酒井 絵美 / 音楽家・音楽民族学者

ヴァイオリン、ハーディングフェーレ、ヴィオラ奏者/音楽民族学者。東京藝術大学大学院修了。専門は、民族音楽のヴァイオリン奏法🎻 音に至るまでの日々のインスピレーションや音楽にまつわる発見・情報など、きままに綴ります✎ https://www.emysakai.com/

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    【ブックレットCD】Vetla Jento Mi ~ハーディングフェーレ伝統曲集~/ 酒井絵美

    2020年12月27日発売ハーディングフェーレに魅せられノルウェーに通うようになって5年、日本の方にこの楽器の魅力を伝えたい、そして自分でも弾いてみたいと思った方の道標になればと思い、大好きな伝統曲を9つ選びました。22ページのブックレットには、9曲すべての楽譜と解説、ハーディングフェーレに関する情報をまとめました。ハーディングフェーレやフィドル以外にも、様々な楽器で演奏したり歌ったり、ノルウェー音楽の入門集としてお使いいただけたら嬉しいです。1. Huldreslått I & II2. Fanitullen3. Likferdslåtten4. Rammeslått ∞5. Røven6. Brureslått / Vetla jento mi視聴https://www.youtube.com/watch?v=5KopIz8UCbk
    ¥3,300
    EMY Records
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    【CD】magia y alegría / 5años

    2022年4月2日発売「ベネズエラ音楽は魔法と喜び」※酒井絵美は2トラックのみの参加です1. 追いかける2. Mi catleya3. El trébol4. 夏5. あの日に帰れない6. El tren cielo azul7. Maturín8. 小さき者へ9. Dos ríos10. magia y alegría11. Bajo otros cielos [Bonus Track]視聴https://linkco.re/NVXeF2Td?lang=ja---5añoshttps://www.facebook.com/5anyos
    ¥2,750
    EMY Records
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    【CD】MAJOR SEVENTH / 5años

    2020年9月9日発売東京発、ベネズエラ都市音楽の伝統と現在地。1. Admiración 2. Florecer3. Seremos Felices4. Primavera5. Apóstrofe'6. Eres mi último amor7. Bagan8. Jalea視聴https://linkco.re/t6pR82tS---5añoshttps://www.facebook.com/5anyos
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    2020年12月27日発売ハーディングフェーレに魅せられノルウェーに通うようになって5年、日本の方にこの楽器の魅力を伝えたい、そして自分でも弾いてみたいと思った方の道標になればと思い、大好きな伝統曲を9つ選びました。22ページのブックレットには、9曲すべての楽譜と解説、ハーディングフェーレに関する情報をまとめました。ハーディングフェーレやフィドル以外にも、様々な楽器で演奏したり歌ったり、ノルウェー音楽の入門集としてお使いいただけたら嬉しいです。1. Huldreslått I & II2. Fanitullen3. Likferdslåtten4. Rammeslått ∞5. Røven6. Brureslått / Vetla jento mi視聴https://www.youtube.com/watch?v=5KopIz8UCbk
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    2022年4月2日発売「ベネズエラ音楽は魔法と喜び」※酒井絵美は2トラックのみの参加です1. 追いかける2. Mi catleya3. El trébol4. 夏5. あの日に帰れない6. El tren cielo azul7. Maturín8. 小さき者へ9. Dos ríos10. magia y alegría11. Bajo otros cielos [Bonus Track]視聴https://linkco.re/NVXeF2Td?lang=ja---5añoshttps://www.facebook.com/5anyos
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ハーディングフェーレ練習用ヴァイオリンを考案してみた

「ハーディングフェーレを習いたいけれど、いきなり楽器を買うのはちょっとためらわれるな・・」という生徒さんの声を受け 「それなら、ハーディングフェーレを練習するためのヴァイオリンをつくってみればいいかも!」と考え、 ハーディングフェーレ&ヴァイオリン工房K さんのお力をお借りして、 https://www.keisukehara.com/ (というか、一緒に相談しながら最終的には楽器職人原さんが) つくり上げた、練習用楽器のご紹介動画です! ぜひご視聴ください。

