これを知るものはこれを好むものに如かず。これを好むものはこれを楽しむものに如かず。 (2021.4.28)
タイトルは、国語の教科書にも掲載されている論語のことばで、私が座右の銘を聞かれたときには、このことばを伝えている。
自分の中でモチベーションが無くなる(充電池の残量がゼロになるような感覚)経験をしていた時に、この言葉から自分が頑張る意味のようなものを教えてもらった、そのような経験がある。
楽しいという感情を抱いているときは、心の中が充電量>電池消費のような状態になっていると感じる。夢中になる、熱中しているといった言葉で表されるだろうか。
このことから、何かを取り組むときには「どうやったら自分が楽しいと感じるだろうか」「自分が楽しいと感じることは何か」といった観点で物事を考えるようになった。
そのための方法を、自分の中でうまく言葉にできていない中で、下記の記事を目にした。
“働きかけ、反応を生み出し、工夫する。楽しめる力とは、自ら変化を生み出すことができる力のことだ。こんな風にしたいというイメージがある人、こうなったらどうなんだろうという好奇心のある人、思いついたらやってみようという行動力のある人が、飽きない人だ。飽きない人は自分を観察していて、自分を知ろうとしている。つまりは人間を知ろうとしている。楽しむ人は、楽しいことをやるのではなく、やっていることを楽しむのだ。 これを知るものはこれを好むものに如かず。これを好むものはこれを楽しむものに如かず。 孔子”
働きかけ、反応を生み出し、工夫する。
楽しむ方法はまさにこのことだろうなと思う。
内向的だと分類される自分にとって、「行動力」という言葉はいささか抵抗感がある言葉だが、もう少し身近に感じても良いのかもしれない。