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ドラクエは人生だ!~ネタバレ有のドラクエ5語り~

ここ最近、スマホでドラゴンクエスト5をプレイしていました。
もう何度目なんだって話ですが。定期的にやりたくなっちゃうんですよね。

そしてクリアしましたので、思いっきりドラクエ5語りをしたいと思います。タイトルの通りネタバレ有です!!

ドラクエ5iOS版

ドラクエ5は、シリーズの中でも屈指の人気を誇るタイトルだと思います。
そう考える理由は、次の4つです。

  • 「人生」を感じるストーリー

  • 主人公が勇者ではない

  • モンスターが仲間になる

  • 結婚イベント

「人生」を感じるストーリー

ドラクエ5は、父・パパスとともに旅をする6歳の子ども時代から物語がスタートします。主人公が子どもの状態でスタートするというのは、ほかのシリーズタイトルにはないことですよね。

そして幼なじみ・ビアンカとのお化け退治や父との別れを経て、主人公が成長。子どもから青年になります。

成長過程の10年間は、ラインハットの王子・ヘンリーとともに奴隷として働かされるという非常に過酷な環境なわけですが……そのような境遇も、プレーヤーの感情を揺さぶる要素のひとつです。

奴隷生活から抜け出し、「母は生きている」というパパスの遺言を胸に、自分の母親と伝説の勇者を探すことにする主人公。
果てしない旅の道中で、生涯の伴侶と出会うことになります。

さらにパパスがグランバニアの王だったことが判明し、主人公は王位を継承。同時に妻が双子の男女を出産して、幸せの絶頂に。

しかしそれも束の間、パパスの仇であるゲマに妻ともども石にされるという悲劇が襲います。

憎きゲマ

時は流れ8年後、成長した子どもたちに助けられて石化が解けると、自分の息子こそが伝説の勇者だったことを知ります。

母、そして離ればなれになった妻を探すため、子どもたちとともに再び旅に出る主人公……

最後は魔界の王ミルドラースを倒してハッピーエンドになりますが、なんて苦労の多い人生なんだ!!!

しかし、この主人公の成長とともにストーリーが進んでいくところが、ドラクエ5最大の魅力だと思います!!

主人公が勇者ではない

ドラクエ=勇者の物語ですが、主人公は伝説の勇者ではありません。これもドラクエシリーズでは異色といえるのではないでしょうか。

青年時代のスタート直後に、パパスがサンタローズの洞窟に隠していた『天空のつるぎ』を見つけるわけですが、この時点で主人公がそれを装備できないことが判明してしまいます。

え、じゃあ誰が伝説の勇者なの?

なんの情報も持っていない初見プレイ時には、誰もがそう思ったはず。

先述の通り、伝説の勇者は妻との間に生まれた息子だったので、主人公は勇者の父親というドラクエ主人公のなかで唯一無二の肩書きを持つことになるわけですw

モンスターが仲間になる

勇者ではなかった主人公ですが、彼には不思議な力がありました。

主人公の母親マーサは魔界の封印を守っているエルヘブンの民で、一族のなかでも非常に強力な力を持っていたといいます。
マーサは魔物とも心を通わせることができて、主人公はこの母親の血を色濃く受け継いでいたわけですね。

というわけで、青年時代のスタート直後から、彼はモンスターを仲間にすることができるようになります。

仲間にならないモンスターもいれば、非常に稀にしか仲間にできないモンスターもいるわけで……

歓喜の瞬間

非常に仲間になりにくい、だけど超強力なモンスターが仲間になったときの喜び。
これこそドラクエ5の醍醐味だ!
といえるでしょうっ!!

結婚イベント

最後に、ドラクエ5といえばコレです。

人生の岐路、結婚イベント!!

母親と伝説の勇者を探す旅の道中で、主人公はサラボナの大富豪・ルドマンが『天空の盾』を持っていることを知ります。

そこで屋敷を訪ねてみると、自分の娘・フローラの結婚相手に『天空の盾』を譲るというルドマン。さらに結婚相手の条件として出したのが、世界のどこかにあるという『ほのおのリング』と『みずのリング』を探し出すことでした。

別に結婚したいわけじゃないけれど、仕方なく流れでフローラ争奪戦に参加することになっちゃった主人公。(わたしにはそう思えますw)
そしてリング探しの道中で、幼なじみのビアンカと10年ぶりに再会します。

ビアンカの協力もあって、無事にふたつのリングを見つけ出し、いよいよフローラと結婚……
かと思いきや、フローラのひと言でビアンカとフローラ、そしてリメイク版ではフローラの姉のデボラも入れた3人のなかから結婚相手を選ぶことに。

ここでファンの間では結婚相手論争が起こるわけですねw
ちなみにわたしはというと……

幼なじみと結婚しました!

ビアンカしか選べない人間です。

性能面、そしてルドマンからの援助を考えると、フローラを選ぶという人もいるでしょう。

しかしわたしはストーリー的にもビアンカを選ぶほうがいいでしょ!?と思っているので、何度プレイしてもビアンカ以外を選べないのです。

幼なじみで、少しお姉さんで、ちょっと気は強いけれど明るくて優しくて。
どう考えても主人公にピッタリでは?

お嬢様で何不自由なく暮らしてきたフローラと、出会ってすぐに結婚なんて……わたしにはできない……

とはいえ、フローラ派・デボラ派のみなさまを否定するわけではありませんw
自分の好きな相手と結婚する!これが一番です。

とにもかくにも
ドラクエ5には、ほかのシリーズタイトルにはない要素が満載です。

何度も何度もプレイしたくなる。
そしてそのたびにゲマを心から憎み、ヘンリーとの友情に胸を熱くし、パパスやマーサの想いに号泣するのです。

発売からどれだけ月日が流れても、現代のような美麗なグラフィックではなくても、ドラクエ5はずっと名作であり続けると思います。

やはり、ドラクエは人生だ!!!

というわけで、暑苦しいドラクエ5語りでした。

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