鏡流の過去ストーリーを読め!
いつぞやの記事で原神の話をしていたが、俺は崩壊:スターレイルもプレイしている。ゼンレスゾーンゼロはまだやれていない。3つ同時となるとさすがにきついのでキャラ環境がある程度出来てからでいいかなと思っている。崩壊:3rdがあるだろ!○○があるだろ!って方もいるだろうが、キリがないから…。
原神の話をした記事では、原神のフレーバーテキストについて触れた。今回はスタレのキャラクター画面から読める「ストーリー」の話をする。今回は鏡流のストーリーだ。
まじで、雲上の五騎士が大好きだ。サムネの「この身は剣なり」も好きだ。支離剣を投げ捨てる鏡流の物悲しさが良い。そしてその投げ捨てられた支離剣をボロボロになってまで使っている刃も好きだ。
鏡流を引いていない方は、崩壊:スターレイルwikiwikiから読むと良い。全キャラクターのストーリーの中でもトップレベルの完成度だと思う。
なんかここからみるとぱっと見、エロサイトみたいで笑う。プロフィールの項目に飛び、折りたたまれているストーリーというところから読める。
ここからは鏡流および、仙舟羅浮のストーリーのネタバレを含む
このストーリーは鏡流の過去を4つに区切っている。幼年期、雲騎軍、雲上の五騎士、飲月の乱の4つだ。この過去はどれも鏡流の何かを決意した瞬間に焦点を当てている。ストーリー1は豊穣の忌み物を根絶やしにすると決意した時。2は剣術を極めようと決意した時。3は白珠に星を斬り落とすと決意した時。4は厄龍(白珠)を殺すと決意した時だ。
私的にマジで良いと思っているのが、文章の始まり方と終わり方。百聞は一見に如かず。まずは例を出そう。
まずは鏡流のあの氷の剣の長さと重さが書かれ、その後鏡流の過去へと移行する。同じ長さと違う重さを持つ剣がストーリー1には登場する。大きさと重さ的に子どもサイズだろう。
ここでは、故郷である蒼城の壊滅と鏡流が剣を持った理由が記載されている。軍装の女性の「口がきけなくても大丈夫、それを使って話すといいわ」というセリフは、あまりしゃべらない鏡流のパーソナリティをつくったのかなと思う。
そして、自身の故郷を破壊した豊穣の忌み物を根絶やしにするため鏡流は決意する。それがストーリー1の最後に書かれる。
いやかっこよすぎでしょ。なんだこの文は。剣って確かに草の形をしているけど、それを溺れ死ぬ直前に掴む浮草で表しているのえぐい。そして最後の、一文。クールすぎる。
そう、ここからわかる通り、鏡流のストーリーの最初と最後は必ず、剣の長さと重さ、そして特徴を書いて終わる。これの何が良いかって、鏡流の成長、強くなっていく様を言わずとも表せること。まじで完成度が高い。(長さ三尺七寸、重さ七斤余り→長さ六尺五寸、重さ十四斤といった感じだ。)
俺が一番好きなのが、ストーリー4の終わり。まさにこの鏡流過去編のクライマックス。飲月の乱により厄龍になってしまった白珠を、鏡流は殺すことを決意する。そして、飛び上がり、剣を握りしめた瞬間、突然ある言葉が耳に響いた。
「天の星々であろうと、我は斬り落とす」
白珠に言った言葉だ。(厄龍を殺すときに、白珠に言ったセリフを思い出すのも良い…)すると鏡流の剣に変化が生じた。
剣の説明が最初に戻ります。あの鏡流の氷の剣はこの時会得したらしい。粋すぎる終わり方。サブいぼ、ぶわ~なって!(千原ジュニア)この終わり方ですべてが完成された感がある。何回も言うがマジで完成度が高い。
ほかにも鏡流が剣首の名を獲得した日に、応星が支離剣を放り投げてプレゼントするシーンとか、ストーリー2,3が終わる際に書かれる剣に状態が鏡流の心情を表しているところとかも言いたかったが、文字数がいくところまでいっているので今回は辞めておく。
明日、乱破が実装され、新遺物も実装される。新遺物の「知識の海に溺れる学者」は鏡流とかなり相性が良いため周るつもりだ。(抱き合わせの「再び苦難の道を歩む司祭」が強いのも嬉しい)それに、飲月もまた復刻するとのことで、俺の中で雲上の五騎士ブームがまた来ている。刃はやく復刻来てくれー!!
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