えむし

酒とタバコと映画が好きな女の備忘録

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最近の記事

忘れられない男とは

この歳まで生きてきて学んだことは、 ・考え事は夜中にすべきではないこと ・病んでいる時こそ、部屋の掃除をしてじっくり湯船につかること ・寝たら大概のことは忘れられること これでおおかた乗り越えられる。 それでも乗り越えられない、ずっと脳裏に焼き付いている人がいる。 喫茶店でコーヒーを飲んでいるとき、美容室でバッサリ髪を切ったとき、昔聞いていた曲を聴いたとき、ふとした時に思い返す人がいる。 その人は、7つ年上で6年付き合っている彼女がいた。 結婚願望はとても強くて、理

    • 自虐ネタと整形

      自虐ネタというものがあまり好きではない。だが、この世をうまく生きていく為には時には必要とされるものでもある。なんとも世知辛い世の中だ。 なんの気に無しに投げかけられる言葉として、「太った?」とか「ブス」とか書いていて悲しくなる様な言葉だ。 この言葉に対して傷つきながらも「もーやだーデブス通りまーす」みたいな感じでよく返していた。 実際のところ可愛いわけじゃないし、逸材でもない。身の程も知ってたから、いい感じに会話を回す潤滑油みたいな感じで自虐ネタを使っていた。 可愛い子

      • あなたの為という呪い

        今回は、私のちょっとしたぼやきを書いていこうと思う。ものすごく偏見の塊になっているのであしからず。 他人から言われるアドバイスというものは、基本的には価値観の押し付けだと思う。 その押し付けられた価値観の中から、自分自身で選別をして、これは今の自分に必要なものだ。これは今まで考えはしなかった事だが一理ある。みたいな感じで受け入れていくのだと思っている。 だが、「これは貴女の為を思って言っているんだよ。」という言葉を使う人のアドバイスは、大概は聞かなくていいものだとも思って

        • 幸せにゴールは必要ない

          「結婚なんて若いうちにしなきゃダメなの。物事の分別がついたらできないんだから」 これは生前の樹木希林さんの名言だ。 19歳で結婚をして、結婚生活1年満たずでスピード離婚をした私には、何とも考え深い言葉だと感じた。 どうして子供ができたわけでもないのに、そんなに早い歳に結婚したの?なんて事は、一番に聞かれるセリフだ。 当時の私は、この人が私の人生の全てだと思っていたし、浮気性な男だったけど、この人が死んだ時に私が喪主を努められれば、それでいいと考えていた。 でもそれは、

        忘れられない男とは

          恥の多い人生とは

          『恥の多い人生を送ってきました』 太宰治の人間失格にはこの言葉がある。 ある時、この言葉を目にした時に 私のこの恥の多い人生の備忘録を書こうと、ふと思った。 私には3人の兄弟がいる。 3人共父親が違うという、この時点で何ともクレイジーな匂いがする家にいた。 私の記憶のある時点では、すでに私の父親は他界しており母との二人暮らしであった。 父方の親戚は裕福な家庭で、貧乏な家庭で育ってきた母親をよくいびっていたのが記憶にある。 いわゆる嫁姑問題だ。 母が19歳の時に姉を出産

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