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好きな人の「特別」にならなくていいよ。
好きな人の「特別」になりたい。
恋愛に悩んでいる人は
一度は思ったことがあるのでは
ないでしょうか?
わたし自身も恋する度に、
毎回「特別な存在」になりたい!
と思っていました。
「特別な存在」とは、
どんな存在でしょうか?
特別というと・・・
「恋人」や「パートナー」が
連想されますよね。
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「特別」の定義は人それぞれ。
あなたにとっての「特別」は何ですか?
あなたは好きな人にとって
どんな存在でありたいですか?
「特別」という考えは、
自分自身の在り方と繋がっています。
「特別」は自尊心を
満たす劇薬になりうる
わたしにとって特別とは、
「好きな人の隣に入れる存在」
のイメージがありました。
昔に読んだ少女漫画のイメージが
強かったのかもしれません。
「特別な存在で、特別な扱いをされたい」
![](https://assets.st-note.com/img/1718094520198-6YyNU2bol5.jpg?width=1200)
こんな欲求が自分の中に強くあり、
この承認欲求を満たすために
パートナーが欲しかったのです。
両親から得られなかった
「愛」をパートナーに求めていました。
家族に特別扱いしてもらえなかったから
家族同等の大切な相手に
特別扱いしてもらおうとするのです。
パートナーができて
その人の「特別」な存在になれることで
自尊心を満たそうとしていた。
自分のことが認められず
自己肯定感も低い状態。
自分のことを「特別」だと思えないから
相手に「自分はここに存在して良いのだ」
と認めてもらいたかった…。
あなたの「特別」にならせてもらえたら
わたしは自分を認められる、
そんな状態でした。
「特別になりたい」という欲望は、
自尊心を満たす劇薬。
わたしはそんな風に感じています。
![](https://assets.st-note.com/img/1718094750919-LMouMIDN7x.jpg?width=1200)
相手ありきの
自分への肯定なんて
全然肯定していないのにね…。
誤った自己肯定感ほど
厄介なものはありません。
「特別」は依存関係に繋がる
わたしが男性と恋愛していた時は
「特別になりたい」欲求がありました。
そして、
わたしが女性と恋愛していた時は
相手に対して「特別扱い」を
長くしていた時期があります。
「特別扱いをしたい」欲求でした。
女性と付き合っていたときは
わたしは男性のように振る舞っていたので
彼女のことを特別扱いしていました。
それも、自分と彼女の自尊心を満たすため。
自分が相手の「特別な存在」になるために
頑張って「特別な扱い」をしていました。
相手に尽くすことは良いことだけど
頑張るなら、それは誤った尽くし方。
好かれるために、頑張らなくて良いのです。
当時は分かりませんでしたが、
わたしと彼女は依存関係で
成り立っていました。
特別扱いをしてもらいたい自分
↓↑
特別扱いをしたい相手
---------
特別扱いをしたい自分
↓↑
特別扱いをされたい相手
これは、依存関係と言えます。
「特別になりたい」同士が付き合って
お互いの「特別」になり、
依存関係になっていきます。
依存関係は、
やり続ければやり続けるほどに
辛くなっていきます。
相手に依存していないと
普段から不安の絶えない環境。
何かあったときに
特別になれない「わたし」が、
ひょっこりと顔を出してくるのです。
劣等感、コンプレックス、自己嫌悪
いろんな感情が出てきて
「こんなわたしだからダメなんだ…」
と、自己否定になっていきます。
わたしもパートナーと問題があったときに
よくキュッと胸が締め付けられてきました。
「特別」になればなるほど
自分の醜さを感じてしまう。
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「特別」を失うことが怖くなってしまい
さらに頑張ろうとしてしまう。
「特別」を求めていて
「特別」になれたはずなのに
「特別」でいなければならない。
いつの間にか、
なりたかった「願望」から
「強制」に変わってしまったのです。
自尊心が低かったわたしにとって
ずっと「特別」で居続けるということは
ずっと「頑張り続けること」でした。
好きな人の特別にならなくていいよ。
そう思えたときに、
「頑張り続ける自分」から抜け出せます。
他人の「特別」になるのではなく、
自分を「特別な存在」として扱ってあげよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1718095440255-wFjK9GVEuh.jpg?width=1200)
自分が特別な存在だと思えたときに
相手の特別な存在になれます。
そんな、特別な相手に出会うことができます。
「特別」から抜けるには・・・
「特別を求める」から抜けるには、
自分がまず「依存状態」であることに
気づかなければなりません。
人生において、3つのステージがあります。
依存、自立、相互依存ステージです。
自分がどこのステージにいるのかを知り、
そのステージから抜け出すための
訓練をする必要があるのです。
「好きな人の特別にならなくてもいい」
すぐには、そう思えない。
ずっと、
「誰かの特別でいたい」と思っていたのに
急に本心を変えることはできません。
本心でなく、
思考で思うことを辞めようとしたところで
さらに思い込んでしまいます。
他人に依存している状態に気づいて
少しずつ、行動を変えていった先に
「誰かの特別になる」ことが叶うのです!
【自分のいるステージを知り、
ステージから抜け出すために行うこと】
「自分の特別」になった先に
「誰かの特別」になっている状態が
自分も相手も幸せなパートナーシップ!
まずは自分とのパートナーシップを
育んでいく必要があります。