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好きな人の「特別」にならなくていいよ。


好きな人の「特別」になりたい。


恋愛に悩んでいる人は
一度は思ったことがあるのでは
ないでしょうか?


わたし自身も恋する度に、
毎回「特別な存在」になりたい!
と思っていました。


「特別な存在」とは、
どんな存在でしょうか?


特別というと・・・
「恋人」や「パートナー」が
連想されますよね。


「特別」の定義は人それぞれ。


あなたにとっての「特別」は何ですか?

あなたは好きな人にとって
どんな存在でありたいですか?


「特別」という考えは、
自分自身の在り方と繋がっています。


「特別」は自尊心を
満たす劇薬になりうる



わたしにとって特別とは、
「好きな人の隣に入れる存在」
のイメージがありました。


昔に読んだ少女漫画のイメージが
強かったのかもしれません。


「特別な存在で、特別な扱いをされたい」



こんな欲求が自分の中に強くあり、
この承認欲求を満たすために
パートナーが欲しかったのです。


両親から得られなかった
「愛」をパートナーに求めていました。

家族に特別扱いしてもらえなかったから
家族同等の大切な相手に
特別扱いしてもらおうとするのです。


パートナーができて
その人の「特別」な存在になれることで
自尊心を満たそうとしていた。


自分のことが認められず
自己肯定感も低い状態。


自分のことを「特別」だと思えないから
相手に「自分はここに存在して良いのだ」
と認めてもらいたかった…。


あなたの「特別」にならせてもらえたら
わたしは自分を認められる、

そんな状態でした。

「特別になりたい」という欲望は、
自尊心を満たす劇薬。


わたしはそんな風に感じています。


相手ありきの
自分への肯定なんて
全然肯定していないのにね…。


誤った自己肯定感ほど
厄介なものはありません。


「特別」は依存関係に繋がる


わたしが男性と恋愛していた時は
「特別になりたい」欲求がありました。


そして、
わたしが女性と恋愛していた時は
相手に対して「特別扱い」を
長くしていた時期があります。

「特別扱いをしたい」欲求でした。


女性と付き合っていたときは
わたしは男性のように振る舞っていたので
彼女のことを特別扱いしていました。


それも、自分と彼女の自尊心を満たすため。


自分が相手の「特別な存在」になるために
頑張って「特別な扱い」をしていました。


相手に尽くすことは良いことだけど
頑張るなら、それは誤った尽くし方。

好かれるために、頑張らなくて良いのです。


当時は分かりませんでしたが、
わたしと彼女は依存関係で
成り立っていました。


特別扱いをしてもらいたい自分
↓↑
特別扱いをしたい相手
---------
特別扱いをしたい自分
↓↑
特別扱いをされたい相手

依存関係

これは、依存関係と言えます。


「特別になりたい」同士が付き合って
お互いの「特別」になり、
依存関係になっていきます。


依存関係は、
やり続ければやり続けるほどに
辛くなっていきます。


相手に依存していないと
普段から不安の絶えない環境。


何かあったときに
特別になれない「わたし」
が、
ひょっこりと顔を出してくるのです。


劣等感、コンプレックス、自己嫌悪
いろんな感情が出てきて
「こんなわたしだからダメなんだ…」
と、自己否定になっていきます。


わたしもパートナーと問題があったときに
よくキュッと胸が締め付けられてきました。


「特別」になればなるほど
自分の醜さを感じてしまう。



「特別」を失うことが怖くなってしまい
さらに頑張ろうとしてしまう。


「特別」を求めていて
「特別」になれたはずなのに
「特別」でいなければならない。


いつの間にか、
なりたかった「願望」から
「強制」に変わってしまったのです。


自尊心が低かったわたしにとって
ずっと「特別」で居続けるということは
ずっと「頑張り続けること」でした。


好きな人の特別にならなくていいよ。


そう思えたときに、
「頑張り続ける自分」から抜け出せます。


他人の「特別」になるのではなく、
自分を「特別な存在」として扱ってあげよう。


自分が特別な存在だと思えたときに
相手の特別な存在になれます。

そんな、特別な相手に出会うことができます。


「特別」から抜けるには・・・



「特別を求める」から抜けるには、
自分がまず「依存状態」であることに
気づかなければなりません。


人生において、3つのステージがあります。

依存、自立、相互依存ステージです。


自分がどこのステージにいるのかを知り、
そのステージから抜け出すための
訓練をする必要があるのです。


「好きな人の特別にならなくてもいい」

すぐには、そう思えない。


ずっと、
「誰かの特別でいたい」と思っていたのに
急に本心を変えることはできません。

本心でなく、
思考で思うことを辞めようとしたところで
さらに思い込んでしまいます。


他人に依存している状態に気づいて
少しずつ、行動を変えていった先に
「誰かの特別になる」ことが叶うのです!


【自分のいるステージを知り、
ステージから抜け出すために行うこと】


「自分の特別」になった先に
「誰かの特別」になっている状態が
自分も相手も幸せなパートナーシップ!


まずは自分とのパートナーシップを
育んでいく必要があります。


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