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      ハーディングフェーレでスウェーデンの音楽を弾いてみた

      スウェーデンを代表する民俗音楽バンド ヴェーセンが演奏し、世界中で愛されている『ジョセフィンズ・ワルツ』をハーディングフェーレで演奏しました。

      • 多様なジャンルを演奏すること

        生徒さんから、考えさせられる素敵な質問をいただくことが多いので、noteでご紹介していこうと思います。 第一弾は、一番よくきかれるこれ! 「色々なジャンルの音楽を弾いて、混乱しないのか」 具体的には、 Aさん「アイリッシュフィドルを習おうと思っていたのに、ハーディングフェーレもやりたくなっちゃった・・」 Bさん「アイリッシュフィドルを習っているが、好きなクレズマーの曲も弾いてみたい・・」 Cさん「アラブ音楽もやってみたいけれど、チューニングが違うんですよね・・?」

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          北欧の楽器 ハーディングフェーレでクラシック音楽を弾いてみた

          いやー久しぶりにクラシック音楽を弾きました! (これをクラシックと呼ぶならば) 演奏したのは、エドヴァルド・グリーグ作曲『ペール・ギュント』Op. 23 より「ハリング」です。 この曲は、オーケストラの中ではヴィオラソロで演奏されることが多いですが、初演はハーディングフェーレで演奏されたそうです。 ハーディングフェーレは、ヴィオラやヴァイオリンよりも駒(ブリッジ)が平らで重音を演奏するのに向いているので、私は繰り返しの時に重音の付け方を変えて、自分なりの解釈で演奏しています。 国民楽派であるグリーグは、ハリングやスプリンガルなど、ノルウェーの民俗舞踊を主題にした曲をたくさん作曲(あるいは編曲)しています。子供の頃ピアノで弾いた時に、こういうダンスなのだとわかっていれば、もっと練習を楽しめただろうな〜! グリーグを演奏する方の参考になれば嬉しいです。

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        • ノルウェーの音楽と暮らし
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        • アラブ音楽のこと
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          北欧の楽器 ハーディングフェーレの曲を、なるたけポップにしてみた

          今回は「ハーディングフェーレの伝統曲を聴きやすくしてみた」というややふざけたタイトルで、ノルウェーの伝統音楽をアレンジしました。 ノルウェーの伝統音楽って、どうですか?好きですか? わたしは初めてハーディングフェーレ(ノルウェーの伝統楽器)のソロのCDを聴いた時、正直なところ「謎でよくわからない音楽」だと思いました!(爆) ちょっと話が脱線しますが、アイリッシュ音楽も、初めて聴いた本場のCDは、泥臭くてちょっとダサいなと感じました!(爆) 今でこそおしゃれな音楽として定着したアイリッシュ音楽も、バリバリの現地の音は、無印良品でかかっているような洗練された耳馴染みのいい音楽ではありません。 日本で若いアイリッシュ音楽愛好家が増えたのは、John John Festivalやtricolorのような日本のおしゃれなバンドが、ポップでかっこよくて時に泣ける素敵なアレンジを発展させてきたからだと思います。 (素敵なバンドはあげきれないほどたくさんあります!) さてさて、現在の日本には、ハーディングフェーレ伝統曲のおしゃれなアレンジというのは、まだないように感じます。というか世界を見渡しても、ノルウェー本国をみても、日本人の心を揺らすようなものは多くないと思います。 なので、日本人にとっても馴染みやすいような、とはいえノルウェーらしい個性を失わないアレンジを、私がしていこうと思うようになりました。ノルウェーの音楽は微分音が入ったりリズムのゆらぎが強いので、アイリッシュ音楽よりもポップにするのに工夫が必要で、そこが自分にとっては面白いです。 これまで「ノルカルTOKYO」「ティプシプーカ+」「3 tolker」といったユニットでも近いことをやってきたので、聴いたことのない方は各種配信サイトやアルバムでぜひ! こういう気持ちになれたのも、これまで何度もノルウェーに滞在して、かれこれ7年近くノルウェーの伝統曲に取り組んできたからなのかな〜とか、ゴリゴリの伝統曲のアルバム出した後だから自由な気持ちになっているのかな〜とか思っています。 ◆◆◆ 直前のお知らせですが、本日2月27日(日)17:05〜18:50、ちきゅうラジオ (NHKラジオ第1)「世界の民族音楽特集〜弦楽器編」に、ノルウェーの伝統楽器ハーディングフェーレ奏者として出演します!放送から1週間、聴き逃し配信もあります。 https://www4.nhk.or.jp/gr/

