乱破引きたいのに、もうピックアップ終わった... スタレVer.2.6 「毘乃昆尼末法筆録」 感想
あまりの面白さに、ほぼ隔週土日で更新してるエンマのゆるふわ評論で、「毘乃昆尼末法筆録」の感想を書こうか迷った。
が、次やると言った「Red Dead Redemption1」の感想をまだ書いていないし、再来週になるともうサンデーと新停雲が実装されてしまう。
ということで、文字少なめになるけど、「毘乃昆尼末法筆録」の感想を書かせてもらいます。
の前に少しホヨバゲーのメインクエストの話についてしたい。まじでよくあることなんだけど、原神といいスタレといい、メインクエスト(魔神任務や開拓クエスト)ってやり始めるのに結構体力が必要だからなかなか始められないんだよね。
「今日は疲れてるから、スタミナ消費だけでいっか」が何日も続いて、結果、乱破のピックアップが終わったころに始めて"しまった"。
まぁ、"しまった"がついているということはですね、クソ後悔してるんですよね。
いや、割とマジで今までの開拓クエストの中でも1,2を争うくらいには個人的に好みなストーリーだった。
今、同率で並んでいるのは、鏡流同行クエスト「流雲無痕」、Ver.2.1「深淵への狂走」、そして今回の「毘乃昆尼末法筆録」だ。
もっと早く始めていれば、乱破を引けたのかと思うとマジでやっちまったわ。今回の開拓クエストでめちゃくちゃあのキャラ好きになったのに…
この前ジェイド引いたから、知恵キャラが過剰かもしれないが、それでも引きたかった。
まぁ、霊砂引いたから石も金もないんすけどね
課金するのはもう嫌だと思いながら、
ジェイド「まだ苦しみ足りないようね❤️」
って言葉でガチャ引いてる。さぁ、独り相撲も千秋楽に近づきましたし、そろそろやりまっかね。
ここから、スターレイルVer.2.6のネタバレがあります
「毘乃昆尼末法筆録」 感想
今回のVer.2.6は巡海レンジャーと原始博士の因縁を主軸にした話だった。やっぱ、巡海レンジャー良いよね~。ブートヒルめっちゃ好きなんだよね俺。
西部劇がめちゃめちゃ好きなだからさぁ、ブートヒルは世間でいうところの推しというやつなんだよ。(いまだに推しという存在が何なのか理解していない)
そして、新たな巡海レンジャー、繚乱・忍侠A.K.A乱破が2.6では堂々登場。最初はただの変な奴かと思ってたけど、ストーリーを進めるにつれて「うわー😭」ってなっていき、ストーリー終盤では「やっぱ巡海レンジャーって良いよなぁ😭!?」ってなってた。
自分がここすげぇー!って思ったのは主に2点。1つは、ターン制バトルで、アクション性があまりないから、様々な工夫をしてプレイヤーを飽きないようにさせていること。
ブートヒルがバナナの暗示に潜入した時、色が無くなったり、音が無くなったり、クエスト名の下にある目標が不気味になっていたり。
逆に、ブートヒルが暗示から目覚めたときなんかは、目標が
・サルどもの親玉を見つけて、どちらが上なのか思い知らせてやる
になっていたり、細かいところでプレイヤーを飽きさせないようにしている。
特に、物語の終盤に目標がいつもと違うようになっているのが俺好きなんだよね。RDR2とかではアーサーがジョンと一緒に行くか、金を取りに戻るかの2択で後者を選択した際、目標は「ビーバーホローまで突破しろ。」になったり、妖怪ウォッチ元祖・本家のストーリーをクリアした後は、「夏休みを満喫しろ」になっていたり。そういうの好き。
また、ストーリーやムービーの中には、様々なオマージュがあった。ブートヒルが、リボルバーを振りながら引き金を引いて銃弾を曲げるのは、映画「ウォンテッド」だし、その弾をよけるためにバナフェッサーは「マトリックス」のあのよけ方をしていた。
他にも様々なオマージュがあったが、そういうニヤリとしてしまうネタの差し込みが飽きをなくしてくれたため、個人的に高く評価した部分の1つだ。
2つ目は言わずもがな、ストーリーの完成度だ。最初は、乱破がただのすごい変なやつで、サイバー忍者な星からやってきたのかと思っていたわけだ。
マスター苦茶の存在もそうだ。そういう世界からやってきたやつかと思っていたら、ストーリーを進めると衝撃の事実が浮かび上がる。
その浮かび上がり方もまたよくて、ストーリーがひと段落すると『銀河忍法帖 あらすじ』と銘打って乱破とマスター苦茶の昔の会話が流される。その際の背景は、サイバーパンクな都市であり、それが乱破の故郷だと推測される。
物語は後半に、主人公が乱破の過去を追体験する『乱破オリジン・影事録』が始まると、聞き覚えのある会話が流れる。そう『銀河忍法帖 あらすじ』のあの会話だ。しかし、舞台はサイバーパンクな都市ではなく、実験場のような施設。
そう、ここから推測できるのは、乱破の言動がおかしいのは独特な世界から来たわけではなく、単に実験で頭がおかしくなったからであるということだ。
えぐかったなこれ、ほんま。気づいたとき鳥肌やばかった。ストーリーの前半で伏線を貼っておき、後半回収する。それがきれいにできていたのが本当にプレイしていて気持ちよかった。
また、物語の終わり方も最高で、ストーリーの中で度々Mr.レックが「素晴らしい映画が出来そうだ!」なんて話していたわけだが、ストーリーが終わったときエンドロールが流れ、まるで「毘乃昆尼末法筆録」が1つの映画であったかのような演出が入る。
これマジでクソ粋すぎる。最高。ピノコニーの開拓の終盤、Ver.2.3でもこのような演出はあったが、Mr.レックというキャラクターがいたおかげでより入り込めた。
あとは、乱破が巡海レンジャーになると覚悟したあのセリフ。
マジで熱すぎない?この時に運命の行人になったのかなと思う。いわゆる、星神の一瞥ってやつ。ここほんと最高だったな。引きたいな。もうピックアップ終わってんのか.....
と言った感じで「毘乃昆尼末法筆録」はかなり面白かった。キャラの魅せ方がうめぇ。これを書くために、ストーリーをプレイしながらアプリのメモに思ったことを記録していたんだが、急にスマホの画面下部が反応しなくなり「ん」が入力できなくなった。その結果、
途中で「サルに巡海レンジャー?原始博士でんじゃね?」と気づいたわけだが、「ん」がうてないので、退化実験されたやつみたいになってクソ笑った。
他にも書きたいことはいろいろあるが、あまりにも文字が多くなってるいるのでこれにて了。
さらば!