同情するなら金をくれ!(ガッツセンターの話)
タイトルは大袈裟に書いています。言いたいことは、この文章を読んでいけば分かると思います。
今回は、ガッツセンター(タイプ8、タイプ9、タイプ1)の話をします。
ガッツセンターは、以前にも書きましたが、好意を言葉にとどめません。
大抵、形で示します。また、相手の好意も形を通して感じます。
今回はその話を書きたいと思います。
以前『善人しかいないのに』にも書いた通り、ガッツセンターのよくある好意の表しかたの一つが「おごる」です。
ここで、センターが違うと「おごる」の中身、つまり金額に意識が行きそうなので、注意して欲しいことなのですが、ガッツセンターにとっては、金額では無いのですよ。金額では。
ここが、センターが違ってしまうと理解されないところなんですが、たとえば、コーヒー缶ひとつでもいいし、コンビニで買ったアイスやお菓子でもいいのです。気持ちが形になっていることが重要なのです。
タイプ8なんかでは、相手と話したいときに、コーヒー缶を2つ買ってきて、ひとつを相手の前に、コンッと置いて「話しましょうや」って感じになるときがあります。
また、部下であるメンバーが忙しく仕事をしているとき、お菓子を買ってきたりします。言葉だけのねぎらいにはならない。そこが重要なのです。
たとえば相手のために新聞か雑誌のコピーをコンビニで取って数枚持って行ったとしましょう。その相手がガッツセンターであった場合は、なにより、あなたが身銭を切ってコピーを取ってくれたことを意識します。
あるガッツセンターの人からこういう話を聞いたことがあります。自分が無職だったときに、皆は「大変だね」とは言っていた。でも言うだけだった。そんなときに、あの人は「うちに来るか?」と言ってくれた。だから恩義がある。
ガッツセンターは、別名、行動センターです。言葉だけの好意は響きません。行動を伴った好意こそ相手に伝わるのです。これは、あなた自身の行動であったり、お金であったり、物であったり、そういったものです。
これを読んでいる人は、あらためて周りを見てみてください。ガッツセンターのそういった動きが見えてくると思います。
明日は具体的な逸話として、西島秀俊の話と欽ちゃんの話を書こうかと思っています(予定)。
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