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          【北欧 / ケルト】ハーディングフェーレでアイリッシュ音楽を弾いてみた

          今年は、ノルウェーの伝統楽器 ハーディングフェーレで、ジャンルを問わず色んな曲を弾いていきたいと思っています。 今回は、アイルランドのスローリールを、ピアノ伴奏で演奏しました。 ソロアルバムの収録曲を動画にしていくことや、バイオリンでいろいろな国の音楽を演奏する動画を作ることなど、やりたいことは色々あるので、月2ペースぐらいで少しずつ進めていけたらなーと思っています。 基本的にはYouTubeにあげますが、noteにも転載していく予定です。 よかったらみてください👀

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          ハーディングフェーレでクリスマス曲を弾いてみました

          ハーディングフェーレで伝統曲以外も弾けるよ!ってことや、ハーディングフェーレだけでアンサンブルするのも楽しいよ!ってことをお伝えしたくて、動画を撮ってみました。 自分でハーディングフェーレを重ねるのは初の試みだったので、色々な発見がありました。今回の一番大切な発見は、ひとりで演奏しているだけでも既に共鳴して高音域がたくさん聴こえているから、アンサンブルを上に積み重ねても効果が薄いということ。ヴァイオリンだったら高音域で弾くと盛り上がるのですが、ハーディングフェーレでは、低音をなるべく鳴らし続けて、ふわっと空間を広げる感じにするとよさそうです。 今回は久しぶりに二画面の動画を作ろうとしたら、セッティングで何度もミスをして疲れ切った録音になってしまったので、次は演奏に集中したいです。

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          Huldreslått I(ノルウェーの伝統曲)

          昨年リリースした、ブックレットCD『Vetla Jento Mi ~ハーディングフェーレ伝統曲集~』。 ソロ作品なので宣伝するのが気恥ずかしく、レコ発もいまだしておらず、そうこうしているうちに自分でも忘れかけていたのですが、先日友人のアトリエで流れているのを聴いた時に「我ながらいい作品だな!もっとたくさんの人に聴いて読んでもらいたいな!」と思いました。 というわけで、これから、アルバムに収録した曲の動画を少しずつあげていこうと思っています。 よろしければ、ご視聴ください。 作品詳細 https://www.emysakai.com/vetla-jento-mi ご購入はこちらから https://emysk.stores.jp/items/609f65819a5b751c56c01ccc

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          この1年間やっていたこと

          お久しぶりです! 1年間noteをお休みしていた間にも、思いがけずたくさんの方が記事を読んでくださっていたと知り、とても嬉しく思っています。 この期間していたことを、いくつかご紹介します。 1. ブックレットCD『Vetla Jento Mi ~ハーディングフェーレ伝統曲集~』をリリースしました。初めての、ソロ名義でのCDです。ノルウェーの大好きな伝統曲を9つ選び、22ページのブックレットには、9曲すべての楽譜と解説、ハーディングフェーレに関する情報をまとめました。 ハ

          当面の間、noteをお休みします。 執筆・講演・レッスン依頼等は emy@camelmusic.net までお気軽にどうぞ!

