デーブ大久保の話(テレビのエニアグラム特集番組で・・・)
昔エニアグラムが流行って民放のテレビ番組で取り上げられていたときの話です。
10年以上前の話です。記憶を頼りにいい加減に以下の文章を書いています。
エニアグラム特集番組の中で、「恋人のいないタイプ4の女性にタイプ別の男性を紹介していく」というコーナーがあり、その映像が流れた後の出来事でした。
その映像を見てスタジオのひな壇の出演者たちが感想を言う中で、出演者の一人であるデーブ大久保(記憶ではタイプ2 ※)が、タイプ4の女性とタイプ4の男性との会話風景をさして「俺、ああいうのダメ。ああいう人ダメ。それから、パーティーなんかにワーとやってきて、ワーとやって、そのままワーと帰っていっちゃう。そういうヤツもダメ。」と言ったのです。
そのときです。それまで黙って聞いていたエニアグラムのコメンテーターがちょっと強い口調でデーブ大久保にこう返しました。
「それって、ご自身のことではないですか?」
戸惑うデーブ大久保「え?」「俺?」
すると出演者の中にいた野村のサッチー(タイプ8 ※)が話に参加してきてこう言いました。
「そうよ。あなたよ。あなたいつもワーときて、ワーとやって帰っていってるじゃない。」
デーブ「え?俺か?」
サッチー「そうよ。あなたよ。」
デーブ「俺か?」
サッチー「そうよ。あなたよ。」
デーブ「俺か?俺か?俺か?」「・・・俺だ!」「俺だ!」「ああ今日はここに来てよかった。」
※ テレビ番組では出演者のタイプが分かるように、それぞれにタイプ番号が書かれた札が置かれていました。
デーブ大久保が言った嫌いな人の描写がこれでよかったか自信が無いのですが、私の言いたいことは「人は自分のことは意外と分からなくて、他人とのやりとりの中で気が付くことがある。」ということです。
このときは「自分の嫌いな人と、自分が同じだった。」という劇的な展開でした。
先日お伝えしたワークショップとはこのような気付きの場でもあるので、機会があれば参加をおすすめします。
ちなみに、実際のワークショップはこんなに劇的に気付くわけでは無く徐々に気付いていく感じです。
参考
『ワークショップをしているグループの紹介(お金はいくらかかるの?)』
『【エニアグラム用語】統合と分裂』タイプ4とタイプ2とタイプ8は、統合分裂の間柄です。これが分かった上で、この文章を読むとまた少し違って見えたりします。