟しているのは、85校でした。(https://juwfa.jp/about-us/federation/より引用)そのうち、NAIAに加盟する大学数は250校だそうです。
UNOHは、毎年Champion Ship(全国大会)に出場するチームで、過去には優勝経験もあるとか。
もともと、「強いチーム=集まる選手(サッカー面/人間性面ともに)も強い」という自分なりの方程式を持っていた私は、「できるなら、サッカーが強いチームに挑戦してみたい。」と考えており、興味を持ち始めます。 さらに、
“10カ国から選手が集まるチーム“
UNOHは、ヨーロッパ、アフリカなど、世界10カ国から選手が集まるチームです。中には、世界的有名クラブの下部組織出身や、世代別の代表選手などもいます。「多国籍」「世代別代表」「全国常連」などと聞いて、もし自分がその中の「一選手」になれているとしたら…
といった考えから、チームの特色に惹かれ、単純に、「そこでのサッカーが楽しそうだから」という理由で、UNOHに行くことを決めました。
“英語とサッカーでつながる不思議”
さらには、地球の裏側にいる人たちと、サッカーと英語を通してつながることができる。これがなんとも不思議で、「サッカーをここまで続けてきてよかったな」と思います。大学4年時に、実は、「自分からサッカーをとったら何も残らない…」とネガティブになってしまった時期がありました。「サッカーしかしてこなかったから、社会で何も通用しない…」と、自分のサッカー人生を否定してしまうことも。けれど、こんな奇跡のようなチャンスは、サッカーをしてきたからこそであって、改めて、サッカー人生に感謝できる経験になりそうです。
これが、私がUNOHに決めた理由です。
3.留学の目的?
色々と説明を連ねてしまいましたが、アメリカに行こうと決めた理由は、一年後(留学後)の自分がどんな風になっているか、楽しみだなと思ったからです。見知らぬ街で、自分ひとりで生きていかないといけない状況に身を置くことで、絶対何かしら得られるものはあるはず…と、根拠のない決断をしました。サッカーしてきたからこそ得られたこのチャンスを掴むことは、ネガティブになってしまった大学4年時の私含めて、サッカー人生全部を誇りに思えるきっかけになるかもしれないと、考えました。
渡米前、多くの人に、「なんでアメリカに行くの?」と聞かれ、この、ワクワクする気持ちを伝えられなかった自分がいました。
目的がないと、なんのためにアメリカに行くのかわからなくなる
留学のその後はどうするつもりなんだ?
就職もしないで留学なんて、考えが甘いんじゃないか?
などと、様々なアドバイスをくださる方に、感情論だけでは答えられないと思っていたからです。
確かに当時、この留学は将来なんのためになるのか?ということをしっかり考えられておらず、目的探しをしていました。
ある日、尊敬する方ある方に、
「ぶっちゃけさ、一年後の自分なんて誰もわからないじゃん、だから留学のあとどうするかはその後決めたら良いんじゃない?」と聞いた時、ふっと心が晴れたのを思い出します。
「あ、それでいいんだ!」と。
なんというか、そのほうが、自分らしいというか。この言葉に出会えて本当に良かった。だから、今では「1年後の自分にワクワクするか」という視点を大事にしています。
留学での目標は色々とありました。
・大学4年間の頃よりも、結果を残す(全国優勝、レギュラーなど)
・英語の上達
・何か得る!
それ以前に、「一生懸命生きて、何かしらを得て帰ってくること」が、最終的な目的だったかなと思います。
…
おわりに。
この記事を書いていて思ったこと
なんて見切り発車なんだ。と。
この先の投稿が不安で仕方ありません。次回もがんばります。
今回は以上になります。
それでは See you soon.
~番外編~
渡米の日が近づくにつれて、ワクワクした気持ちと、日本を離れたくない気持ちが入り混じっていたのを思い出します。
不慣れな、見知らぬ街に行くこと。
家族としばらく会えないこと。
など、アメリカでサッカーが出来ることへのワクワクとは裏腹に、それによって日常が変化することへの抵抗感もありました。
8月29日、ついにフライトの日になり、見送りに来てくれた家族や友達とお別れをして、飛行機に乗り込みます。
飛行機が動き出し、空中に浮かんだときに、
「あ~これでもう、本当に、しばらく家族とあえないや~~~」
と思い、急に寂しさと孤独感に襲われました。
後にも先にも、ホームシックになったのは、行きの飛行機のみでした。