昔下着屋で視姦してしまった話
視姦とは
【注意】はじめに
この記事は視姦を肯定するものではありません。
注意喚起を目的としたものなので、そのことを前提としてお読み下さい。
言い訳になってしまいますが、その日の私はかなり疲れていました。
疲れていると普段しない思考や行動をしてしまうリスクが高くなるので、普段から注意しておく必要があります。
真面目な記事になっていますので、性嗜好障害、性癖などに苦しんでいる方にお読みいただければと思います。
綺麗な女性を見てしまう癖
私は綺麗な女性を見かけると、つい見てしまう癖がありました。
それ自体はダメなことだとは思っていませんでした。
しかしその癖が行き過ぎると『視姦』になるのだなと、この出来事で改めて認識することになるのでした…
男が下着屋を見てはいけないタブー
とある日、目的地に向かう途中で下着屋の前を通りました。
下着屋の前を通る際、男性は目線を逸らしますよね。
その時の私は『なぜ目線を逸らすのだろう?』と疑問に思ってしまったのです。
・男は女性用下着に用がないから?
→でも集中力を高めるために女性用下着を履く男がいたなぁ…
・店員や客の下着姿を想像していると思われてしまうから?
→それこそ被害妄想じゃないのか…?
そんな風に考えてしまい、自分の中で納得がいかなくなってしまいました。
私は答えを見つけ出すため、下着屋を見続けてしまったのです。
するとそこには可愛い金髪の店員さんがいました。
彼女は体のラインがくっきり分かる服なのにもかかわらず、無防備に両手を上げ、商品を整えていました。
釘付けになってしまった私は、つい立ち止まってしまいました。
そして私の視線に気づかない彼女を見続けてしまいました。
しばらくしてから、彼女と目が合いました。
『え、何ですか??』といったような表情で二度見三度見されましたが、疲れていた私は『ぼー…』っと彼女を見続けてしまいました。
我に帰った私は『まずい!見すぎた』と思い、再び歩き始めました。
これで終わっていれば、私の考えは以前のままだったかもしれません…
予想外の罵倒
「あれめっちゃキモかったな!」
「店員さんかわいそう!!」
後ろから一人の女性の声が聞こえました。
振り返るとそこには、カップルが私の後ろを歩いていました。
男性の声は聞こえませんでしたが、おそらく私の一連の行動を見ていたのだと思います。
自分のことを言っているんだと認識しました。
(あ、自分ってキモいんだ…)
M男である私でも、その時は興奮しませんでした。
タブーの答え
大人になると、自分を叱ってくれる人はいなくなります。
私はカップルの女性に『キモかった』と言われて、反省し答えを見出すことができました。
『なぜ下着屋で目線を逸らすのだろう?』
→その答えはシンプルに『女性にとって怖いから』です。
公共の場で、男性が女性の下着を見続けている姿は怖いと思います。
不審的な男、何かするのではないか、と思われても仕方がありません。
その視線の先が女性ともなれば、その恐怖は倍増することでしょう。
当時余裕がなかった私は、そんなことすら相手の立場で相手のことを考えることができなかったのです。
それと同時に『常人の感性』を失いかけたことを認識しました…
大切にすべき『常人の感性』
「キモい」などという言葉は、我々にとってはご褒美です。
また、蔑まれるも同意です。
下着屋の前で起きた出来事は、一見ご褒美とも言えます。
しかし女性にとっては『それどころではない』のです。
先ほどにも述べましたが、興奮しなかった私はまだ『常人の感性』でした。
これに興奮してしまうと、『常人ではない感性』になってしまいます。
『常人ではない感性』とは『触法的な行為で女性のリアクションに興奮してしまう感性』ことです。
『露出癖』や『痴漢』なども該当する部分があります。
露出したり体を触る行為そのものに興奮するのではなく、裸を見て驚く女性や体を触られて怖がる女性のリアクションに対して興奮するのです。
『常人の感性』を失うと、自己を客観視することは極めて難しくなります。
当たり前のことですが、非日常なSMプレイで「キモい!」と言われる興奮を、日常に持ってきてはいけないということです…
M男の生きづらさ
現代ではポルノが、昔以上に様々なジャンルで溢れかえっています。
偏った性癖があっても、いくらでも満たせるほどになりました。
それは良い反面、自分の中でその性癖が強固なものになっていくことを意味します。
その性癖を一切捨てる覚悟がないのであれば、常に日常と非日常を区別しながら生活する必要があります。
それは女性には絶対に分からない苦労ですが、それでもやり遂げなければならないのです。
偉そうに語ってきましたが、もちろん私もその境界線が無くならないように意識し続けることに必死な身分です。
世の中は、ドMであればある程『器用さが求められる』のです。