縁の木通信(2023年10月号 No. 50)
こんにちは。縁の木です。
縁の木通信は、オンラインショップ焙煎処縁の木の『縁の木の味探し探検隊定期便』の中に入っているオーナーの白羽からのお手紙です。
2ヶ月後にnoteでもご紹介をしております。
伝えることの大切さを
10月の声を聴き、ようやく夜の風が少し涼しくなってきました。今年は夏の蝉の声も、秋の虫の声も東京は乏しく、季節を感じる機会が少なかったように思います。
9月から縁の木には大きな変化がありました。1つは優秀な仲間が二人、加わってくれたこと。
そしてもう1つは、お問い合わせの中に「KURAMAEモデルを見学/授業/研究したい」という内容が増えたことです。
さっそく日本大学、亜細亜大学、広島県立三次中学校の学生さん、生徒さんへの体験授業があり、東京観光財団さんによる外国人観光客へのカクウチ体験とサステナブルクラフト蔵前BLACK・蔵前WHITEのレクチャーがあり。スタッフ間でもどんな縁の木にしたいかの会話を積み重ねました。ありのままのKURAMAEモデルの「過去・現在・未来」を伝えることで、さまざまなアイディアがまた産まれる予感がしています。
今月の探検隊
どうせなら縁の木ならではのサブスクリプションを。」と去年から開始した定期便「味さがし探検隊」。今月の前半はインドネシアのマンデリンを選びました。季節のブレンドは秋ブレンドに衣替えをして、柔らかく甘みのある中煎りになりましたが、まだまだアイスコーヒーも飲みたい陽気。しっかりとしたフレンチローストでコクと苦味を引き出し、牛乳や豆乳を入れても、アイスにしても、負けない味の強さを持った焙煎に仕上げています。
2種類お試しいただく方には大地の草原のような香りのシティローストをお届けします。後半はブルンジです。品名の「ホラママ」とは、生産者の中心となる母親たちが歌う勇気の歌。ルワンダの虐殺から逃れて亡命した母子も集い、働く農園です。シティローストではほのかにジャスミンのような香りが特徴です。深煎りでは安定感のある上質な苦みが味わえます。
ブルンジは今回初めて、ゼンショーホールディングスさんのフェアトレード部からのご縁で仕入れることができました。大切に扱い続けたい豆のひとつです。
出店ぞくぞく
10月も出店が続きます。14日は東京駅にて東京ビエンナーレ、21、22日は上野駅パンダ橋、25日は新橋駅SL広場に参上します。飲料販売の機会が多く、たくさんの方に珈琲だけではなく、蔵前WHITEや鶯谷ハニーラボの蜂蜜を使ったシロップのドリンクをご紹介したいと思います。12月にはアトレへの出店も決まりました。お楽しみに。
編集後記
墨田区の企業様にお声掛けをいただき、KURAMAEモデルは「墨田区資源循環・地域連携促進補助事業」の採択者の支援を行うことになりました。KURAMAEモデルで培った成功や失敗をお伝えし、陥りがちなトラブルや、大切にすべきコアバリューを整理しながら、墨田区ならではの循環が構築されるお手伝いができればと思っています。さっそく始まった打合せ。しっかり取り組みます(し)
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