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          ノルウェー民俗音楽入門⑨ 〜民俗楽器いろいろ③ セリエフルート、山笛、ヤギの角、アコーディオン、太鼓など〜

          今月も終わるので、今回は色々なノルウェー民俗楽器をまとめてざくっとご紹介します。いずれも、製作者にコンタクトを取れば比較的入手しやすいのに日本で演奏する人はまだ多くない穴場楽器ですが、日本の気候だとメンテナンスが大変なものも含まれるので、その点はご注意ください。 セリエフルート Seljefløyte日本では「柳の笛」とも呼ばれることの多い横笛。 伝統的には、ノルウェーの長い冬の終わりに出てくる柳の新芽を使って作られる、春限定の笛だったそうです。芽が固くなる前の2週間ほど

          ノルウェー民俗音楽入門⑨ 〜民俗楽器いろいろ③ セリエフルート、山笛、ヤギの角、アコーディオン、太鼓など〜

          ノルウェー民俗音楽入門⑧ 〜おすすめオンラインコンテンツ5選〜

          ハーモニーフィールズさんが主催している北欧の「おうちで」音楽ピクニック 2020 の動画が、ちょうどいま公開されました!Youtubeでのプレミア公開、つまりライブ配信なので、もし運良くいいタイミングでこのnoteを読んでくださった方がいたら、ぜひ御覧ください。私の動画は13:45頃に流れそうです。ハーディングフェーレ(など)を弾いています。 今回は、私が日々触れている北欧音楽系オンラインコンテンツの中から5つご紹介します。尚、私の関心のあるコンテンツなので、ノルウェー及び

          ノルウェー民俗音楽入門⑧ 〜おすすめオンラインコンテンツ5選〜

          ノルウェー民俗音楽入門⑦ 〜民俗楽器いろいろ② 口琴 munnharpe〜

          ノルウェー民俗楽器紹介、今回は口琴 munnharpe です。 口琴は世界中で使われている楽器で、日本にはアイヌ民族が伝えてきた竹でできた口琴、ムックリがあります。 口琴について詳しく知りたい方は→日本口琴協会ホームページ 各地域でその風土に合った素材で作られてきた口琴、ノルウェーは鉄製のものを使います。 口琴は音が小さく、ある程度広いパフォーマンスの場ではマイクが必須になるので、映像になるとマイクが口元に被って手元が見えないものが多いです。その中でこの映像は比較的見や

          ノルウェー民俗音楽入門⑦ 〜民俗楽器いろいろ② 口琴 munnharpe〜

          ノルウェー民俗音楽入門⑥ 〜民俗楽器いろいろ① ランゲレイク〜

          ハーモニーフィールズさんが主催している、北欧の「おうちで」音楽ピクニック 2020 という企画に参加しています。 北欧の「おうちで」音楽ピクニック 2020 公式HP 6月21日(日)に国内外の北欧系アーティストの映像がアップされる予定ですが、ホームページでは既に北欧各国の紹介や生活スタイルのコラムが続々と更新されています。とても読み応えがあるのでぜひ!グッズ販売などもあります◯ 折角なので私も便乗して、今月は「ノルウェー民俗音楽入門」シリーズに戻って民俗楽器をご紹介し

          ノルウェー民俗音楽入門⑥ 〜民俗楽器いろいろ① ランゲレイク〜

          どこからが曲? 〜ベネズエラ音楽を聴いて考えたこと〜

          「じゃああの曲やろうよ!」とか「この曲いいよね!」とかみんなが気軽に使っている「曲」という言葉について、最近改めて考えています。 「曲」とは鳥の声が音楽に聴こえたとしても人が手を加えて組み立てるまでは曲にはならないし(もちろんある人にとって「音楽」かもしれない。鳥にとっては会話でも。)、現代音楽がただのノイズに聴こえたとしても、それは作曲者が「曲だ」と主張する限りきっと「曲」です。 ここまで極端な例ではなく、時代を経て受け継がれてきた民族音楽(民俗音楽)、ここではその中で

          どこからが曲? 〜ベネズエラ音楽を聴いて考えたこと〜

          私の日々の制作や練習の方法

          勤めていた藝大の保健管理センターから、どうやったらリモートワークがうまくいくのかというメールが届きました。そこに書いてあったひとつめの方法は「まず着替えること」。その後「仕事をする場にはそれ以外のものを置かない」とか「休憩をこまめに取る」とか、いくつかの項目が続いていました。 仕事に週明けに東京も緊急事態宣言が解除されたらネタとしては古くなるのかな と思いつつ、私も自分の仕事の仕方を公開してみます。 仕事への取り掛かり方①朝イチで音楽室に直行し、パソコンとスピーカーの電源

          私の日々の制作や練習の方法