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292_自分を責めてしまう責任感のある人へ

自責、他責という考え方があります。


一般的に

他責思考(他人のせいにする)を止め

自責思考(自分のせい)を心がけよう

という話が多いでしょう。


それは、自分を責めるというより

自分の責任とすることで

自分の選択肢(自分のできること)

が増える、可能性が増える


ということで、

なかなか理にかなっている

ように思います。


ただ、なんでも自責だと

心を責めてしまい

疲れてしまうのも確かです。


鬱になる人の特徴に

責任感が強い

というのもあります。


責任感と選択肢の両方を持ち、

しかも、自分の心も傷つけない。


そのために、


『全責』


をお勧めします。



簡単です。

自分の責任でもあり他者の責任でもある。

この世のすべての責任とします。


全ての物事は縁起で起こります。

全ての因果はつながっている。

それが仏教の、縁起という話。


更には、科学では

『人に自由意志は無い』

という結論に至った話もあります。


自由意志は無いというと寂しい気が

しますが、決してそんなことはない。


意思が個人の所有でないならば、

それはすべて全体の因果、

縁起によってなされるもの


だから、責任はすべてにあるんです。


私の責任と言う時

100%自分が悪いですが、

全人類の責任と言ったとき、

自分の責任は1/60億です。


それが、人類どころかすべてです。


なんか気が軽くなるでしょ♪


楽に生きれて、でも自分も担っている。

素敵な生き方じゃないですか?


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