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限界にきたのでXをやめます、というおはなし

突然ですが、Xでの積極的な発信をやめようと思いました。

なぜそのような結論に至ったのか、わたしのSNSに対する考え方なども含めて書いていきます。

Xをはじめたきっかけ

わたしがX(旧Twitter)に登録したのは、まだ青い鳥がトレードマークだった2021年2月のこと。
小説投稿サイトに自作小説を公開しよう! と思ったのがきっかけです。

ただ小説を公開するだけでは、誰にも読んでもらえません。

だからSNSでいろいろな方たちとつながって、読者を増やしていきたい。同時に、同じ創作者の方と意見交換や交流をして、刺激を受けたい。

そんな気持ちから、アカウントを開設しました。

楽しい交流

最初は楽しかったです。

同じように小説を執筆されている人とつながり、お互いの作品を読み合い、交流を深めていく。
それが刺激になりましたし、いまでもよくある「RTした人の小説を読みに行く」というタグにも、積極的に参加していました。

そのおかげでフォロワーも少しずつ増えて、小説の読者もぽつぽつ増加。
やっぱり、SNSを使って正解だったなと思っていました。

抱きはじめた違和感

しかしあるとき、ふと思います。

相互フォローは増えたものの、そのうちどのくらいのユーザーとやり取りしているのだろう?と。

フォロワーは3桁なのに、交流をしているのは数人。
ほとんどのフォロワーが、わたしの投稿にリプどころかいいね、RTなどの反応を一切していませんでした。

そこで気がつきます。フォロワーの大半が「読みたい」人ではなく「読んでほしい」人だったのです。

あなたのも読んだから、自分の小説も読んでね。読んでくれないなら、もうあなたの小説や投稿には興味ないよ。

そのような考えを持つ方が結構いらっしゃるのだと、そのとき感じました。

もちろんそんな方ばかりではなく、純粋に創作者同士の交流を楽しんでいるユーザーもたくさんいらっしゃいます。

そのような方たちとのやり取りは楽しかったし、その時点では「もうやめようかな」とは思いませんでした。

第1次イヤイヤ期

ですが「そのとき」がやってきました。

昨年初めくらいからでしょうか。
Twitterが「おすすめ」欄をゴリ押ししてきたのです。

わたしは、フォローしている方のポストを時系列見たい。それだけでいいのに。
アプリを開くと、まず「おすすめ」が表示されます。
そして創作関係の投稿が多かったため、同じように小説を執筆されている方の投稿がおすすめに出てくるのですが……

なにこれ治安悪っ!!!

そう。この界隈には比較的声の大きい方が多く、それに対してまた声の大きい方が反論して喧々諤々としていたのです。

「小説を書くなら〇〇すべき」
「こういう作家はプロになれない」

断定、決めつけ口調で語っていて、それに対して怒りや共感や悲しみなどさまざまな感情がリプや引用RTに溢れていて……

ダメだ、無理、疲れる!

となりました。

やり取りのあるフォロワーさんには、そのように強い口調で決めつけるような方はいらっしゃらなかったのですが……
おすすめ欄のせいで、見たくもないものが目に入るようになってしまいました。

そしてさらに追い打ちをかける出来事が。

フォロワーさんのフォロワーに、おそらく読んでもいないわたしの小説について暴言を投げつけられました。

わたしはそのユーザーをフォローしていませんし、フォローされてもいない。というか、わたしからすれば「あんた誰?」です。

読んでいない人からなにを言われても別にいいのですが、それまでまったく絡みがなかった人に突然攻撃されるという、SNS特有の闇に嫌気がさしました。

ここで、第1次Xイヤイヤ期が訪れたのです。

少し浮上……からの第2次イヤイヤ期突入

第1次Xイヤイヤ期は、昨年の10月くらいでした。

TwitterからXになり、青い鳥がどこかへ飛び去ってしまい、仕様もアレコレと変わり……
ということも重なったため、しばらく離れることにしました。

平穏な日々。
やっぱり、SNS……特にXは疲弊するものなのねと再認識します。

そんなとき、電子書籍を出すことが決まりました。

わたしのような完全に無名の人間が出すわけですから、結構がんばって宣伝をしなければ……
と思い、再びXを動かすことにしたのです。

相変わらず、おすすめ欄を見せたがる仕様。
しかし野球(おもにヤクルトスワローズ)のポストばかり見ているうちに、おすすめに表示される内容がちなヤクつば九郎に染まってきました。

これなら大丈夫かもしれない。
無理にフォロワーを増やそうとせず、自分のできる範囲でコミュニケーションをとっていけば、そこまで疲れないのでは?

そう思って、ぼちぼちとマイペースに運用をすることにしました。

が、やっぱり無理だった\(^o^)/

最初の頃のように「あぁ、楽しいな」と思えない。
フォロワーさんとのやり取りも、妙に気を遣いまくってしまう。
だけど電子書籍を出すし、少しでも露出を増やしておかねば。

でもなんだか、そんなに宣伝効果があるとは思えない。

そりゃそうだ。だって、フォロワーを増やすために動いてこなかったんだから。
限定的なコミュニケーションで運用していたんだから。

あれ、これってやる意味……ある??

そんなときに、わたしとフォロワーさんとの会話を引き合いにして、全然知らない方から暴言DMが届きました。

わたしが悪いのは間違いないのですが、なぜなにも関係のない人から一方的に罵倒されるのだろう??
ああそうだ、Xってもともと、こういうことが多いツールだった。

メールアドレスさえ複数持っていれば、いくらでも匿名でアカウント作成ができる。
そしてなんの関係もない人に対して、サンドバッグのごとく攻撃ができる。DMに限らず、他人を攻撃するような投稿がボロボロ溢れている世界だった。

そして最近は特にスパムアカウントが多すぎる!!!!!

一気に第2次時Xイヤイヤ期に突入したわたしは、ついに決意しました。

もう、やーーーーーめた!!!

今後の運用について

というわけで、Xから距離を置くことにしました。

とはいえ、完全にアカウントを削除するわけではありません。
ほとんど意味はないかもしれませんが、宣伝というかお知らせのポストはするつもりです。

少しではありますが、今回の電子書籍出版に際してつながってくださった方もいらっしゃいますし、【ナナシの神様】下巻もこれから発売するわけですからね。

第1次イヤイヤ期と違うのは、スマホからXのアプリを消したということです。

スマホでなんとなくXを覗く、という時間がなくなると、結構ゆとりができました。
もともとだらだらとタイムラインを眺めるようなことはなかったものの、このほんの数分の積み重ねって、結構時間を食っていたのだなと実感。

アプリを消したことで通知は来なくなりましたし、仕事や小説の執筆に、より集中できるようになった気がします。(まだ数日ですが)

やはりわたしは、反射的に短い文章を投稿するツールよりも、noteのようにじっくりしっかり考えて言葉を綴るツールのほうが合っている。

そう感じたので、これからnoteとInstagramでの発信を中心にしたいと思います。

長くなりましたが
Xをやめます、というお話でした!

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