衣紋 掛 “K” i! (i_screamer)

おはよう。、世界。!衣紋 掛(EMON KAKERU)と申します。気紛れに物事を綴りま…

衣紋 掛 “K” i! (i_screamer)

おはよう。、世界。!衣紋 掛(EMON KAKERU)と申します。気紛れに物事を綴ります。 生きとし生けるものは常にアップデートし続ける。一瞬たりとも同じ私はいない。 youtube https://youtube.com/@emxtbssytb

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最近の記事

#EMONism 36

こんばんは。、世界。。 中秋の名月。スマホの写真じゃもはやピンホールみたいな月のその向こう側にはもう一つの世界があって、もうひとりの私がいる。 クレーターと呼ばれる陰影はあちら側に建つ町並みや木々や人々の影なのだ。 そして、その中で唯一ひとりだけこちら側を確信して見つめている人物がいる。その人物こそがもうひとりの私なのだ。それはあちら側も同じ様に感じているんだよ、ほら… ほら今、目が合った。、ってね。

    • #EMONism 35

      おやすみ。、世界。。 filter: category /fade. filtername /ame_no_temae. 潤いをはらんだ、やわらかな月。欠けているのに満ちている。 それは、潤いがあるからである。人もきっと同じことだろう。

      • #EMONism 34

        こんばんは。、世界。。 夕刻。空に髑髏がゆらり、赤々と染まる 。もうすぐ訪れる宵闇の始まりは深々と冥色、今際の際をイメージさせる。 私達は常に生死を繰り返している。

        • #EMONism 33

          おやすみ。、世界。。 船上。 窓は、穏やかに弧を描く。それは、角を作れば波風や潮によりそこにばかり衝撃/力が集中してしまい、破損を招くからである。 つまり、それというのは乗り込む人々や様々な命(これには多くの意味を含む)をまもるために描かれる曲線なのだ。 これは人にも同じように当てはめることが出来るだろう。 人もまた、弧を描け。 まるくあれ、角には負荷がかかり過ぎる。 まあるくあれ、激しい波の時こそ。 それが互いをまもりあえる、本当の力強さだろう。

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        • phase“0”
          5本

        記事

          ポジティブな死にたい気持ちについて。

          ポジティブに死にたいときってないですか。、 たとえば今日のように晴々とした青々とした空にちぎりたての清潔な雲が浮かび、心地好いそよ風の吹くしずかでおだやかで清々しい日です。 ここでもっとも重要なのは、ネガティブではなくポジティブに、だということです。 それは、いずれ来るその時がこうであって欲しいという思いの反映/表面化現象なのでしょうか。 そんなことを思いながら私は気分良くぼーっとしています。

          ポジティブな死にたい気持ちについて。

          一処に繋がる、もともとひとつの世界。

          葛藤しているあなたは美しい人です。 それはきっと私と似た匂いを(自分勝手に)感じて感銘しているからに他なりません。人はそれぞれ人という区別の中で全く違った性質を持っており、この沢山の世界に(というより各々の世界が)点在しています。 それは曖昧な、とても曖昧な境界線で仕切られており、その仕切りはあなた自身であったり私自身が決めた(無意識下/意識下)ルールに則っています。 しかし実は“すべて”と言われるモノはなにもかもが一処に繋がっており、それを私達は“源流”のようなものを

          一処に繋がる、もともとひとつの世界。

          #EMONism 32

          おやすみ。、世界。。 奇跡の岩も、人間にかかれば生活の一部。 そもそも奇跡だと思っているのも人間なら、それらを破壊し嘆くのも人間。 そんなゴタクを並べる暇も無く、すべて消し去るときがくるのだろうか。 よく分からないが美しさと醜さはよく似ているとよく思う。だから懐かしさと美しさも似ていると感じる。美化された過去は過去ではなく現在の醜さだ。その醜さに美しさを見ている。あの日切り取った都合のいい記事を見ている。写真を、文字を、それらを見ている。過去だってきっと醜いだろう。だが

          死んだあの子。

          あの日死んでしまったあの子らの事を考えていた。あの日自ら命をたったあの人のことを考えていた。似た仕草や似た風景が、懐かしい気がする知らないそれらがそうさせる。物質とは一体何なのか、身体とは何なのか。どうしてかなしくなるのだろう。何で泣いてるんだろう。まるで天気と同じ。晴れも雨も曇りもあるのが当たり前と言わんばかりに。バイオリズムというやつだろうか。全てはまるで違うようでどこか似ていて、きっとそうしてみていくと全部おんなじなんだろうと思う。 とにかく私は今、とてもかなしいよ。

