縁の木通信(2024年2月号 No. 54)
こんにちは。縁の木です。
節目に向けてたくさんの出会いを
2月4日、立春に縁の木は創業10周年を迎えました。5月には開店10周年。5月18日にはささやかながらパーティも開催予定です。縁の木の十年を振り返るゆったりとした場にしたいと思います。4月号には詳細をお知らせできるよう企画中です。
珈琲も、3月には毎年人気の春ブレンド、5月には想いを込めた10周年ブレンドをご用意しようとスタッフ一同わくわく準備中です。ご期待ください。
2月、3月とポップアップショップのお誘いもたくさんいただいています。2月9日~11日がユニクロ浅草さん、18日は未来定番研究所さん。22~23日はシモジマ浅草橋本店さんにお邪魔します。そして、3月2日は御徒町パンダ広場で「循環コトハジメ」に参加します。今年の蔵前サステナブルクラフトビールはこのイベントでの提供が皮切りです。今年もたくさんの場で、新しいご縁を紡いでまいります
今月の探検隊
「どうせなら縁の木ならではのサブスクリプションを。」と一昨年から開始した定期便「味さがし探検隊」。2月の前半は「タイドイトゥン開発プロジェクト」の珈琲になります。
このプロジェクトは、王室主導でゴールデントライアングルでの珈琲豆栽培への転作を支援しています。この地域は長年アヘン栽培で生計を立ててきました。貧困に根ざした悪循環(知識の欠如、麻薬栽培、売春、エイズ蔓延)からの脱却を目指しています。(写真)。浅めの煎りは南国のフルーツのような甘酸っぱさが楽しめ、深めは余韻が長く、コクと甘味を感じます。後半は「タンザニアリマキボー」です。タンザニア南部エリアの生産者組合「リマ」。すっきりとした柑橘系の風味が楽しめます。「キボー」は「一番よい」という意味のスワヒリ語です。フルーティな香りで、浅煎りはモモや、アンズのような味わい、深煎りはチョコレート感があります。
今月の豆はどちらもコーヒーハンター川島良彰さんによる栽培指導が行われています。よい豆を国土を傷めずに栽培する活動に縁の木も賛同しています。
社員番号0番を採用
1月15日付で縁の木に社員が加わりました。使用済みの麻袋から産まれたテディベアの試作品りじゅーとくん、と言います。
さっそく福岡市で講演を行う代表に連れられて、博多の夜の街を楽しんだ様子。2月は東洋大学の学生さんがタイでKURAMAEモデルの調査に行ってくれるので同行するそうです。仲間たちの販売も2月より開始の予定です。
編集後記
昨今、これからの地域のつながりについてお話する機会をたくさん頂いています。福岡、高知、山梨、徳島、そしてアドバイスを行っている墨田区。1つ大切なのは、実働するメンバーが必要と感じられない取り組みは持続しない、ということ。トップダウンで仕組みだけが降りてきても実行には柔軟な現場力が必須です。KURAMAEモデルは常に現場に寄り添うフレームワークでありたいです(し)
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