アクセサリー作家を紹介する。 ▶︎ Connie Vintage
彼女の制作はテーブルいっぱいに材料を広げることから始まる。
これはここ、これはここ。
色を決めることができれば、もう自然に手が動く。
これだっ!と自分の中でバチッとはまったときが作品のできあがり。
Connie Vintage
Connie Vintage は知る人ぞ知る、わくわくなアクセサリーブランド。
他ではなかなか見られないユーモアたっぷりのパーツに心躍る。
デザイナーは、Aya さん。
80’s・90’sジャパンヴィンテージをリメイクした作品の数々は、どこか懐かしくてどこか新しい。なんとも不思議な雰囲気がある。
クール、モダン、レトロ、ドーリーなど、振り幅も広い。
Ayaさんのアクセサリー制作のきっかけは学生時代に遡る。
児童館で作った紙紐のアクセサリー。
壊れたブレスレットを指輪にリメイクしたこと。
この二つは、お母さんになった今でも忘れられない思い出だ。
ジャパンヴィンテージとは
企画、制作、生産、ロウ付けやハンダ付け、プレーティングなどが日本国内で行われているもののことを指す。
(場合により素材が海外輸入のものもある。)
※プレーティング:物持ちをよくしたり、金属アレルギーに対応するためのコーティングのこと
Aya の考える 80’s・90’sジャパンヴィンテージの魅力
上質なプレーティング
量産されたものであるのにもかかわらず、職人の技が見え隠れしていること
素材そのものがレア
80年代、90年代という近くて遠い時代
Ayaさんのジャパンヴィンテージは、40年間アクセサリーメーカーを経営したお母さまから受け継いだもの。
“母のアクセサリーをよみがえらせたい”
大先輩のお母さまからは「丁寧に作る」ことを学んだ。
パーツ販売ではなく、アクセサリーとしてお客様にお届けしたい。
この想いは強い。
ジャパンヴィンテージの魅力あるデザインが、Ayaさんの手で Connie Vintage に生まれ変わる。
これだっ!と思えない作品は世に出さない。
いつかやってみたいことは、耳まわり以外のアクセサリーの制作だ。
妄想ブレイクタイム 〜Connie Vintage 編〜
シンプルなコーディネートにも当然映えるだろうし、コンテンポラリーなアートとも相性が良さそう。
レトロモダンな雰囲気から、和服との可能性も見えてくる。
個性派を狙う新成人の方にもぴったりなのではないだろうか。
インタビューを終えて
物事の核心に迫るにつれ、遠回しな質問や発言をしがちな私である。
はきはきと無駄なく自分の考えを言葉に出せる方はすごい。
Ayaさんは、できる/やりたい だけでなく、やらない もはっきりしている。
趣味ではなく一つのブランドとして続けていくための芯。
私も見習いたい。
ジャパンヴィンテージの面白さは是非 Connie Vintage のInstagramアカウントでご覧いただきたい。