          蜻蛉一匹 蓮の上。

          蓮花の落ちたまあるい跡地に(あのシャワーヘッドの様なやつだ。まだ緑色をしている)寝ていた蜻蛉一匹、そうっと指を近づけたら、ピリッと羽を動かし起きた。そのまま彼/彼女は両手で交互に寝惚けた目玉を擦り、飛んだ!と思ったら、ひと息私の腕にとまったではないか‥!私がすかさずレンズを向けると“そうはいかないぞ”と言わんばかりにまた飛びたち、直ぐ側の蓮の葉に落ち着いた。先程磨かれたのであろう大きな目玉は、朝日を反射しピカピカに光っていた。 これは今朝、私がとんぼに遊ばれた話である。

          海辺の銀河系

          フナムシはとても恥ずかしがり屋で臆病だ。 そんなフナムシ達には沢山の種族がいるが、その中には銀河の様な柄をした種族もいる。 彼らは自分達の在りし意味を知るかの様に、波にえぐられた洞窟の様な暗闇にひっそりと群れを成し佇んでいる。 暗闇の銀河、海辺のギャラクシー。 蒼き星々。 私がその美しき星々をよく見ようと近づくと、銀河は一瞬にして流星群となり、そこにはもう、ただポッカリとした暗闇と、打ち寄せる波音だけが残るのであった。

          守りたいものの為なら悪事もはたらくのが人間だとするなら、正しさも美しさもそれらは全て醜さから生まれるのではないか。 それを綺麗事のように美しく魅せるのもまた人間だ。 美しさのなかの醜さを見逃してはならない。その醜さを知らずして美しさなどわかろうものか。

          守りたいものの為なら悪事もはたらくのが人間だとするなら、正しさも美しさもそれらは全て醜さから生まれるのではないか。 それを綺麗事のように美しく魅せるのもまた人間だ。 美しさのなかの醜さを見逃してはならない。その醜さを知らずして美しさなどわかろうものか。

          失ったからこそ得たのだ。死が生を、生が死を強調し合うのだ。

          失ったからこそ得たのだ。死が生を、生が死を強調し合うのだ。

          全ては私の中に在る。

          私は何だってできる。太陽だってつかまえられる。できないことなんて、ないんだ。 生きていることは奇跡の連続だ。言葉にすればチープになるのは、言葉さえも不完全なツールだからに他ならない。 いのちはきらきらと輝いている。だけど本当に呆気なくて、気持ちなんて追いつかない、どんな言葉にも数字にも表せない単位で散りばめられていく。 私が生きていることは、死んでいることと等しい。いのちが輝くのはこの世界に死があるからだ。 それを知ったら、いのちはもっときらきらしだした。生きることに

          全ては私の中に在る。

          生きることは、死ぬということ。

          ひと足早い墓参りとなったあの日、“鼓太郎”と父が呼んだら、それまで静かだった木々の隅々から一斉に蝉たちが鳴き出した。まるで返事をしたかのようだった。それから数週間後、鼓太郎の墓の隣にはひとつ、またひとつと墓が増えた。命のあっけなさに嗚咽を漏らしながら、そうやって鼓太郎を呼んだときの様にマグやチョビとも何処かで繋がっているんだろうと、そう思った。いのちはあっけなく燃え尽きる。でもそれが生きていることなんだと思う。 生きてるって奇跡だ。死ぬときはあっけないよ。本当に…なんてあっ

          生きることは、死ぬということ。

          #EMONism 31

          こんにちは。、世界。。 ____血の味がする。 絶命した鯛が吐き出した血の塊を海に放り投げのだ。エメラルドグリーンの海に映えて、赤々とユラユラと、美しき気品さえ感じた。 しかしその気高き血潮もつかの間、あっという間に小魚共に喰い付くされてしまった。死と生は同じなのだ、どいつもこいつも。当たり前の様に。

          #EMONism 30

          必然は偶然、だから偶然を大切にしたい。 好きなものを好きといいたい。 あなたのことも、わたしのことも。 ただ生きているだけがいい、呼吸が愛おしい。 そこから音がする、生きた音がする。 営みがある。脈々と流れる血/地(≒土)の匂いがする。 泥だらけのてのひらの匂いを嗅いだ。 これは、確かに君の匂いだ。 君の匂いが、したんだ。 さようなら、ただいま。 おかえり、また逢おう。